「自然の音」が原因で、結局、田舎暮らしできなかった!って記事をみかけた。「そこか!」と思ってしまったが…
長年30~40年以上、「都会の音」に慣れすぎてしまうと、自然の音、いわゆる「無音」だったり、虫、風、雨などの「自然の音」があふれる田舎/地方の環境に、自分の身を置くことって難しいんだろうなぁと思う。
逆パターンももちろんある。「田舎の静けさ」に慣れ、混雑した都会へ行くと、「“人酔い”して頭がくらくらして目まいがする」「うるさくて寝られない」などなど。
簡単に言えば、これまでの経験が全身にこびりついてしまい、世間一般的にいう、年をとればとるほど「頑固になる」ってやつである。しわや肌の染みみたいなものだ。
何十年も「音がある環境で育った人」は、それに慣れすぎてしまって、田舎の静けさ=自然の音に耐えられなくなる。
田舎はず~っと静かだから、その「静けさ」に耐えられず、「私、こんな田舎でなにをしてんだ?」と考え込んでしまい、鬱になる人さえいる。
都会にいると、自身の周りでは日々、常に目の前でなにかが早く動きまわっている。
人・車・電車・広告・建物などの視覚から入ってくる情報、日々目の前で何かが動いているから、視覚が頭をなにかと忙しくしてくれる。
自分で考えるよりも、視覚に入ってくるものが、自身を“考えさせてくれる”ということだ。
一方、田舎では、自分で考えること、一人で考える時間が多くなり、虫などの「自然の音」だけでは耐えられなくなってくる。
それを「対自分時間が増えていいじゃん!」とポジティブにとらえられる人と、そうでない人と、別れる。
都会での暮らしは日々いそいそし、普段、そんなことを考える時間や余裕がない、というよりも、「なにかと周囲が自分を考えさせてくれる」のだろう。
長年の習慣は全身に固定概念化して染み付く。「都会での音」、一般的には「騒音」だろうが、それが「自分にとって自然」となってしまうわけだ。
田舎の人、自然と融合した暮らしをする人からすれば、「なんか都会おかしいね」「なんか不自然じゃない?」と思いがち。
だが、不自然と一見思いがちだけど、それも自然。
「静か」「自然の音色」が人の原点ではあるかと思う。だが、人間の環境は「本当の自然」から離れた暮らしをする人が多い。
個人的には、自身の生活の大半には「自然」を取り込みたいほうだが、何度も言うが、「本当の自然から離れた暮らしをする」ことも自然なことなのだろう。
ただ、あらゆる環境に順応するには、ぼくの感覚では30歳前後までに、様々な体験をすることをお薦めしたい。
順応性は若いときに一番鍛えられる。年齢重ねるごとに、「順応性を自身の取り入れる」ことは難しくなる。
年を取るほど、固定概念は体に染みつきまくる。都会、田舎、変わらずね。
だが、あらゆる経験を体に染みつけることで、あらゆる環境で暮らせるスキルをいつのまにか身に着けることができる。
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