今日の車中泊旅のお客さんは、軽トラックに“家”を積んだ軽トラックハウスの二見宏明(ふたみ ひろあき)さん。
群馬県高崎市からはるばる、約400キロ先の能登半島の穴水町まで来てくれた。紹介は“ナスマンさん”こと、同じく軽トラックハウスで旅する青山裕さん。
先日、石川県穴水町の“住める駐車場”車中泊スポットの「田舎バックパッカーハウス」に来てくれた元日経記者・スケさんこと安倍大資さんの“家”と似ているなぁと思ったら、それもそのはず、二見さんのモデルとなったのはトラベルハウス社製の軽トラハウスとのことだった。
この軽トラハウス「Traicy(トレイシー)」での初クルマ旅スポットが、2年前、長野県安曇野で開催された「キャンパーフェス」だった。ぼくもこの「キャンパーフェス」にハイエースで参加していたので、きっと現場ですれ違っていたことだろう。
トラベルハウス似の軽トラハウスの外壁には4~5点もの絵が描いてある。二見宏明さんの趣味が水彩画なので、「二見さんが描いたんですか?!」と聞くと、外壁の絵はステッカーとのことだったが!
軽トラハウス製作の目的は、趣味の水彩画を全国各地で描きながら車中泊旅をするため。
職業柄、二見さんは電気系統も得意、防水コンセント、ソーラーなどの設備も自身で手掛けたそうだ。その他、窓やテーブルまで全て自身のスキルをフル活用して取り付けた。テレビやシンクも装備し、もはや動くワンベッドルームアパート。
車内はもちろんのことフルフラットになり快適に睡眠できる。
そんな背景から、一軒家の自宅にいても、この軽トラハウスを自身のお部屋や書斎としても利活用しているそうだ。
だが、家庭用エアコン/クーラーを搭載していない車中泊仕様の車なので、さすがに夏は暑い。
田舎バックパッカーハウス到着前日は、夏でも“寒い?!”標高約2,000メートルの美ヶ原高原の道の駅で車中泊したそうだ。
言うまでもないが8月は夏。田舎バックパッカーハウスは夕方ごろから涼しくなり、夜はそこそこ快適な気温で、車内でも過ごしやすくなるが、朝方は、太陽が昇ると同時にだんだんと暑くなる。
軽トラハウス内で、夏の暑さを感じながら目覚めた二見さん。
【目覚めたら、「田舎バックパッカーハウス」のお外で朝食を自炊。もちろん、ここの車中泊スポットではお料理もOK】
軽トラハウス外で朝食をつくり、ぼくがお薦めした能登半島先端コースを巡り、再び田舎バックパッカーハウスで車中泊。
翌朝、群馬への帰路についた二見さんであった。
二見さんの水彩画を描くことを目的とした車中泊旅、次回、田舎バックパッカーハウスに車中泊しに来たときは、ここでの滞在の様子を描いてくれるかなぁ~
水彩画ってほどの景色ではないかもしれないけど…^^
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