2011年2月1日(火) – ぼくらは今、池島にいる。ここは東シナ海に浮かぶ長崎県の小さな島。昨晩、Iさん宅に泊めさせてもらった。池島には温かく優しい人が多い。今朝7:00に起きて、ご飯に、生卵かけ納豆、高菜などをおかずにした朝食をいただいた。生卵をかけたこのスタイルの納豆…久しぶりに食べた。
ぼくらはもう少し池島を散策したいので、Iさん宅にもう一泊させてもらう。夕方にアパートで待ち合わせをして、Iさんと別れた。重いバックパックは、Iさん宅に置かせてもらった。
とりあえず、午前中、「長崎市設池島総合食料小売センター」に行った。野菜などの食料品を売る店が午前中のみオープンするので、島民は、朝早くからここに買い物にくる。
食料小売センターでは、懐かしのドラゴンボールや今流行りのワンピースなどの、アニメキャラクターの小型フィギュアが飾れている。島の人たちの買い物が終わると、数人はストーブの前に集まり、一息つき、みんなで交流して賑わう。さっき別れたばかりで、仕事中のIさんも、早くも缶コーヒーを飲みにここにやってきた。
ぼくは午前中、PCを開いて、これまでの旅の記録を整理、メールの返信などの作業をする。ちなみに、池島では、ドコモ、AU、ソフトバンクの全ての携帯電話がつながるが、ソフトバンクは電波が弱く、池島小中学校周辺や港付近の一部エリアでぎりぎり、電波をキャッチする。
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長崎 池島 「かあちゃんの店」の最高に美味しいかつ丼。結花は奥で長崎ちゃんぽんを… |
昼過ぎから池島を散策する予定のぼくらはまず!「かあちゃんの店」で腹ごしらえ。ぼくは、650円のかつ丼、結花はちゃんぽんだ。この“かつ丼”…が最高に美味しかった。これまで食べたかつ丼の中で最高のかつ丼だったのだ。特にこの肉のポーク!塩と胡椒加減がちょうどよい豚カツ、そして豚カツの厚み!
たれと卵がうまく混ざり、かつ丼ならではの香りからも美味しさがわかるかつ丼なのである。何を隠そう!ぼくは高校時代に、日本食のレストランのバイトで、かつ丼を作っていた。一応かつ丼の作り方は知っていて、かつ丼が好物なので、美味しいかつ丼を知っているつもりだ。
卵のとじかたも上手い。うまい具合に“とろっ”となっている。肉の量も多く、一切れがぶ厚い。
「なんでこんなに美味しいんですか?」と聞いたところ、肉は冷凍のものを一切使わない。冷凍を使わないとは…それはすごい。そんな多くの人たちが毎日来るわけではないし…
そして、塩とコショウで、肉に味付けをしてから揚げるそうだ。ここが美味しいかつ丼を作る秘訣だとか…
この量と美味さで650円。素晴らしく、美味しすぎるかつ丼だった。
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長崎 池島の食堂「かあちゃんの店」 おそらくこの食堂は池島で唯一食べられる店…!? |
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長崎県 池島 懐かしい「ドラゴンボール」のフィギュア |
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長崎県 池島 ワンピースや両さんのフィギュアも |
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ここへ、一度行ってみて、カツ丼食べたい。