2011.02: <九州>福岡県(小呂島)・長崎県(池島・五島列島)

day 84.4 「なぜ結花は“ひょこひょこ”と…」ふっと考える 五島列島・宇久島をうろうろと散策中… ~“普通の女性”とは?~

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201123日(木)ぼくらは、とりあえず、宇久島(うくじま)(長崎県 五島列島最北端の島)の中心にあり島で最も標高が高い城ヶ岳(しろがたけ)へと向かっている。


ルートは適当。島の中心にある標高が高いところへと向かっているので、登り道を行けばいいわけだ。途中、畑に人を見かけ気になったので、寄り道し、牛の飼料となる燕麦(えんばく)に堆肥を撒いていた人から“宇久の子牛”について、教えてもらった。(

歩いていた元の道へと“戻る”のも面白くないので、そこから道が、少しの間畑となり、引き続き、城ヶ岳を目指す。


そんな寄り道をしながらも…ぼくのそばには常に結花がいる。

長崎県 五島列島・宇久島で久しぶりに二人で撮った写真

201010月から、お互いほとんど離れることがないバックパッカー旅生活をしている。トイレ以外…毎日…24時間一緒にいる。

ふっと…考えてしまう…「なんで結花はこのバックパッカー旅に一緒にきているのだろか…」

ぼくが結花を誘ったことが第一にある。結花も田舎が好き。「そりゃ、奥さんだから…隣にいるもんだろう」

いや、例え奥さんでも、この田舎を駆け巡る旅にこなくてもいいわけだ。

しかも、これまでの生活スタイルから激変した道を家とする“ストリートキャンパー”スタイルだ…
これまでの生活スタイルに大転換をしたいがために、このスタイルを選んだ。

長崎県 五島列島・宇久島の東光寺で

「生活に必要となるものを入れたバックパックを担ぎ、旅をしながら自力でぼくらに合った定住先を探す」ことの目的(最近は変わってきているが)はあるものの、「なんで結花はついてきているのか…世間から言えば“なんて安定していない生活なの!”」となる。気になり始めたので、結花に聞いてみた。

「イクちゃんと一緒にいられれば良い。いろいろと楽しい」と言う。出発したときと変わらないシンプルな回答だった。

「そっか~。いろんなところへ行けて、人と出会えて楽しいことは楽しいもんね」と自分…

各県の聞いたことのない田舎で、様々な出会いや新たな発見があり楽しいことは確かだと思う…

でも…“普通の女性”なら、安定した収入がある生活を選ぶと考えるかもしれない。この考え方はでも同じだと思う。安定した職に就き、安定した収入を得る。男女問わず、これが一般的な社会の考え方なんだと思う。

しかし、男女問わず、この社会の考え方のみに沿って過ごす生活スタイルだけが、人生ではないと思う。

長崎県 五島列島・宇久島すっかり旅人。
ダウンの上に…またコートを着こなす結花ちゃん

生活スタイルは一つだけではない。この社会は、“この生き方しかない”と教えるが、それはあくまでもこの社会の考え方であり、そう生きなくてもいいわけである。

「いやー、でもさー、実際難しくない?」と考えるかもしれないが、“ただやろうと思えばできるわけで”、人それぞれ、“実行する”選択肢を持っている。しかし、これまで、“安定”にバランスが偏りすぎた生活をしていたので、将来のことを複雑に考えてしまう。社会はどこにでも存在する…見えない長い将来、“安定”を重視して楽しむか、“冒険”するか。


「人は自由なものとして生まれたが」、社会からの教えなどから“偏見”が積み込まれ、「いたるところで鎖につながれている」(ジャン=ジャック・ルソー)(Man was born free, and everywhere he is in chains. Jean-Jacques Rousseau

“自分にとって普通の生活とはなんだろうか”“社会の考えで埋もれた自分を探せば”自分が信じた考えや発想をベースに、一歩踏み出せるんではないだろうか。

「自分は今の生活スタイルがいいのだろうか?理想のライフスタイルはどんな感じなのだろうか?」もちろん今の状態が好きなら、そのままの状態でいいんだと思う。


最近ではバックパッカーが一番似合ってきている結花ちゃん…

ぼくらは他も見てみたいと思い、新しい生活スタイルを探す旅に出た。
結花と一緒に旅ができることは、純粋に嬉しいし。一人であちこち行く…二人のほうが楽しい…いや…純粋に隣にいる人が、最愛の人だから最高だ。

ぼくは結花の“一緒にいたいから”という一つのシンプルな理由で、一緒にいてくれるところもすごく好きだ。ぼくも同じ想いだから。

なにがあっても、どんな状況でも好きという気持ちだけで、ずっと一緒に居てくれる人を探していた。“純粋にただ好きだから”の気持ち…ただそれだけ。遠回りはいろいろとあったけど…これまでずっと結花を求めていた。

ぼくら二人は、“シンプルな想い”をお互いに抱いているから、どんなことでも上手く進んでいけているんだと思う。



さぁ、あと少しで城ヶ岳…今日の晩御飯どうしようかな…どっかで自炊するかなぁ…
っと…もろもろ思いながら、五島列島 宇久島での散策を続ける。(続く



IKU - INAKA Backpacker

投稿者の記事一覧

1979年1月生まれ、東京生まれ鎌倉と米オレゴン育ち。鎌倉の中学校卒業後、オレゴン州の高校と大学を卒業。現在、石川県鳳珠郡穴水町岩車在住。ソニーやPR会社で広報業務に約10年間携わり、2010年10月、ライフスタイルの選択肢を増やすべく、日本の田舎/地方を中心に、テント・寝袋・自炊道具などを担いだバックパッカー旅を開始。以後2年半にわたり旅を続ける。「テント」ベースから、2012年5月以降は「バン」ベースのバックパッカーになりバンライフ開始。2013年5月、人口約100人の限界集落 能登半島・石川県穴水町岩車に移住。現在は、「田舎への旅」と「田舎でのライフスタイル」の二つを軸に、田舎旅やライフスタイルの情報発信、都市部の人たちが能登の暮らしを体感できる「“ざっくばらん”な田舎ライフスタイル体験」の提供を行なうほか、東京のスタートアップ/ベンチャー企業、移住先・能登や静岡県の中小企業の広報サポート、地域活性プロジェクトサポートにもリモートワークで従事。また、ブログやウェブ制作、写真、執筆活動なども行なっている。移住先で自宅がある岩車の隣の地区 穴水町川尻では、シェアハウス・サテライトオフィスなど多目的・多機能の「田舎バックパッカーハウス」、そこに併設する“住める駐車場”であり長期滞在可能な車中泊スポット「バンライフ・ステーション」も運営。現在、東京の“バンライフ”のCarstay(カーステイ)で広報責任者として関わりつつも、静岡県島田市で幻のきのこ“はなびらたけ”「ホホホタケ」を生産する大井川電機製作所、石川県輪島市では国産漆だけでアート作品をつくる“芯漆(しんしつ)”の山崖松花堂などの広報を担当する。移住先・石川県穴水町岩車で育てられた牡蠣の販売もサポートする。

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コメント

    • Shigeo Murao
    • 2012年 5月 30日 10:15am

    やっぱり、泣かすね〜(笑) イクとユカちゃんは幸せもんだ

    • Shigeo Murao
    • 2012年 5月 30日 10:14am

    泣かすね〜

    • Sayo Lenny Liu
    • 2012年 5月 30日 10:14am

    いく〜、この幸せ者〜!もうごちそうさまさまです。こんなにかわいい奥さんもらっちゃったなんて!旦那さんのしたいことにとことんついてきてくれる奥さんなんて、今時なかなかいないよ〜。愛情プラス、二人の目的が同じところにあるということだね。お互い大切にしこれからもし幸せにね〜。あなたたちにあった定住先とはいったいどこになるんだろうね。ところでいつ結婚したの???

    • Yasuhiro Takeda
    • 2012年 5月 30日 10:14am

    自分の人生をだれと過ごすのか。とても大切なことだと思います。シンプルであればあるほど、思いは深くなるのかな。人生の冒険を頑張りましょう。

    • Maki Shino Sugimoto
    • 2012年 5月 30日 10:13am

    いくま、That's exactly correct I think! やーなんか小さいころから生馬のこと知ってるからこんなナイスな大人になってびっくりすると同時に喜ばしいわ!!!押しつけがましくなく素敵な考えと思うー!!今度鎌倉にゆっくりいられる時&私も行かれそうなときお酒でも飲みながら話そうよー!!!.

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