2011.02: <九州>福岡県(小呂島)・長崎県(池島・五島列島)

day 86.1 小値賀(おぢか)へ ~出港時、初めての“テープ”見送り~

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五島列島 小値賀 Goto Ojika Isalnd
201125日(土)ぼくら田舎バックパッカーは…あらゆる人との出会いから、


なんと!宇久島(うくじま)での子牛の競り「牛市(うしいち)」へ行くことができた。(その内容はこちら

これまで、こんな現場を見たことなかったので…“新鮮”が適切な表現なのか…なんとも微妙なところだが、「おぉ~!牛の競りだぁ~」、「牛って、子どものころから、競られて故郷を離れるのか」、「自分が牛だったらどうするか。かわいそうだけど、肉は大好きで、それを美味しく食べるしなぁ」と、なんとも複雑な想いが頭を過った現場だった。

牛市」での競りのあと、ぼくらは、15:40神浦港発の定期船で小値鹿へと向かう予定。猪鼻さんの車で送ってもらい、1泊させてもらった畠中絵美さんも港に見送りにきてくれた。

寺島と同じ港。ぼくらのバックパックを置かせてもらったエトワールから、小値賀への定期船が出港する神浦港へと向かう途中、猪鼻さんが、スーパーに寄る。なにか急用な買い物なのだろうか…

スーパーでの買い物を済ませて、車に乗り込み、小値賀への定期船の港に向かった。港の待合所には、「牛市」で競りが終わった小値賀の家畜農家の人たちがいる。

五島列島・宇久島でお世話になった畠中絵美さん(左から二番目)、
観光協会の猪鼻聡さん(一番右)。一番左の方は絵美さんの学生時代の同級生


絵美さんの同級生も、ぼくらを送りに来てくれた。出航時間まで、皆で缶コーヒーを飲みながら、時間をつぶす。

絵美さんは、待ち時間の間、ぼくらのために、定期船乗り場で小値賀への帰る人たちに、「(ぼくらを)小値賀の町へと車で乗せてもらえませんかね?」と交渉をしてくれている。なんて面倒見のいい人なんだ…とぼくらも一緒にみんなに挨拶する。

すると、今日の「牛市」で牛を40万円で売ったおじさんが、その交渉にのってくれた!っと、その優しさには大変ありがたかったのだが、おじさんは、牛が売れた嬉しさのあまりなのか、明らかに飲みすぎていて…かなり酔っ払っている。まともに話せる状況ではなかった。

さて、猪鼻さんは、ぼくらを神浦港へ車で送る途中、スーパーに寄っていた。そのとき…神浦港までの距離感が全くつかめなかったので、

そんな急ぐ買い物なのかなぁ…ぼくらを送ったあとに、スーパーに行けばいいのになぁ」と、

送ってもらう立場にいながらも、ずうずうしいが、ちょっとした焦りからそんなことを思っていた。

五島列島・宇久島 最後まで送ってくれたみんな。
小値賀への定期船に乗っているぼくらをテープで見送ってくれた!


ぼくらは船に乗りこむと、
猪鼻さんが「はい!」と三つの見送りのテープを渡してくれた。
「おー!買い物は、このテープだったのか!」
これまで、多くの離島へ行ったが、見送りテープでの見送りは初めて!
かなり嬉しい!

次の旅先に向かったぼくらは
テープで宇久島とつながれ、みんなに手を振り続け、お別れした。
印象深い出会いとお別れだった。

結花もぼくも、また宇久に来る気満々のまま、小値賀へと進んでいった。

このお別れには全く関係ないが…
船の中で地図を広げ、今更、五島列島は東シナ海に浮かぶ島だ…と気付いたぼくだった。

この船は約20分後の1600に、小値賀の柳港(やなぎこう)に到着する。

今日は久々のテント泊になるかな~。着いたらまず、テントを張れそうな場所を探さなきゃね…と二人、小値賀へと向かう。(続く

<前回のエピソード 『day 86 田舎バックパッカーが “子牛”の競り『牛市』に参加?! 舞台裏も特別見学 五島列島で』>


<次回のエピソード 『day 86.2 “小値賀(おじか)湘南からの移住者との出会い』>

IKU - INAKA Backpacker

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1979年1月生まれ、東京生まれ鎌倉と米オレゴン育ち。鎌倉の中学校卒業後、オレゴン州の高校と大学を卒業。現在、石川県鳳珠郡穴水町岩車在住。ソニーやPR会社で広報業務に約10年間携わり、2010年10月、ライフスタイルの選択肢を増やすべく、日本の田舎/地方を中心に、テント・寝袋・自炊道具などを担いだバックパッカー旅を開始。以後2年半にわたり旅を続ける。「テント」ベースから、2012年5月以降は「バン」ベースのバックパッカーになりバンライフ開始。2013年5月、人口約100人の限界集落 能登半島・石川県穴水町岩車に移住。現在は、「田舎への旅」と「田舎でのライフスタイル」の二つを軸に、田舎旅やライフスタイルの情報発信、都市部の人たちが能登の暮らしを体感できる「“ざっくばらん”な田舎ライフスタイル体験」の提供を行なうほか、東京のスタートアップ/ベンチャー企業、移住先・能登や静岡県の中小企業の広報サポート、地域活性プロジェクトサポートにもリモートワークで従事。また、ブログやウェブ制作、写真、執筆活動なども行なっている。移住先で自宅がある岩車の隣の地区 穴水町川尻では、シェアハウス・サテライトオフィスなど多目的・多機能の「田舎バックパッカーハウス」、そこに併設する“住める駐車場”であり長期滞在可能な車中泊スポット「バンライフ・ステーション」も運営。現在、東京の“バンライフ”のCarstay(カーステイ)で広報責任者として関わりつつも、静岡県島田市で幻のきのこ“はなびらたけ”「ホホホタケ」を生産する大井川電機製作所、石川県輪島市では国産漆だけでアート作品をつくる“芯漆(しんしつ)”の山崖松花堂などの広報を担当する。移住先・石川県穴水町岩車で育てられた牡蠣の販売もサポートする。

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