2011.02: <九州>福岡県(小呂島)・長崎県(池島・五島列島)

day 92.1 佐世保から都府楼への“鈍行”バックパッカー旅 ~ガス屋さん駐車場でのテント泊…?!とっさのテント泊の交渉ポイントは…~

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2011年2月11日(金) – 鈍行バックパッカー旅はスロー。急ぐことはない。“ゆっくり”進み、”ゆっくり”帰れば良い。ぼくらは五島列島を離れ佐世保へ。現在、鎌倉への帰路についている

■バックパッカーの移動手段

鈍行列車の旅は、ゆっくりと地元の人や地域を見ながら帰れるから楽しい。
もちろん、ある程度、節約もできる。

今回、鈍行列車を選択したが、バックパッカーにとって、それよりも効率良く、節約できる移動手段は、夜行バスだ。神奈川と福岡の片道の値段は約7500円。

夜行バスは、安価だけでなく、睡眠時間に走り続けるため、日中の時間も無駄にすることもない。

鈍行電車の場合、費用が約13000円かかり、所要時間は約27時間。一日では到着できず、重いバックパックを担いでの乗り換えも大変。

ぼくらのように“ゆっくり”地元を見ながら帰りたい旅人や、いろんな交通手段を試してみたい旅人にとっては良く、特急電車よりも切符が安価で済む。しかし、長時間かかることから、限られた休日期間の旅の場合、そうスマートな移動手段ではないだろう。

飛行機や新幹線は…言うまでもないがやはりまだ高額だ。

いろいろと試してみると良いかと思う。

さて、夕方ごろ、五島列島・中通島(なかどおりじま)の有川港から佐世保に到着したぼくらバックパッカー夫婦は、佐世保ご当地グルメ“佐世保バーガー”の店を探し始めた。

オレゴン大学時代の親友・村尾茂雄さんが佐世保出身で、彼にお薦めの佐世保バーガー屋をメールで聞いた。

佐世保の商店街にあった「Big Man(ビックマン)」で、ご当地グルメ“佐世保バーガー”を!

…のだが、そこへ向かう途中、重いバックパックを担いだぼくらにとっては、少し遠すぎ時間がかかりそうだったので、佐世保の商店街にあった「Big Man(ビックマン)」へ。ぼくらにとっては、普通のバーガー…という感じだった。

ここで夕飯を済ませたぼくらは、今夜進めるポイントの太宰府市まで電車で走りはじめた。

都府楼南駅(とふろうみなみえき)(福岡県太宰府市)から歩き、今夜一泊できそうな屋根がある広場/公園を探した。ここは無人駅で、「人が少なそうだ!きっと広場があるだろう」と思い降りたのだが…屋根付きの広場がないのだ。

駅前に広場/公園らしき場所はある。でも、今夜の天気予報は雨のため、“屋根付き”の場所じゃないと厳しい…テントなどはもちろんのこと防水仕様だが、翌朝の片づけが大変なので、可能な限り屋根付きを選びたい。

すでに、雨がいつ降り出してもおかしくない雲行きになってきている…

しかし、屋根付きの公園や広場などは見つからない。駅周辺にテント泊スポットを見つけるのは一苦労だ。しかも、ぼくらが歩いているエリアは着々と“都会”になってきている。また近くには宿泊施設らしき建物も見当たらない

遠くにマックがみえたので、その方向を目指して歩く。

鈍行で関東方面へ向かったとしても、鎌倉まで残された日数はあと1~2日ぐらい。あまり好ましくはないが、最悪、マックなどの24時間の飲食店で、一晩を過ごし、明日電車で寝ることもできるだろう。

すると筑糧プロパンというプロパンガス屋さんだろうか…の屋根つきのクルマ2台ほど停められる駐車場を見つけた。

「お~!これは良い場所だ!できたらここが良い!」

しかしながら…さすがに…勝手にテントを張るわけにはいかない。

時間も遅く…「さすがに出ないだろうなぁ」と思いつつ、ガス屋さんの扉に書いてある電話番号に連絡してみた。

さて…電話するのは良いのだが、相手になんと挨拶して許可を得るのか…

こんなピンチなときに“とっさに考えた”

===============

■テント泊の交渉ポイントは:

・全国を旅歩いている(バックパッカー)夫婦
 → まずは名前を含めた自己紹介から。「全国を旅している」「夫婦」の2点から怪しさを軽減

・雨の中、テントを張れそうな屋根付きの広場を“ずぅっと”探しているのだが見つからない
 → ポイント:「雨の中、歩き続け、ずっと広場を探している」と、努力したのだが見つからないことを伝える

・テントと言っても“杭”を打ち込むわけではない
 → ポイント:「テント=杭を打つ」イメージがあり、そこが荒れてしまうイメージを持つ人が多い。簡単に張れて、すぐに撤収できることを伝える

・翌日早朝(もちろんのこと営業時間前)には撤収する
 → ポイント:お店に迷惑を絶対かけないことを伝える

・ここで火を熾す、宴会的に食べ荒らすなど、ゴミなどを捨てることはない
 → ポイント:使わせてもらった場所を汚くしない

===============
そんな偉そうに綴るほどではないが…いつかテントを張る際の参考になるかもしれない。

なんと!既に23:30を回っているのだが…人が出た!

ガス屋さんはたまたま、この事務所にいたのだ!

しかも、電話に出るだけでなく、二階から降りてきて、ぼくらに挨拶までしてくれ、テント泊をOKしてくれた。大変助かった…

都会でのテント泊は中々難しいと思いがちだが…丁寧に聞いてみるものだね。

翌日も都会を通り過ぎるバックパッカー旅が続きそうだ(続きはこちら

<前回のエピソード 『 day 92 五島列島から佐世保へ ~“ハッピーで楽しいライフスタイル…”今回のバックパッカー田舎旅で感じたこと~』>

<次回のエピソード 『 day 93-94 バックパッカー夫婦、鎌倉へ一時戻る ~九州を出て、徳山(山口県)、そして神戸(兵庫県)へ~』>

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IKU - INAKA Backpacker

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1979年1月生まれ、東京生まれ鎌倉と米オレゴン育ち。鎌倉の中学校卒業後、オレゴン州の高校と大学を卒業。現在、石川県鳳珠郡穴水町岩車在住。ソニーやPR会社で広報業務に約10年間携わり、2010年10月、ライフスタイルの選択肢を増やすべく、日本の田舎/地方を中心に、テント・寝袋・自炊道具などを担いだバックパッカー旅を開始。以後2年半にわたり旅を続ける。「テント」ベースから、2012年5月以降は「バン」ベースのバックパッカーになりバンライフ開始。2013年5月、人口約100人の限界集落 能登半島・石川県穴水町岩車に移住。現在は、「田舎への旅」と「田舎でのライフスタイル」の二つを軸に、田舎旅やライフスタイルの情報発信、都市部の人たちが能登の暮らしを体感できる「“ざっくばらん”な田舎ライフスタイル体験」の提供を行なうほか、東京のスタートアップ/ベンチャー企業、移住先・能登や静岡県の中小企業の広報サポート、地域活性プロジェクトサポートにもリモートワークで従事。また、ブログやウェブ制作、写真、執筆活動なども行なっている。移住先で自宅がある岩車の隣の地区 穴水町川尻では、シェアハウス・サテライトオフィスなど多目的・多機能の「田舎バックパッカーハウス」、そこに併設する“住める駐車場”であり長期滞在可能な車中泊スポット「バンライフ・ステーション」も運営。現在、東京の“バンライフ”のCarstay(カーステイ)で広報責任者として関わりつつも、静岡県島田市で幻のきのこ“はなびらたけ”「ホホホタケ」を生産する大井川電機製作所、石川県輪島市では国産漆だけでアート作品をつくる“芯漆(しんしつ)”の山崖松花堂などの広報を担当する。移住先・石川県穴水町岩車で育てられた牡蠣の販売もサポートする。

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