2011年1月31日(月) – ぼくらは昨晩、西海の大瀬戸に到着し、主に給食センター用のパンを作っているパン屋さんのお宅で一晩お世話になった。
泊めてもらっただけでなく、お土産に美味しいメロンパンやチョコロールなどの焼き立てのパン、霧島焼酎もいただき、大変ありがたいことに、“ぼくら好み”の旅の食材が増えた。
焼酎が丸々2リットルとバックパックがかなり重くなってしまったが、旅でお酒の費用が2番目にかかるぐらいの酒好きで、ものすごくありがたいし、例え荷物が重くなっても断れないお土産なのである。ちなみに、このバックパッカー旅で、1番費用がかかるのは、やはり交通費である。
さて、今日、午前中、パンの製造現場を見学させてもらった。ぼくらが、次に向かう先は、大瀬戸から定期船で行ける“池島(いけしま)”だ。
【長崎県 池島はここ!】
「なぜ、ぼくらは池島へ行くの?」
理由は「ここにぼくらが聞いたことのない島があるから」である。
「その場所を知らないから知りたい」が最大の理由である。まぁ、サブタイトルに書くほどの事でもないかもしれないが、そんなシンプルな理由である。
旅先を決めるとき「どんな理由で、なぜそこへ行くのかは、まぁ言えば『人の自由』『人の勝手』『気の向くまま』」など、人それぞれということだ。旅先を決めるときって、そんな理由で十分ではないだろうか。
池島までは約30分、片道料金は430円(高速船はプラス150円)。ぼくらは、15:34発の高速船で池島へ向かった。船の中で、岡﨑さんから頂いたパンを食べたが、やっぱりもちもちしてかなり美味しい!何がこんなに美味しくしてくれるのだろうか…
ざっとだが、池島への行き方は、長崎駅からNTT大瀬戸(定期船の乗り場付近のバス停)まではバス。「桜のバスターミナル」行きのバスに乗り、「桜のバスターミナル」のバス停から、「板の浦行き」のバスに乗り「NTT大瀬戸」のバス停で降り、池島への定期船/商船 発着所付近の港へ徒歩。
池島への定期船/商船の時刻表は以下のとおり(2012年1月現在)。池島への所要時間は約30分。
西海沿岸商船(高速船・フェリー)(大瀬戸営業所 Tel. 0959-22-0649)のサイトを確認してほしい。
https://www.city.saikai.nagasaki.jp/soshiki/seisaku/1/1_1/2/3742.html
ぼくらは昨晩、岡﨑好昭さんと一生さんに、今日向かおうとしている池島について、聞いてみた。
池島はいわゆる石炭を掘り出す鉱山(こうざん)、炭鉱(たんこう)の島として、最近まで栄えていたそうだ。“5年前…”に炭鉱が閉山。中国などの安い石炭資源にはかなわなかった。
中国のエネルギー資源は、60%~70%以上が石炭で賄われていたほどで、大量な石炭資源がある。中国やその他の国々から、安い石炭が輸入されると、日本の炭鉱が閉山になっても無理もないのかもしれない。
島の海底まで掘り起こしていて「伊王島、高島などとつながっているんじゃないかなぁ…それはないかなぁ…」とのことだった。伊王島や高島は長崎の南部・長崎半島に位置する島々で、池島からは20~30キロぐらい離れているのではないだろうか。
これら池島に関する話は、岡﨑さん兄弟が若いころのお話しで、その後どうなっているのか、実際これら内容が正確なのかはわからない。現地に行って、いろいろと聞いてみたいと思う。
池島は炭鉱の島。そもそも“炭鉱の島”ってどんなもんなんだろうか?
しかし、閉山したと言っていた。果たして池島には今、なにがあるのだろうか、どんな発見が待ち受けているのだろうか… (続きはこちら)
<前回のエピソード 『“田舎バックパッカー”のパン製造現場見学の巻』>
<次回のエピソード 『池島「ここで一体何があったんだろうか?!」と思ってしまう島』>
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