2010年10月20日(水) – 途中、またまた“逆”ヒッチハイクしてくれたおじさんのおかげで、ぼくら田舎バックパッカー夫婦はようやく、「ランプの宿」(葭ヶ浦温泉)に到着した。(前回のストーリーはこちら)
バスで真浦まで向かう途中、バスの中で、奈良県出身のおばさん二人に出会い、「ランプの宿」について聞いていたが、まさか、ぼくらも「ランプの宿」へ行くことになるとは思ってなかった。(そのときのお話しはこちら)
「ランプの宿」は、海岸の岩沿いにあり、一歩踏み出せば海の中。宿は、黒い瓦の屋根で、古風な日本的な創り。
宿内や外の明かりはランプではなく電気だが、夕方の雰囲気をイメージさせるロウソクのようなランプが至る所に灯されていた。
正直、お風呂は、ぼくらが入ってきた銭湯や温泉ほど、気持ちよくなかったが、海目の前の露天風呂。
部屋は満室だったが、ちょうど食事の時間だったようで、お風呂には誰も入ってなかった。
結花は女湯を、ぼくは男湯を、独りゆっくりと入った。
お風呂の値段は1人1,000円と高いが、ぼくらはとりあえず、頭が痒かったし、とにかくお風呂に入りたかった。体を洗って、お風呂でのんびりリラックス。
お風呂の後、受付付近で、数本の缶ビールと、おつまみを買って、囲炉裏がある休憩所でくつろいだ。一日中歩いていたので、かなり血行がよくなり、ビール一缶でぼくらの顔は真っ赤になってしまった。
そして、満室の「ランプの宿」で、ぼくらは「お泊まり交渉」をしようとする。
かなり疲れていたので、宿のオーナーに、駐車場でテントを張っても良いか交渉をした。しかし、ぼくらを許可してしまうと、今後、他の人たちも許可しなければいけなくなるとのことで、交渉決裂となった。残念。
まぁ、それが普通の宿泊施設の対応だ。しかし、ここの「ランプの宿」の人たちの対応は紳士だった。こっちが無理なお願いをしているのにも関わらず、わざわざマネージャーが出てきて、「申し訳ございませんが…」と丁重に断ってくれたのだ。
宿は一泊2万円以上。休みたかったが、テントを持っているぼくらは、そこまでの大金を払う気にならない…というか、「そこまで金銭的な余裕はない」のほうが、はるかに大きい理由だ。
さて…それはそうと…今日のテント泊…どうする?!(続きはこちら)
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