“住める駐車場”で車中泊スポット兼シェアハウス「田舎バックパッカーハウス」(石川県穴水町川尻)の解体が今日でおわる。昨日は豪雨の影響で「田舎バックパッカーハウス」側の川があと10センチほどで溢れかえるところだった。
今日で解体最終日だが、出張のため、午前中から次女の杏抽と一緒に能登空港から羽田空港へと飛ぶ。「出張」とは言っても、「田舎バックパッカーハウス」を拠点に活用するキャンピングカー納車の旅。
探すのに時間はかかったが、中古キャンピングカーなので、新車とは異なり納車に1〜2年も待つこともなく、納車日を迎えた。
新たな拠点の構想の実現化のためだ。この日をかな~り楽しみに待っていた。
能登空港へ出発する前に「田舎バックパッカーハウス」に寄ると、浄化槽も取り壊され始めていた。
飛行機移動は片道のみで、神奈川からは“特別車両”で移動して、能登へと戻る。能登へと戻る予定日の26日には、母屋は完全に更地となっているはずだ。
「田舎バックパッカーハウス」の再起はこれからだが、業者がいっぱいいっぱいの状態なので、いつになったら基本的な“インフラ”整備ができることやら… 正直わからない。
ぼくと杏抽は羽田空港から神奈川県横浜市へ。中古ではあるが、新たなハイエースはもはや本格的な“動く家”“動くホテル”だ。
新たなキャンピングカーはハイエースの中でも最上級といえるスーパーハイルーフ、スーパーロング、ワイドボディ。
欧米ではフィアットのバン/アドリア・デュカトが“バンライフ”の代表的な車両だが、今日納車した新たな車両は、「コレぞ日本版バンライフ車両!」と言っても過言ではないキャンピングカーなのだ。
トラックベースの“箱型”キャンピングカーの“ザ・キャンピングカー”の「キャブコン」と、標準やワイドのハイエース・サイズの「バンコン」の中間を取ったほどよいサイズ。
バンコンのバンクベットと、トイレやマルチルームのスペースを取り除いたサイズ感なので、バンコンサイズと言ってもいいぐらい。“キャ”ブコンと“バ”ンコンの頭文字をとって“キャバ”コンってところだ。
鎌倉の実家に駐車すると、そのほかの車両とひとまわりサイズが大きいことがわかる。
2012年に新車で購入したアネックス社のハイエースのワゴンGLがベースになっている「ファミリーワゴンC」は。シンプルな車中泊仕様。そもそもシンプル・スタイルのキャンピングカーなので、内装には棚などがなく、自身で収納スペースを設置するしかなかった。
しかし、このスーパーハイルーフ・ハイエースがベースとなっているキャンピングカーの収納力は半端ない。
杏抽と一緒に、このスーパーハイルーフ・キャンピングカーで鎌倉から能登へと帰るのが楽しみで仕方がない。
キャンピングカーはこれから新たな「田舎バックパッカーハウス」の構想の実現で利活用していく予定だ。
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