2010年11月14日(日) – 店員さんが、興居島の泊(とまり)出身とのことで、仕事が終わったら、由良(ゆら)から泊へ乗せてくれるような話になりそうだったところに、同じスーパーで買い物をしていた、おばさんが泊まで乗せてくれると、声をかけてくれた。
「ちょっと、旦那に聞いてくるから、ちょっと待っててね」と、外で待っていた旦那さんの了解を得る。
ぼくらは、スーパーでの買い物を急ぎ、すぐに車に乗り、泊へと向かった。旦那さんは、泊にある弘正寺の住職さん。
【興居島 由良から泊まで乗せてくれた弘正寺 住職さん家族と】
興居島にある八十八カ所
弘正寺の住職さんは、興居島にも八十八カ所の霊場巡りをする場所があると教えてくれた。
四国の本格的な八十八カ所巡りの、興居島版ミニチュア八十八カ所巡りだ。(毎年4月20日、21日の2日間にわたり、島四国めぐりが実施される)四国の八十八カ所巡りをする信者は「お遍路さん」と呼ばれる。
お遍路さんが八十八カ所巡りをする際、どんな金持ちでも自費自弁で霊場をめぐるのはいけないらしく、人々の善意の喜捨にすがって難行苦行の酒豪をすることが掟になっているとのこと。
最近では、自家用車やバスで遍路する人が多く、道を歩いて霊場巡りをする人が少なくなっているそうだ。
ぼくは若干疲れていて、あまり聞こえなかったが、「武装した商社マンがいたり…、マラッカ海峡…、河野家(豪族)の家来がいた島…」などと話をしていた。
【興居島 弘正寺 住職さん夫婦とお孫さん】
泊/御手洗の相子ヶ浜海水浴場(あいこがはまかいすいよくじょう)まで乗せてもらった。
住職さんが「栄子さんが…」と、夫婦でぼそぼそ話していたが、ぼくらは気にせず、「良いところだね~」とお互いに言いあった。
住職さんが車に乗り込み弘正寺へと戻るとき「一応、海水浴場の人に連絡しておいたほうがいいよ」と、住職さんからアドバイスを受けた。
海水浴場へ行くと、ごみだらけ…。おそらく、どこかから流れ着いたゴミと思われる。海水浴場なので、夏場にしかオープンしてないのだろう。
まず、海水浴場への入り口一番手前の海の家では、電話番号が見当たらなかった。
奥へと海岸を進むとまた海の家があった。海の家の名前は山田商店。
山田商店の周辺は、電話番号が見当たらなかった手前の家より、ごみが少なくきれいだった。
テントを張れそうなデッキもあったので、今夜はここにテントを張ることにした。
とりあえず、山田商店に書いてあった電話番号に連絡して、許可を得る。
夏場にオープンしたとき、ここ山田商店では、「ひじき天ぷら」(500円)をやっている。「ひじきの天ぷら」…珍しい種類の天ぷらだ。
さぁ、テント張って、ちょっと飲むかな。<続きはこちら>
<前回のストーリー『day 28 愛媛県 瀬戸内海に浮かぶ怱那諸島へ』>
<次回のストーリー『day 28.2 愛媛県 興居島での一夜目』>
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