2011-02 Backpacking Kyushu - 九州へのバックパッカー旅

day 81.1 長崎県 大瀬戸から“最後の炭鉱島”の『池島(いけしま)』に向けて出発

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2011年1月31日(月) – ぼくらは昨晩、西海の大瀬戸に到着し、主に給食センター用のパンを作っているパン屋さんのお宅で一晩お世話になった。

泊めてもらっただけでなく、お土産に美味しいメロンパンやチョコロールなどの焼き立てのパン、霧島焼酎もいただき、大変ありがたいことに、“ぼくら好み”の旅の食材が増えた。

焼酎が丸々2リットルとバックパックがかなり重くなってしまったが、旅でお酒の費用が2番目にかかるぐらいの酒好きで、ものすごくありがたいし、例え荷物が重くなっても断れないお土産なのである。ちなみに、このバックパッカー旅で、1番費用がかかるのは、やはり交通費である。

さて、今日、午前中、パンの製造現場を見学させてもらった。ぼくらが、次に向かう先は、大瀬戸から定期船で行ける“池島(いけしま)”だ。

【長崎県 池島はここ!】

「なぜ、ぼくらは池島へ行くの?」

理由は「ここにぼくらが聞いたことのない島があるから」である。

「その場所を知らないから知りたい」が最大の理由である。まぁ、サブタイトルに書くほどの事でもないかもしれないが、そんなシンプルな理由である。

旅先を決めるとき「どんな理由で、なぜそこへ行くのかは、まぁ言えば『人の自由』『人の勝手』『気の向くまま』」など、人それぞれということだ。旅先を決めるときって、そんな理由で十分ではないだろうか。

池島までは約30分、片道料金は430円(高速船はプラス150円)。ぼくらは、15:34発の高速船で池島へ向かった。船の中で、岡﨑さんから頂いたパンを食べたが、やっぱりもちもちしてかなり美味しい!何がこんなに美味しくしてくれるのだろうか…

ざっとだが、池島への行き方は、長崎駅からNTT大瀬戸(定期船の乗り場付近のバス停)まではバス。「桜のバスターミナル」行きのバスに乗り、「桜のバスターミナル」のバス停から、「板の浦行き」のバスに乗り「NTT大瀬戸」のバス停で降り、池島への定期船/商船 発着所付近の港へ徒歩。

池島への定期船/商船の時刻表は以下のとおり(2012年1月現在)。池島への所要時間は約30分。

西海沿岸商船(高速船・フェリー)(大瀬戸営業所 Tel. 0959-22-0649)のサイトを確認してほしい。
https://www.city.saikai.nagasaki.jp/soshiki/seisaku/1/1_1/2/3742.html

ぼくらは昨晩、岡﨑好昭さんと一生さんに、今日向かおうとしている池島について、聞いてみた。

池島はいわゆる石炭を掘り出す鉱山(こうざん)、炭鉱(たんこう)の島として、最近まで栄えていたそうだ。“5年前…”に炭鉱が閉山。中国などの安い石炭資源にはかなわなかった。

中国のエネルギー資源は、60%~70%以上が石炭で賄われていたほどで、大量な石炭資源がある。中国やその他の国々から、安い石炭が輸入されると、日本の炭鉱が閉山になっても無理もないのかもしれない。

炭鉱 池島,長崎県 大瀬戸 西海【長崎県 – あれが池島!】

島の海底まで掘り起こしていて「伊王島、高島などとつながっているんじゃないかなぁ…それはないかなぁ…」とのことだった。伊王島や高島は長崎の南部・長崎半島に位置する島々で、池島からは20~30キロぐらい離れているのではないだろうか。

これら池島に関する話は、岡﨑さん兄弟が若いころのお話しで、その後どうなっているのか、実際これら内容が正確なのかはわからない。現地に行って、いろいろと聞いてみたいと思う。

池島は炭鉱の島。そもそも“炭鉱の島”ってどんなもんなんだろうか?

しかし、閉山したと言っていた。果たして池島には今、なにがあるのだろうか、どんな発見が待ち受けているのだろうか… (続きはこちら

岡﨑好昭,長崎県大瀬戸,大瀬戸 パン屋,岡崎 パン,長崎県 バックパッカー,長崎県 池島【表紙の写真: 岡﨑製パン所の岡﨑好昭さんと結花ちゃん】

<前回のエピソード 『“田舎バックパッカー”のパン製造現場見学の巻』>

<次回のエピソード 『池島「ここで一体何があったんだろうか?!」と思ってしまう島』>

 

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1979年1月生まれ、東京生まれ鎌倉と米オレゴン育ち。鎌倉の中学校卒業後、オレゴン州の高校と大学を卒業。現在、石川県鳳珠郡穴水町岩車在住。ソニーやPR会社で広報業務に約10年間携わり、2010年10月、ライフスタイルの選択肢を増やすべく、日本の田舎/地方を中心に、テント・寝袋・自炊道具などを担いだバックパッカー旅を開始。以後2年半にわたり旅を続ける。「テント」ベースから、2012年5月以降は「バン」ベースのバックパッカーになりバンライフ開始。2013年5月、人口約100人の限界集落 能登半島・石川県穴水町岩車に移住。現在は、「田舎への旅」と「田舎でのライフスタイル」の二つを軸に、田舎旅やライフスタイルの情報発信、都市部の人たちが能登の暮らしを体感できる「“ざっくばらん”な田舎ライフスタイル体験」の提供を行なうほか、東京のスタートアップ/ベンチャー企業、移住先・能登や静岡県の中小企業の広報サポート、地域活性プロジェクトサポートにもリモートワークで従事。また、ブログやウェブ制作、写真、執筆活動なども行なっている。移住先で自宅がある岩車の隣の地区 穴水町川尻では、シェアハウス・サテライトオフィスなど多目的・多機能の「田舎バックパッカーハウス」、そこに併設する“住める駐車場”であり長期滞在可能な車中泊スポット「バンライフ・ステーション」も運営。現在、東京の“バンライフ”のCarstay(カーステイ)で広報責任者として関わりつつも、静岡県島田市で幻のきのこ“はなびらたけ”「ホホホタケ」を生産する大井川電機製作所、石川県輪島市では国産漆だけでアート作品をつくる“芯漆(しんしつ)”の山崖松花堂などの広報を担当する。移住先・石川県穴水町岩車で育てられた牡蠣の販売もサポートする。

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