2010-11 Backpacking Shikoku Islands - 四国・瀬戸内海の島々へのバックパッカー旅

day 26.1 香川県 伊吹島のイリコ<イワシの煮干し>漁 ~ 役場 岩田支所長との出会い ~

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伊吹島 小学校 中学校 旅 島旅

2010年11月12日(金) – 前回の話しに続き、ぼくらバックパッカー夫婦は香川県の瀬戸内海に浮かぶ伊吹島(いぶきじま)にいる。(前回のお話しはこちら

早朝から、島民の久保さんと出会い、島に関するお話しを聞いているところ。

ぼくらは、久保さんに、小学校内での宿泊について聞いてみた。

すると、久保さんは早速、役場に勤める娘さんに電話をしてくれ、その10分後、観音寺市役所 伊吹支所の支所長 岩田和社さんが小学校に来て、小学校での宿泊や伊吹島について説明をしにきてくれたのだった。親切な方だ。

焚火などをしなければ、校庭にテントを張ることは、問題ないとのことだったが、小学校の校舎内に一人泊めると、今後、他の人たちも許可しなければいけないため、断られた。確かに、ぼくらだけを許可するわけにはいかない。

せっかくの機会だったので、ぼくらは、伊吹島について、いろいろとお話しを聞かせてもらった。

まずは、いきなりだが…最近、この島を活性化するために行っているプロジェクトについて聞いてみた。



現時点では、企画中とのことだったが、「伊吹島を元気づけたい。この島内の道路などのインフラを整備して、住みやすい場所にしたい。これにより、訪問者が伊吹島でのひとときを楽しめるだろう」と語っていた。

坊勢島(ぼうぜじま)(兵庫県)に行ったとき、瀬戸内海の島々の活性化を狙う国家プロジェクトの一環として「瀬戸内海国際芸術祭」が開催されていたことを聞いていた。

この「瀬戸内国際芸術祭」は、2010年7月19日に開幕し10月末に閉幕した。香川県の報告によると、このイベントは約1億400万円の黒字、総来場者約93万8千人で閉幕したそうだ。

次回、2013年にこのイベントが開催される予定となっている。

瀬戸内海国際芸術祭 伊吹島【伊吹島(香川県)への定期船内に張られていた「瀬戸内国際芸術祭2010」のポスター】

伊吹島はこの「瀬戸内国際芸術祭」が開催された島の一つに入っていなかったが、このようなイベントに参加して、伊吹島をまず知ってもらうことから始めるのも一つの手だと思ったが、それに関しては、まだ何とも言えないとのことだった。

伊吹島 小学校 中学校 旅 島旅【伊吹島 伊吹小学校の校長室 小学校の雰囲気が懐かしくなりいろいろと写真を撮ってしまう…】

岩田さんが来る前に、久保さんから聞いていたイリコ漁のトピックに戻った。

伊吹島のイリコ(イワシの煮干し)漁は2隻の漁船が平行して走行し、その2隻の漁船の間に網を仕掛け、網を引っ張り、イワシを捕える。

通称「バッチ網漁」と呼ばれるそうだ。

網を曳く漁船2隻、1隻の運搬船と探知船の4隻でバッチ網漁は行われる。

伊吹島の周辺の海流は穏やかで、水深は20~30メートルと浅く、太陽光が底まで当たりやすいため、イリコの骨や身が柔らかいと言われているそうだ。

伊吹島ではイリコの鮮度を考え、伊吹島の網元が、イリコの漁から乾燥と加工までの一貫した工程を短時間で素早く行っている。

数十分の短時間の加工作業のため、酸化防止の添加物などを使用せず仕上げる。毎年6月から8月、島は“イリコ漁”で活気にあふれる。

2009年のイリコの漁獲高は約20億円、2010年は約8億円だったそうだ。網元は、17軒なので、1件あたりの売り上げは、漁獲高割る網元17軒。2010年は単純に、魚が捕れず、売り上げが下がったそうだ。

この島の人口の分布は、65歳以上が43%、20~30代が20%とお年寄りがほとんど。

実質、伊吹島に常時住んでいる住民は700人程度だが、夏のイリコ漁の時期には、900人に増えるという。

冬の期間、人は都会で仕事をし、夏の期間になると、伊吹島に戻ってくるそうだ。

稼ぎが良い「イリコ漁」に魅力があるから、イリコ漁の期間限定で、若者含め人々が地元に戻ってくる。

通年で、ある程度の稼ぎがあれば、皆、伊吹島へ戻り住むのだろうか…



 

伊吹島の空き家事情

また、伊吹島には空き家が200件ほどあるそうだ。しかし、空き家の持ち主は、他人に家を貸すことを拒む。

賃貸の際、家の中の整理・整備が発生してしまうため、家の持ち主にとって、そのような作業が“手間”となってしまうためだ。

これでは、風通しが悪くなり、廃屋化が進んでしまう。

島内には、宿泊施設として、「春日旅館」と「民宿いぶき」がある。「民宿いぶき」は、瀧宮神社、波切不動尊方面に位置している。<続きはこちら

<前回のストーリー 『day 26 バックパッカー夫婦、イリコの『伊吹島』(香川県) 旧・伊吹小学校で久保さんと出会う』>

<次回のストーリー 『day 26.2 香川県伊吹島の小学校で“懐かしい雰囲気”を感じるバックパッカー夫婦』>

 

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1979年1月生まれ、東京生まれ鎌倉と米オレゴン育ち。鎌倉の中学校卒業後、オレゴン州の高校と大学を卒業。現在、石川県鳳珠郡穴水町岩車在住。ソニーやPR会社で広報業務に約10年間携わり、2010年10月、ライフスタイルの選択肢を増やすべく、日本の田舎/地方を中心に、テント・寝袋・自炊道具などを担いだバックパッカー旅を開始。以後2年半にわたり旅を続ける。「テント」ベースから、2012年5月以降は「バン」ベースのバックパッカーになりバンライフ開始。2013年5月、人口約100人の限界集落 能登半島・石川県穴水町岩車に移住。現在は、「田舎への旅」と「田舎でのライフスタイル」の二つを軸に、田舎旅やライフスタイルの情報発信、都市部の人たちが能登の暮らしを体感できる「“ざっくばらん”な田舎ライフスタイル体験」の提供を行なうほか、東京のスタートアップ/ベンチャー企業、移住先・能登や静岡県の中小企業の広報サポート、地域活性プロジェクトサポートにもリモートワークで従事。また、ブログやウェブ制作、写真、執筆活動なども行なっている。移住先で自宅がある岩車の隣の地区 穴水町川尻では、シェアハウス・サテライトオフィスなど多目的・多機能の「田舎バックパッカーハウス」、そこに併設する“住める駐車場”であり長期滞在可能な車中泊スポット「バンライフ・ステーション」も運営。現在、東京の“バンライフ”のCarstay(カーステイ)で広報責任者として関わりつつも、静岡県島田市で幻のきのこ“はなびらたけ”「ホホホタケ」を生産する大井川電機製作所、石川県輪島市では国産漆だけでアート作品をつくる“芯漆(しんしつ)”の山崖松花堂などの広報を担当する。移住先・石川県穴水町岩車で育てられた牡蠣の販売もサポートする。

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