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【田舎からのつぶやき】石川県穴水町役場の『独断と偏見』、向洋小学校と穴水小学校の統合に対する署名活動 開始

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穴水町 小学校 統合, 向洋小学校, 小学校 説明会

先日の北國新聞にも載っていたが、以下背景から、移住先の穴水町でグループをつくり、署名活動を始めている。

署名活動は小規模のグループで8月からスタートしていたのだが、ぼく自身は、8月中、車中泊スポット「田舎バックパッカーハウス」の来客や、バンライフ出張が多くて、ほとんど石川県内にいなかったので、ようやく9月から動き始めた。

穴水町 小学校 統合, 向洋小学校, 小学校 説明会 【田舎からのつぶやき】小学校の統合、石川県穴水町役場の独断と偏見で話しが進んでませんか?!ってお話し
※こちらに署名内容を添付しています。

既に向洋小学校では2回も説明会があったわけだが、大半が「統合ありき」「統合のみの選択肢」には賛同できない様子の意見ばかり。

穴水町 小学校 統合, 向洋小学校, 小学校 説明会 【田舎からのつぶやき】穴水町 小学校統合に関する説明会再び… 結局「なにを反省したのだろう?」ってお話し

説明会で、ぼくは「『統合ありき』のお話しだけではなく、他の選択肢も含め、もう少し視野を拡げて考えませんか?」と、町長の吉村光輝さん、教育委員会委員長の大間順子さん、学校建設準備室の東重雄さんに訴え続けていたが、一回目の説明会とスタンスは変わらず、なぜか「いや、とりあえず!統合で話しを進めます!」と、毎回、一方的な説明で終了。

教育委員会委員長の大間さんからは、小規模の小学校の悪い点について、ほぼ“主観的”な説明があったが、ぶっちゃけ、聞いている保護者側は「ん?!」とほとんど彼女のお話しを理解できていたようには思えなかった。ぼくは、メッリトにしか聞こえていなかったけどね。

穴水町 小学校 統合, 向洋小学校, 小学校 説明会

複式学級に関してもネガティブなことばかりお話ししていたが、ぼく自身、現場の担任の先生や、昔複式で教えていた先生からはポジティブな点ばかりのお話ししかない。まぁ、先生によって、意見が異なるのは仕方がないと言えば、それまでではあるわけだけど。

ぼくらは「統合が悪」と言っているわけではない。ただ単に、まずは統合する前に、両小学校を存続させるためにやることをやりましょうよ!と言いたいだけ。そのやるべきこと、保護者への相談、町民からのアイディア収集、意見交換などのプロセスが完全に抜けているわけで、役場は上から目線で、どか~んと「統合を押し付けている」わけなのである。

2回目の説明会で、町長の吉村光輝さんは「(統合に関して町民にこれまで説明がなかったことに関して)進め方が悪かったことには反省している」と発言。

穴水町 小学校 統合, 向洋小学校, 小学校 説明会

ぼくは「であれば、誠意をみせていただき、ぼくらの主張もきいてくれませんか?」と伝えてきましたが、結局、どうやらそういう訳にはいかないようで「統合ありき」を主張。

結局、役場側、町長の吉村光輝さんは一体なにを反省したのだろうか。その点に関しても、ぼくはそのまま、説明会の質問/意見で投げかけている。

そもそも、これだけの向洋小学校の保護者が反対している様子なのに、なぜ「統合ありき」を強く推し進めなければいけないのだろうか。理解に悩む。

一移住者、町民としては、結局、なにも聞いてくれないなら、言い方が悪いのは承知の上だが、役場の独断と偏見で「これまでの『統合ありき』で勝手に進めたいのなら、説明会なんて開催せず、町民の意見を、このまま聞かずに、独裁的な方法で進めりゃいいじゃん」「形式だけの説明会なんて開催しても意味あるのかなぁ」という感じでだった。

穴水町 小学校 統合, 向洋小学校, 小学校 説明会

なぜ、ここまで統合に固執しなければいけないのか?そこまで統合に執着されると、裏でなにかが進んでいるのでは?とも考えてしまうばかり…

そんな背景から、「統合も含め、その他 選択肢も考えるため、ポジティブな町の未来をつくるために、『統合ありき』のみの話し合いは一旦やめて=統合を白紙に戻して、考え直しませんか?」という署名活動を始めている。

穴水町 小学校 統合, 向洋小学校, 小学校 説明会 ● 穴水の小学校統合、撤回求め署名活動 向洋小の保護者
※記事閲覧には有料会員登録が必要

署名活動中、多くの方々からは「役場との仕事の関係上、賛同するけど署名できない」「町長・吉村光輝さんが代表を務めるグループホーム 聖頌園(せいしょうえん)に親戚が通ってるから署名ができない」などの意見が本当に多く、署名してくれない人たちも多々。

それが田舎ってやつで、気持ちはわかるが、そのスタンスでは、いつになっても穴水町はよくならない。それに気付いてほしいし、最近では町民と利害関係が強い人が町長になっていいものなのだろうか?という疑問すら頭をよぎる。

署名内容をみていただき、「役場やグループホームとの利害関係なんてどうでもいい!」「賛同・署名する!」など、町内で署名していただける方々がいたら、署名簿を持っていくので、ぜひぜひ協力いただきたい(こちら

穴水町 小学校 統合, 向洋小学校, 小学校 説明会

IKU - INAKA Backpacker

投稿者の記事一覧

1979年1月生まれ、東京生まれ鎌倉と米オレゴン育ち。鎌倉の中学校卒業後、オレゴン州の高校と大学を卒業。現在、石川県鳳珠郡穴水町岩車在住。ソニーやPR会社で広報業務に約10年間携わり、2010年10月、ライフスタイルの選択肢を増やすべく、日本の田舎/地方を中心に、テント・寝袋・自炊道具などを担いだバックパッカー旅を開始。以後2年半にわたり旅を続ける。「テント」ベースから、2012年5月以降は「バン」ベースのバックパッカーになりバンライフ開始。2013年5月、人口約100人の限界集落 能登半島・石川県穴水町岩車に移住。現在は、「田舎への旅」と「田舎でのライフスタイル」の二つを軸に、田舎旅やライフスタイルの情報発信、都市部の人たちが能登の暮らしを体感できる「“ざっくばらん”な田舎ライフスタイル体験」の提供を行なうほか、東京のスタートアップ/ベンチャー企業、移住先・能登や静岡県の中小企業の広報サポート、地域活性プロジェクトサポートにもリモートワークで従事。また、ブログやウェブ制作、写真、執筆活動なども行なっている。移住先で自宅がある岩車の隣の地区 穴水町川尻では、シェアハウス・サテライトオフィスなど多目的・多機能の「田舎バックパッカーハウス」、そこに併設する“住める駐車場”であり長期滞在可能な車中泊スポット「バンライフ・ステーション」も運営。現在、東京の“バンライフ”のCarstay(カーステイ)で広報責任者として関わりつつも、モノのレンタルや借り放題事業を行う「flarii(フラリー)」、“遊び”を取り入れ人間関係“つながり”をリモートで構築する「バヅクリ」、静岡県島田市で幻のきのこ“はなびらたけ”「ホホホタケ」を生産する大井川電機製作所、石川県輪島市では国産漆だけでアート作品をつくる“芯漆(しんしつ)”の山崖松花堂などの広報を担当する。移住先・石川県穴水町岩車で育てられた牡蠣の販売もサポートする。

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