“住める駐車場”で車中泊スポットの「田舎バックパッカーハウス」(石川県穴水町川尻)を元の状態に戻しつつも、これまで以上に「田舎バックパッカーハウス」を進化させたい。復興への気持ちは前向きだ。
しかしながら、豪雨/大雨による大規模な被害を奥能登は受けてしまった。「能登半島地震に続くものだったため、地震のときよりも被害状況がひどい」という声もあがっているほど。
穴水町は今回そこまでの被害は受けていないものの、輪島や珠洲は大打撃。
このダメージは、ぼくにとっても、奥能登全体にとっても、大きなダメージになる。
再び復興事業者やインフラ事業者など、基本的な生活やインフラ維持に、必要不可欠な職種の従事者、いわゆる「エッセンシャル・ワーカー」は、被害が大きかったエリアを中心に、重点的な復興作業に入ることになると思われる。再び復興事業者不足となることが目に見える。
能登半島地震前から「田舎バックパッカーハウス」は主に輪島の大工さんに面倒を見てもらっていたわけだが、彼の作業場と大工道具は今回の大雨で流されてしまった。大工さんと彼の家族は大丈夫で本当になによりだった。
だが、そのような背景から、大工さんは穴水町や「田舎バックパッカーハウス」の現場には、しばらくは入れないことだろう。彼自身が大打撃を受けたのだから、自身が先に復興しなければ、他に取りかかれない。
今回の大雨で、穴水町や「田舎バックパッカーハウス」の被害状況はなかったものの、輪島で被害が大きいと、その被害のつながりは奥能登全域に関係してくるというわけなのだ。
いつになったら、「田舎バックパッカーハウス」の基盤はできあがってくるのか。輪島の大工さんにお願いしたかったのだが、もはや、金沢など少し離れた事業者にお願いするしかないのかもしれない。
輪島や珠洲は、能登半島地震と豪雨の影響で壊滅的な状況。インフラがしっかりと整うまで、被害状況がましな穴水に、しばらくの間、移り住んではどうなのだろうか、とも思ってしまう。
復興は長期戦になることを体感している。
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