アメリカのトランプ大統領が連邦政府施設での紙ストロー使用を廃止し、プラスチック製ストローを再度、利用始める大統領令に署名をしたというニュースが取り上げられている。
アメリカでは環境問題に関心が高い人たちが、日本よりも圧倒的に多い。ぼくが90年代にアメリカ・オレゴン州にいたときも、環境問題に関して意識が高い人が沢山いた。
自身、大学で政治経済を専攻し、環境問題には昔から耳を向けている。
ただ、田舎へのバックパッカーやバンライフでの旅、田舎暮らし始めてから再考したことは、レジ袋やストローなどのプラ類が“悪”ってわけではないってこと。
問題は人が一度使った程度のプラスチック類をぽいぽい捨てて無駄にしていることなんだと考えている。
ペットボトル、プラ系の弁当箱などなど、プラ系のものが使えなくなるまで、無駄にせず利活用すれば問題ないと。
リサイクルができるもの関しても同じ。みんな「リサイクルすればいいじゃん」って思っていることが間違えではないだろうか?
リサイクルするためには新たなエネルギーが必要になる。そこから発生する二酸化炭素などの有害なガスは温暖化につながらないのか?リサイクルして生み出す新たなもの関しても、新たなエネルギーや資源が必要になってくる。
より日々の生活で無駄になっている資源がどれだけあるのか?その点をよく考えなければ、プラスチック問題は解決されないと思うな。
プラスチックを“悪”扱いするのではなく、日々、人々がどれだけ無駄にプラスチック類を使用して破棄しているのか?そこに焦点をおいて物事を考えたほうがいいだろう。
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