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東京から約3時間 琵琶湖 オオワシ ニッポンの田舎 地方で野生動物を撮影できる場所

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<動画あり>ニッポンの田舎/地方で“スゴイ”野生動物を撮影できるスポット ①
シベリアから流氷と共に約2,500キロを飛来する山本山の“おばあちゃん” 大鷲

シベリア/カムチャツカ半島から日本で越冬するオオワシ。その一部が本州へ飛来するわけだが...いつごろまで琵琶湖へ戻ってくるのか...果たして来年は戻ってくるのだろうか。
シベリア/カムチャツカ半島から日本で越冬するオオワシ。その一部が本州へ飛来するわけだが...いつごろまで琵琶湖へ戻ってくるのか...果たして来年は戻ってくるのだろうか。

オオワシはいつから・いつまで琵琶湖にいるのだろうか?


 3年連続2月28日...2015年は2月25日

琵琶湖のオオワシは大体、11月下旬(20何日かに)やってくる。「山本山の“おばあちゃん”は来たか?」「今年はおばあちゃん来るかしら?」と電話やメールが殺到するそうだ。「野鳥センター」と「水鳥の里」という老人ホームの名前が似ているそうで、そこと間違えて電話をしてしまう人たちが多いそうなので気を付けたい。

毎年戻ってくるの?来年は?

“山本山のおばあちゃん”オオワシは、2月下旬に琵琶湖を飛び立ち、ロシア・シベリア/カムチャツカ半島へ向けて帰郷するとみられてる。

17年前に観測されたころで既に6歳以上とのことなので、現在、23歳以上と推定している。一部メディアによると、30~40歳...年齢に関してはあくまでも“推測”である。

琵琶湖周辺の多くの人たちにとって、“山本山のおばあちゃん”は“大きな大きな”自然観光資源だ。周辺のお店や野鳥カメラマンは毎年オオワシが戻ることを願っているだろう。

来年も琵琶湖へ戻ってくるのかは、誰も予想できないだろ。動物園ではない...“自然”...“野生”だから...自由気ままにに生きているのだから。戻ってきてはほしいが。

山本山のオオワシは11月25日前後、琵琶湖に飛来し、2月25日前後に琵琶湖を飛び立ち、帰郷する。

2012年~2014年は、カレンダーの暦を知っているかのように...

3年連続して2月28日に琵琶湖を飛び去った。2015年は2月25日に琵琶湖を離れ、シベリア向けて飛び立った。


湖北野鳥センターで情報収集

ぼくが琵琶湖のオオワシ撮影ポイントに到着した日は、予報のとおり、琵琶湖に到着した初日は雨だった。

滋賀県 湖北町 琵琶湖の「湖北野鳥センター琵琶湖水鳥湿地センター」の設置されている望遠鏡やビデオカメラ
滋賀県 湖北町 琵琶湖の「湖北野鳥センター琵琶湖水鳥湿地センター」の設置されている望遠鏡やビデオカメラ

まずは、野鳥センターで情報収集だ。その後、オオワシを撮影しに行きたかったのだが...

ここにいる植田潤さんが面白そうな人で...もろもろ会話が始まった。(前ページの映像を)

野鳥センターではオオワシを開館時間中、6台の望遠鏡やビデオカメラで常に監視していて、餌を取りに行った時間、巣に入った時間、起床時間などの記録を取っている。

ぼくが出会ったのはセンターにいる二人だけだったが、ここに勤務する人たちは大変フレンドリーで、ここに勤めている植田潤さんが入る早々、「今オオワシが見れますよ!」と望遠鏡で木にとまっているオオワシの様子を見せてくれた。

開館時間 9:00~16:30
休館日 毎週火曜日
入館料 200円
電話&FAX 0749-79-8022
メール nio@mx.biwa.ne.jp

滋賀県 湖北町 琵琶湖/山本山のオオワシの観察日記がつけられている。「枯れ木に発見」、巣へ戻った時間、食事の時間、「エサを獲りに行く」、「獲れないで戻る」など細かく記録されている
滋賀県 湖北町 琵琶湖/山本山のオオワシの観察日記がつけられている。「枯れ木に発見」、巣へ戻った時間、食事の時間、「エサを獲りに行く」、「獲れないで戻る」など細かく記録されている。

その後も会話は続き、琵琶湖にいるオオワシに関する情報を教えてくれた。植田さんは、野鳥が好きでセンターに勤務するようになったそうだ。それ以前は、教員だったそうだが、そのときから、望遠鏡やカメラを持って野鳥観察に凝っていたそうだ。植田さんは元教員だったことからか、聞いたことについて、丁寧に教えてくれるし、説明が大変わかりやすい。

時間があれば、琵琶湖でのライフスタイル含め、植田さんの取材をしたかったところだが、閉館ぎりぎりで野鳥センターに入り、翌日は休館日だったため、今回は諦めた。現在、単身赴任のため、明日は家族の元へ帰るそうだ。可能であれば、次回、琵琶湖へ行ったときには取材させてもらいたいと勝手に考えている...

朝の撮影であれば、まず、琵琶湖沿いで、6:30ごろ、白鳥が飛びたつシーンが見られるそうだ。そして、その後、7:30ごろ、山本山にシベリアから来日中の大鷲を撮影しにいくとちょうどよいタイミングになる。


クルマ旅で車中泊するなら... バックパッカーなら?!

ここの野鳥センターの隣に位置する道の駅「湖北みずとりステーション」は18:00ごろ閉まる。閉店30分前ぐらいに行くと総菜が100円や300円など半額割になるため、自炊しない旅人にとってはお得だ。

道の駅 湖北みずどりステーション
湖北野鳥センターの隣には旅人に優しい「道の駅 湖北みずどりステーション」がある。道の駅は18:00まで営業していて、地元産の惣菜などが置かれている。道の駅内にある「レストラン水鳥」は17:00までの営業。ここでは郷土料理 鴨鍋や、湖魚を活かした水鳥弁当を楽しむことができる。外にはゴミ箱も設置されている。

お酒は琵琶の地酒、ワインなど、そのほかジュースやキリンのノンアルコールビールのフリーなどがおかれているが、市販のビールは置いていないのだ。ビール派にとっては残念だが、道の駅では基本、地産地消系の食べ物がメインでおかれているので仕方がない。ビールはその他の場所で購入してからここへ向かうといいだろう。

またこの道の駅には、ゴミ箱が設置されている。携帯の電波だが...ドコモのモバイルWiFiルーターはLTE接続することができ、ソフトバンクも問題なく通話できる。Wimaxなどはわからないがおそらく大手キャリアあれば問題ないだろう。(田舎暮らし/田舎旅のモバイルWi-Fiルーターの薦めはこちら(制作中))

道の駅 湖北みずどりステーション 天むすおにぎり 五平餅
滋賀県 湖北町 琵琶湖 - 道の駅 湖北みずどりステーションでの朝食。五平餅とエビ天むすぎをいただく。これで約600円。十分な量でおにぎり一つ食べられないほどだった。

道の駅の店員さんは大変フレンドリーで、購入したお弁当を閉まっている食堂のテーブルで食べていると、嬉しいことにお茶を持ってきてくれた。「今日はクルマでここに泊まりですか?ここは琵琶湖の野鳥のために、電灯がないので、暗いですからね。すみませんね」と、事前に暗くなることも教えてくれた。

そう、ここ道の駅は、野鳥のことを考えて、夜、電灯を消して、野鳥のストレスにならないよう、明かりをできるだけ「自然」な状態に戻しているのだ。人もゆっくり暗い中で休むことができるだろう。

ただ温泉は、町まで出なければないそうだ。

道の駅 湖北みずどりステーション 小屋東屋
湖北野鳥センターの隣には旅人に優しい「道の駅 湖北みずどりステーション」 四方の柱と屋根ありの休息所「東屋」的なものもある

人がいない遅い時間帯から早朝までなら、バックパッカー歩き旅人は、隅っこにこっそりテント泊できるかも?!

琵琶湖のオオワシの写真集。その他、撮影できるスポットは?続きはこちら

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