日本郵政が「車中泊」事業に参入した。「かんぽの宿」の駐車場を「カーステイ」の車中泊スポットとして登録・オープンした。
6月19日から寄居・石和・恵那・鳥羽・観音寺・淡路島・光・日田・阿蘇の全国9県9箇所の「かんぽの宿」駐車場で車中泊が可能となる。
今日(6月11日)から事前予約の受付を開始した。現時点では「かんぽの宿」車中泊スポットの利用は、くるま旅クラブ社が運営する「くるま旅クラブ会員」のみに限定する。
温泉やくつろげる空間「かんぽの宿」施設内の駐車場に、キャンピングカーなど“自身の家”「モバイルハウス<動く家>」を停めて寝泊まり、車中泊することができる。
カーステイの車中泊スポット含め、最近は安心・安全かつ、気軽に車中泊ができるスポットが増えてきている。カーステイの車中泊スポットはあと少しで200箇所となる。
車旅はあくまでも“旅”で娯楽要素がほとんど。これまでは、多くが「道の駅」で車中泊を楽しんでいるが、「道の駅」は長距離走行で疲れた運転手など向けの仮眠・車中泊スポット。「今日は『道の駅』に車を停めて車内で飲んで食って楽しんで車中泊するぞ!」という、「道の駅」はオートキャンプを楽しむような“娯楽”向けの駐車場ではない。
なので、今回のような「かんぽの宿」のように“娯楽”用途で、気軽に楽しめる車中泊スポットが増えることは嬉しいこと。
さらには、このような安心安全な施設で、家売却型の本格バンライファーを受け入れることができれば… 新たなライフスタイルの“支え”となってくる。
2019年、通信大手のNTT東日本も地方の保有施設の駐車スペースを車中泊向けに整備し、「カーステイ」の車中泊スポットとして登録した(こちら)。
日本郵政はNTT東日本に続く動きとなる。企業や行政が車中泊やバンライフを後押ししてくれることは、車旅人、バンライファーにとって心強い。
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また、よくよく考えると両社とも元国営企業だ。保有する広大な敷地の有効活用を行おうとしているのだろうか。今後の土地の有効活用に注目したいところ。
全国各地に空きスペースはまだまだ沢山ある。空きスペースの有効活用を図ることで、今後も世の中に自由奔放なライフスタイルが拡がっていくといいね。
以下が、今回新たに登録されたカーステイの車中泊スポット
● 湯YOUパーク かんぽの宿 寄居(埼玉県)
● 湯YOUパーク かんぽの宿 石和(山梨県)
● 湯YOUパーク かんぽの宿 恵那(岐阜県)
● 湯YOUパーク かんぽの宿 鳥羽(三重県)
● 湯YOUパーク かんぽの宿 観音寺(香川県)
● 湯YOUパーク かんぽの宿 淡路島(兵庫県)
● 湯YOUパーク かんぽの宿 光(山口県)
● 湯YOUパーク かんぽの宿 阿蘇(熊本県)
● 湯YOUパーク かんぽの宿 日田(大分県)※休業中(2022年4月現在)
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