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【都会と田舎 13年の交流】 東京のサラリーマン・グループ『田舎時間』、年4回の半農半漁 ボランティア作業で、奥能登の農山漁村と深い交流続けて13年間 - 継続の秘訣とは |
『田舎時間』とは? |
2004年から13年間もの長期間、夏・秋・冬、“米”の農作業と“牡蠣”の水揚げ作業のために、定期的に、ここ岩車(いわぐるま)の田舎へ、軽トラ“通勤”している東京のグループがいることを知っているだろうか?
『田舎時間』の田植え活動。活動先『穴水町岩車』は里山と里海が広がっている。 |
次回2018年3月の牡蠣の水揚げ作業で、活動をスタートして、80回目の作業となる。
組織名は『特定非営利活動法人(NPO)田舎時間』。
つい最近では、2017年8月の巨大な稲架づくり、9月の稲刈りと稲架掛け作業をするために、ここ岩車へとやってきた。
ざっくり言えば、「田舎時間」とは、「都会のみんな!田舎でディープな作業体験を介して、田舎との交流や関係を深めよう!」という組織。
参加者のほとんどは、普段、東京の会社に勤務している人たちばかりだが、中には、穴水に移住したばかりの人や、石川県内の人たちもいる。
参加者の多くは、田舎の豊かな里山里海の自然の景観を楽しみながら作業をして、心地良い汗をかき、田舎現地の人たちとコミュニケーションを深めることが大好きな人たちばかり。
『田舎時間』の田植え活動。軽トラでの稲運搬や移動も楽しみの一つ。真ん中の青と黒いシャツを着ているのが河端譲さん。 |
『田舎時間』の始まり |
「田舎時間」は2002年8月、貴山敬(きやま たかし)さんが立ち上げ、山形県上山市で、さくらんぼ、ラフランス、ブドウの収穫、干し柿作り、地区のお祭の参加などの体験活動から始まったグループ。
「田舎時間」とは別に、2004年、井上正將(いのうえ まさのぶ)さんが「いなかへいこう」を立ち上げ、主に田植え、稲刈り・稲架(はざ)干し、牡蠣の水揚げの作業体験を開始した。活動場所は穴水町岩車。
『田舎時間』、里山里海広がる心地よい環境でひたすら稲刈り作業。コアスタッフメンバーの一人 横田敦さん。 |
その後、両団体の代表が出会い、活動内容と趣旨が合致していることから、2007年ごろ、両団体を統合して、「NPO法人 田舎時間」を発足した。
田舎現地での活動は全てボランティアベース、農家さんや漁師さんのお手伝い。もちろん、田舎現地への“足”代は自腹だ。
現在の主な体験先は能登・穴水町岩車のみとなっている。
「田舎時間」が始まった当初は、山形県上山市でも作業体験を行っていたが、担当スタッフが活動できなくなり、過去の参加者が自主的に参加しているとのことだ。
なぜ13年間も継続できたのか? |
岩車の体験先では、田舎バックパッカーのブログにも頻繁に登場している半農半漁の河端さんファミリーがメインで世話をして、町議会議員の新田信明(にった のぶあき)さんがサポートしている。
「田舎時間」参加者のほとんどは東京在住者が中心。年齢層は、30代後半から50歳以下ぐらいで、ざっくり「アラフォー世代」が多い。
普段、過ごす風景とはかけ離れている自然環境豊かな能登で、汗をかいて農山漁村ならではの作業することに、心地よさを感じている。
2017年9月18日、能登の里山里海広がるエリアで稲刈りと稲架干作業を終えた「田舎時間」の参加者たち。写真前列 左にいるのは、現地の世話役ファミリーのお父さん・河端勝男さん。 |
田舎との交流、継続の秘訣は?<続きはこちら>
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