“住める駐車場”として知られる車中泊スポット「田舎バックパッカーハウス」(石川県穴水町川尻)の罹災証明書を取得し、公費解体の申請をしたのが2024年3月。
その6カ月後となる明日9月10日から、「田舎バックパッカーハウス」母屋の解体が始まる。解体期間は7~10日ほどの予定。
1月1日の地震で大規模半壊のダメージを受け、基礎や柱がやられ、「田舎バックパッカーハウス」母屋を解体する決断をした。
今後は2階建ての納屋、いわゆる“ガレージ”を母屋として「田舎バックパッカーハウス」を再建する。
既に構想は描き済みで、一歩づつ、その構想を実現していく。解体した更地は整備する予定だが、新たな建物を建てる予定はない。では、どうするのか?それは追って発表する。
これまで様々な“旅人”の交流拠点となっていた「田舎バックパッカーハウス」、メインの建物を取り壊すのは実に名残惜しい。
今夜から明日早朝にかけて、最後の片付け。もう電気も切ってしまったから暗闇の中、一つ一つ。
明日の解体…本当に信じがたい。これまでは「解体、まだかなぁ」とか思っていたけど、前日になると沢山の思い出が詰まった家だからか、悲しくなってくる。
わずか5年だったんだけどね、そう思えるのも濃厚な時間をここで過せたからかな。
これまでの多くの家の解体を町中で見てきたけど、自分事になると、「みんな、こんな気持ちで解体を見て感じてきたのかなぁ…」という気持ちでいっぱいになる。
まぁさ、でも仕方がないよね。次へと進むしかない!と自分に言い聞かせる。きっと解体が始まって、終われば、マインドがリセットされているはずだ。
ありがとう!「田舎バックパッカーハウス」の母屋!!
そして、解体に向けて、いろいろとお手伝いしてくれた家族や仲間たち、これまで「田舎バックパッカーハウス」を利活用してくれた方々、本当にありがとう!
その記録は今後も、過去に遡ってブログに載せていく予定です。
でもさ、「田舎バックパッカーハウス」は再オープンする予定なんで、終わりじゃないからね!
解体は次への一歩で、始まりの一歩。新たな「田舎バックパッカーハウス」の再建は楽しみでもあるわけよ。
さぁ、次へ次へ!自身の復興はこれからである。
【2024年8月、夏休み期間中はいつもと変わらず、多くのお客さんで賑わった「田舎バックパッカーハウス」】
【2024年の能登半島地震により「田舎バックパッカーハウス」のダメージを知りつつも、多くのお客さんが来てくれた】
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