2010年11月7日(日) – 昨日、ぼくら田舎バックパッカーは、穂積駅周辺にあった公園で、テントを張った。
民家に囲まれた公園なので、朝7:00に起き、ご飯を食べず、四国へ向かうことにした。公園でテントを張ったときは、大体5:00には起きて、ささっと撤収するのだが…今日は寝すぎてしまった。
兵庫県をとおり、岡山県から四国に入る予定だが、岡山県から四国に入る前に、気になる島々が地図に載っている。気になると、可能な範囲で追求したくなる。
この旅では、「島があるから、とりあえず、行ってみよう」と目的地を決めることが多い。
岡山県に入る前には兵庫県があり、ぼくが気にしている島は、兵庫に浮かぶ島々。兵庫と四国(徳島と香川)の間にある播磨灘(はりまなだ)には、家島諸島がある。家島諸島に浮かぶ島々は、家島、男鹿島、西島。この諸島、一度も聞いたことがない。
ぼくらが知らないだけなのかはわからないが、「これら島々はあまり知られていないだろう、面白そうだ」と勝手に思い、この島へ行くことを決めた。地図で見ると、兵庫県姫路から、家島諸島に行ける。ちなみに、ここから小豆島(しょうどじま)への船も出ているようだ。
そして、携帯で詳細情報を調べると、姫路駅まで行き、そこから姫路港まで行かなければいけないようだ。
姫路駅で降りて、約4~5キロ先の姫路港へと歩く。JR姫路駅の南・3番乗り場からバスで港へ行けたそうだが、そんなことは知らず、歩きたかったので歩くぼくら。ちなみに駅から港まではバスで約20分。
以前、ぼくが姫路に来たときは夜中だった。その時は、姫路城がある方向へと歩き、泊まるところを探していた。その頃、景気が悪く、多くの人々がマンガ喫茶を自宅のように使用していたので、マンガ喫茶は全て満室だった。
姫路城近辺のロイヤルホストで、3:00ぐらいまで過ごし、愛媛駅の外のベンチで座りながら寝て、始発を待った。その後、高知の四万十川へと向かったのだった。と…いづれ、この冒険記にも書こうと思うが、そんなことをふっと思い出した。
【今朝起きた公園。あたりは民家ばかり。テントを張らせてもらった。もちろんペグなし、遅い時間のテント張り、早朝撤収。夜になると、公園を探すのは一苦労だった】
港へ行く途中、お腹が空いたので、お店を探した。それに、電子機器の充電もなくなってきた。姫路市役所などを通りすぎ焼肉屋に入り、お得でボリュームある「力弁当」を食べながら、携帯やパソコンなどの充電をする。
ぼくらの旅では、常に充電にこまる… おそらく、シャワーやお風呂の次に困ることが、充電だろう。ソーラー充電機器を購入しことがあったが、そこまで効果がない。中々、充電が満タンにならないのだ。天気問わず、高速ソーラー充電があると大変助かる。
ぼくらが港に着いたとき、最初に港を出発する船は、家島諸島の坊勢島(ぼうぜじま)行きと小豆島行きの二つ。ぼくらは、早い時間帯に出発し、あまり知られてないと勝手に思っている、坊勢島へと向かうことにした。
ちなみにぼくらが持っている帝国書院の地図には、坊勢島が載っていない。姫路港から坊勢島までは、約30分。ぼくらは18:20ごろ姫路港発の船 坊勢汽船・ラピード桂(0793-25-1970)で島へと向かった。
坊勢島の隣には西島が位置している。姫路市内の南西約18キロ沖合に浮かぶ坊勢島の人口は約3,000人。漁船の登録数は、約1,000隻で、全国でも上位。2006年(平成18年)3月27日に合併で姫路市になった。姫路市内から約18頃沖合に浮かぶ島。瀬戸内海国立公園にも指定されている。
坊勢島は、883年、比叡山(ひえいざん)の高層・覚円が坊勢島に流された時、師を慕う数十人の弟子がこの島に移り住んだことから「坊勢」という名前がついたと言われているそうだ。家島本島の次に人口が多い島。でも、なぜ帝国書院の地図には、載ってないのだろうか… <続きはこちら>
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