石川テレビは5月26日(日)13:00~14:30、石川県の田舎町 穴水町の人々を取材・撮影した新たなドキュメンタリー番組「能登デモクラシー」を放送する。
監督は石川テレビの五百旗頭幸男(いおきべゆきお)さん。ぼくが登場しているドキュメンタリー映画「裸のムラ」の監督で、この映画は2022年10月に公開され、石川県知事の馳浩(馳せひろし)さんを怒らせたドキュメンタリー映画としても有名だ。
五百旗頭幸男さんは他にも、富山県のチューリップテレビ在籍中に、富山県議会の実態を“露呈”したドキュメンタリー映画「はりぼて」なども公開、そんな背景から、今回の「能登デモクラシー」も同様、穴水町をざわつかせる内容になることだろう。
今回の「能登デモクラシー」は穴水町の“実態”を取り上げているドキュメンタリー番組で、穴水町議選、コンパクトシティ、能登半島地震などテーマは様々。
長年、田舎/地方の役場はいろいろな意味で“放置”状態。穴水町のような小さな田舎町は、役場執行部の言いなり社会の状態がほとんどで、若い世代、町の声は反映されず進んでいると言っても過言ではなく、ほとんどが“役場ありき”の方針で物事が進む。特に町全体に関わる重要な課題に関してだ。町民はいわゆる“文句”のみで、“正式”に声をあげないのも大きな問題だとも思っている。
声があげにくい田舎社会と言ったほうが正解かもしれない。
これは、ブログ、議会、メディアを介して、ぼくは多くをオープンにしているが、役場との過去のやりとりの体験から、ぼく自身が体感していること。
おそらく監督の五百旗頭幸男さんはバランスよく取材していることだろう。
そんな全国の田舎町の一例として穴水町が取り上げられるわけだ。
様々な人物が登場するかと思うが、予告編から予測するにはメインはぼくの娘・中川結生のテニス・コーチでもあり、手書き新聞「紡ぐ」を発行する滝井元之さん、そして穴水町役場の執行部、前町長、10人の議員たち、町民など様々な人たちが登場することだろう。
ドキュメンタリー映画「裸のムラ」のつながりから、「引き続き、次はぜひ穴水町を追い掛けてほしい」と五百旗頭幸男さんに働きかけ、実は滝井さんを紹介させていただいたのはぼく。五百旗頭幸男さんは民間で活躍する滝井さんや、役場の“あれこれ”など、穴水町を中心に撮影・取材している。
人口約7000人ちょいの田舎町である穴水町の実態が、極端に言うと、事実をとおして“露呈”される内容の作品になっていることだろう。「へ~田舎の町ってこんな感じなんだ~」という面を映像で浮き彫りにする作品になっているかと思う。
五百旗頭幸男さんの前作は、ぼくが1/3ほど登場させてもらったドキュメンタリー映画「裸のムラ」、この作品前に公開した「日本男村」、富山の議会の実情をすっぱ抜いてドキュメンタリー化させた「はりぼて」など。
今後、穴水町は変わるべきなのか、このまま気にせず、声をあげず、行動を起こさずに、未来へと進むべきなのか、それは各自の想い次第。
ぼくはもちろんのこと、まだこのドキュメンタリー番組「能登デモクラシー」を観ていないので詳細は不明だが、間違いなく、石川テレビの五百旗頭幸男さん監督の番組「能登デモクラシー」は、穴水町をざわつかせる番組の内容になることだろう。
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