天候で気持ちが左右されやすいタイプの人には、日本海側への田舎移住はお薦めできない。
冬、石川県含め、北陸エリアや日本海側は日々、曇ったり、雨が多い。
ほぼ毎日、“どんより”した天気に覆われる。
全国の年間降水日数のランキングでは、秋田県、新潟県、福井県、富山県、石川県、青森県、鳥取県、島根県などの県が常に上位入りしている。
どんよりした雲が太陽を覆い隠す。風が雲を流し、家の窓からの光が明るくなったり、暗くなったりすることも多々。
石川県の“どんより”期間は1月から3月上旬前後までといったところだろうか。
そんな天候に左右されることなく、「雨が降ったら、気持ちを切り替えて、こうやって過ごせばいいじゃん」と気分をさくっと切り替えられる人でなければ、石川県、北陸エリア含め日本海側で生活することは難しいだろう。
基本、楽観主義者で、どこでもやっていける人でないと、北陸や日本海側の地域では暮らせない。
楽観主義者とはただ単に明るく「のほほ~ん」としている人ではない。課題に直面したら将来的なことを見据えて、自身でポジティブ方面へと考え方や姿勢を切り替えて前進できるタイプだ。
こういった楽観タイプは若いときの経験・試練が重要だと思っている。だが「試練があった」だけではだめだ。
その「試練」に対して、人に頼ることは必要最低限に抑え、自分自身でいかに解決へと導こうとしたのか、そこが重要となってくる。
そういったことに対して、幾度も立ち向かい、訓練してきたタイプは、考え方をポジティブに切り替える方法を知っている。
そこまでの楽観主義者になる必要はないのかもしれないが、あらゆることに気分が左右されやすい人は、北陸の天気に耐えることはできないだろう。
天候というのは、ほぼ毎年決まっている。その決められた天候は人間の力で変えることができない。
移住は長期だ。「自分は長期的に考え、この決められたこと・ものに対応できるのか?」をよく考えてから行動したほうが良いだろう。
たまにパットこのような青空が広がることもあるが、この期間は「どんより」した天気がほとんど。
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