INAKA Backpacker House - 田舎バックパッカーハウス

【メディア掲載】北陸エリアのテレビで特集「バンライフに物語あり!?」 その内容はいかに!?

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
テレビ バンライフ 特集 MRO 石川県

昨晩(2020年1月30日)、MRO(北陸放送)のニュース番組「レオスタ」が放送した「バンライフ」特集の内容が実に素晴らしかった。

ざっくり言うと、「バンライフ・ステーションに様々な物語あり」を感じられる特集だった。

これまで、テレビの放送では主に「バンライフとは?」のさわり的な放送が多かったが、今回MROが特集した内容は、バンライフの世界に“ちょい”踏み込んでいたと感じた。

テレビのプロフェッショナルたちの“腕”のお陰だ。

石川県 住める 長期滞在 車中泊 スポット ミチトライフ

しかも、通常、ニュース番組の特集では数分の内容がほとんどだが、今回のバンライフ特集は約10分という異例の長さとなった。

テレビ バンライフ 特集 MRO 石川県

そもそも、「バンライフ」とは、車中泊仕様のクルマ 主に箱型のクルマ<バン(VAN)>で、仕事や旅をしながら、人生や生活<LIFE(ライフ)>を送ること。

ぼくらがいる豊かな時代、よくよく考えてると、あらゆるライフスタイルが実現可能だ。

車中泊仕様で、寝られるタイプのマイカーであれば、仕事・旅をしながら余裕で暮らせる。ただ、遅れているのは、社会インフラのみ。

インフラが必要であれば個人ベース、気の合う企業と共に、そんなインフラをつくってしまうのも一つ選択肢だろう。何事も試してみなければわからない。

石川県 住める 長期滞在 車中泊 スポット

ということで、そんな中、2019年12月、ぼくは、能登半島先端“奥能登”の入口に位置する石川県穴水町(あなみずまち)の川尻(かわしり)地区にシェアハウスやコワーキングなど、多目的・多用途の家「田舎バックパッカーハウス」を開設。

同時にバンライフのリーディングカンパニー Carstay(カーステイ)社と共にその敷地内に長期滞在かつ“住める”駐車場「バンライフ・ステーション」を国内で初めてオープンした。

その翌月、2020年1月1日から早速一組、菅原拓也さんと恵利さんの「えりたく夫婦」、その数日後に、もう一組のバンライファー夫婦 矢井田裕左さんと千秋さんの「ミチトライフ」、2組合計4人が「田舎バックパッカーハウス」にやってきた。

二組の滞在期間は約1ヶ月で、2月1日前後には能登を旅立つ。

今回のMROの「バンライフ」特集は、県外から能登の田舎に移住したぼく自身、「田舎バックパッカーハウス」、「バンライフ・ステーション」に滞在した二組のバンライフ夫婦を描いたストーリーになっていた。

MRO テレビ 取材 田舎バックパッカーハウス ミチトライフ 矢井田裕左 千秋 菅原拓也 恵利

MROの特集内容は大変素晴らしく…

「レオスタ」終了後、「テレビ観ました。素晴らしいと思いました。ヤー中川さんのコメントに感動しました」などのコメントをいただいた他、ぼくが「田舎バックパッカーハウス」を譲り受けて様々な活動を展開していることから、「MROテレビで拝見しました。輪島市XXXXに祖母が住んでいた家があります。もう10年以上誰も住んでいないので、直ぐに住める様な状態では無いです。家の土台は丈夫ですのでリフォームすれば使えると思うのですが要りませんか?」という嬉しい問い合わせまでいただいた。

MRO テレビ 取材 バンライフ 田舎バックパッカーハウス ミチトライフ 矢井田裕左 千秋 菅原拓也 恵利

 
そして… この「バンライフ」特集後、その裏では…

特集の取材撮影を終えた後の数日間、「えりたく夫婦」の拓ちゃんと恵利ちゃんが、夫婦お互いでつぶやいているとおり、「田舎バックパッカーハウス」では、リアルに様々な夫婦のストーリーの展開があった。


「バンライフ」という、小さな空間での暮らしだからこそ、一軒家に住もうと、バンに住もうと、どこでも起こりうる夫婦喧嘩と見られがちだが、そうシンプルな喧嘩ではない。

「えりたく夫婦」のストーリーは、少し特殊なケースでもある。

恵利ちゃんは自身のブログで綴っているとおり、精神的な症状「ADHD(注意欠陥多動性障害)」を抱えている。

周囲がその症状について深く理解して接しなければ、ときには大変な事態となる。「病は気から」とは言うが、ぼく自身の夫婦からの経験上、その姿勢で精神的な症状を持った人に接しても事態は悪化することは多々。

えりたく夫婦

恵利ちゃんは「ADHD」を抱えて大変かと思うが、夫として常に隣にいる拓ちゃんも大変なはず。それはその当時、二人から発信されたツイッターが語っていた。

しばらくは、お互いの接し方で、悩むかと思うが、「ADHD」などの症状をもつ人たちは、これからもその症状に悩まされながら今後の人生を歩むため、最終的には、あらゆる面で“タフ”な拓ちゃんの接し方次第になるのかもしれないとも考えられる。

なにがあったかのか… 深い詳細は別途書きたいと思っているが、北陸放送MROの取材撮影後、「田舎バックパッカーハウス」では様々なストーリーがあったわけだ。

ぼくにとっては、当時から今にかけての自分たち夫婦の実写版を見ているようで仕方がなかった。

そんなこんなで… 放送終了後…

このMROの「バンライフ」特集に、ここ数日間のリアルな映像シーンを入れていたら、ニュース上の特集でなく、感動短編ドラマが完成していた気がしてならなかった。

MRO テレビ 取材 田舎バックパッカーハウス ミチトライフ 矢井田裕左 千秋 菅原拓也 恵利

 
まぁ、それはともかく… 最終的に「えりたく夫婦」は数日間の別居後、すぐに“復活”し、二人一緒になって、1月末に「田舎バックパッカーハウス」を旅立っていった。

「ミチトライフ」夫婦は2月2日に「田舎バックパッカーハウス」を出発し、長野県塩尻市へと向かう。

今後も、「田舎バックパッカーハウス」が、旅人にとって「帰れる拠点」となったり、あらゆる人との交流から新たな取り組みがうまれたり、一時的な仕事場・休憩場所・田舎暮らしの体験拠点などになればいいなぁと思っている。



そして、最後に、みんなをつなげてくれた東京のスタートアップで「バンライフ」のリーディングカンパニーCarstay、代表の宮下晃樹さんにも感謝である。

能登 穴水 シェアハウス 田舎バックパッカーハウス <まとめ>

ちなみに、現在、「田舎バックパッカーハウス」では、4部屋のシェアハウスまたはサテライトオフィスのユーザーを募集しています。

ご興味ある方々はぜひ、上の「田舎バックパッカーハウス<まとめ>」をお読みの上、お問い合わせください。

MRO テレビ 取材 田舎バックパッカーハウス ミチトライフ 矢井田裕左 千秋 菅原拓也 恵利

石川県 バンライフ 長期滞在可能 住める駐車場

MRO テレビ 取材 田舎バックパッカーハウス ミチトライフ 矢井田裕左 千秋 菅原拓也 恵利

 

シェアハウス, コワーキングスペース, ワークスペース, バンライフ・ステーション, 住める駐車場, 能登, 穴水町 お知らせ:『田舎バックパッカーハウス』をオープン!日本初の“住める駐車場”
能登半島にある小さな田舎町<石川県穴水町川尻>にシェアハウスとオフィス、コワーキングスペース、住める駐車場「バンライフ・ステーション」も!

IKU - INAKA Backpacker

投稿者の記事一覧

1979年1月生まれ、東京生まれ鎌倉と米オレゴン育ち。鎌倉の中学校卒業後、オレゴン州の高校と大学を卒業。現在、石川県鳳珠郡穴水町岩車在住。ソニーやPR会社で広報業務に約10年間携わり、2010年10月、ライフスタイルの選択肢を増やすべく、日本の田舎/地方を中心に、テント・寝袋・自炊道具などを担いだバックパッカー旅を開始。以後2年半にわたり旅を続ける。「テント」ベースから、2012年5月以降は「バン」ベースのバックパッカーになりバンライフ開始。2013年5月、人口約100人の限界集落 能登半島・石川県穴水町岩車に移住。現在は、「田舎への旅」と「田舎でのライフスタイル」の二つを軸に、田舎旅やライフスタイルの情報発信、都市部の人たちが能登の暮らしを体感できる「“ざっくばらん”な田舎ライフスタイル体験」の提供を行なうほか、東京のスタートアップ/ベンチャー企業、移住先・能登や静岡県の中小企業の広報サポート、地域活性プロジェクトサポートにもリモートワークで従事。また、ブログやウェブ制作、写真、執筆活動なども行なっている。移住先で自宅がある岩車の隣の地区 穴水町川尻では、シェアハウス・サテライトオフィスなど多目的・多機能の「田舎バックパッカーハウス」、そこに併設する“住める駐車場”であり長期滞在可能な車中泊スポット「バンライフ・ステーション」も運営。現在、東京の“バンライフ”のCarstay(カーステイ)で広報責任者として関わりつつも、静岡県島田市で幻のきのこ“はなびらたけ”「ホホホタケ」を生産する大井川電機製作所、石川県輪島市では国産漆だけでアート作品をつくる“芯漆(しんしつ)”の山崖松花堂などの広報を担当する。移住先・石川県穴水町岩車で育てられた牡蠣の販売もサポートする。

関連記事

  1. mobile lifestyle vanlife family 移動型定住 東京モーターショー 家族 バンライフ 家族 子持ち 【ざっくり特集 – VANLIFE 1】車で“移動暮…
  2. 穴水町 川尻 鮭 salmon anamizu kawashiri <動画あり>鮭10匹の遡上!能登・穴水町川尻の住める駐車場「バン…
  3. 田舎旅するバックパッカー、フィリピン最大手航空会社の機内誌「Sm…
  4. 【メディア掲載】「Lancers マガジン」に『広報の経験豊富な…
  5. 秋葉博之 秋葉洋子 バンライフ 住める駐車場 穴水町 輪島 珠洲 能登町 石川県 車中泊 石川県の住める駐車場「田舎バックパッカーハウス」に帰ってきた本格…
  6. バンライフ ステーション 田舎バックパッカーハウス 石川県 穴水町 能登半島 コロナ禍、住める駐車場「究極の車中泊スポット」バンライフ・ステー…
  7. 能登 穴水町 牡蠣 oyster in anamizu noto ishikawa 牡蠣で中日新聞 武藤記者の送別会
  8. NHK総合73分番組に田舎バックパッカーが生出演

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

CAPTCHA


VANLIFE特集 バン・車に暮らすとは?

VANLIFE Feature article バンライフ 特集 車上生活 車中生活

Pickup Post

上勝町 紅葉 “葉っぱ”の町へ再び…バックパッカー✖クルマ“私事”旅 長崎県五島列島 小値賀 森クリーニング day 87 「車を貸しちょげるから島を回ってきたら!」と五島列島 小値賀島の森クリーニング“銀一さん” ~ 交番テント泊で信用を築いていたバックパッカー夫婦 ~ 能登 穴水町 牡蠣 oyster in anamizu noto ishikawa 牡蠣で中日新聞 武藤記者の送別会 Youtuber Tomo san ユーチューバー 勝村知由 ともさん 車中泊 撮影 ユーチューバー“ともさん” 穴水町川尻での車中泊映像 前編と後編アップ 【メディア掲載】日本最大のビジネス誌「日経ビジネス」に登場

日本初の住める駐車場・車中泊スポット「バンライフ・ステーション」併設型 シェアハウス in 能登・石川県穴水町

能登・石川県穴水町岩車の牡蠣<かき>販売サポート中!

Selling Oyster from Noto Anamizu Iwaguruma Ishikawa 能登 穴水町 岩車 牡蠣販売
  1. 石川県 子育て,石川県 移住,石川県 移住者,穴水町 子育て,穴水町 小学校,穴水町 川尻,穴水町 移住者,能登 田舎, 能登 移住者, 田舎 学校, 田舎 小学校,向洋小学校
  2. 石川県 子育て,石川県 移住,石川県 移住者,穴水町 子育て,穴水町 小学校,穴水町 川尻,穴水町 移住者,能登 田舎, 能登 移住者, 田舎 学校, 田舎 小学校,向洋小学校
  3. 石川県 子育て,石川県 移住,石川県 移住者,穴水町 子育て,穴水町 小学校,穴水町 川尻,穴水町 移住者,能登 田舎, 能登 移住者, 田舎 学校, 田舎 小学校,向洋小学校
  4. 能登半島地震 石川県穴水町, 改修, 田舎バックパッカーハウス
  5. アソモビ2024 in Makuhari

車中泊スポットを探す!

vanlife RV station バンライフ 車中泊 車旅

Pickup Post

  1. 鎌倉 樹ガーデン 穴場 カフェ
  2. 旅の背景 理由 田舎旅 バックパッカー backpacker background in Japan
  3. 中津川

ランキング

人気の投稿とページ

【令和6年能登半島地震】石川県穴水町でオープン中のお店一覧と営業時間情報など(4月22日現在)
一般人のテレビ出演、どれぐらいお金をもらえるのか?
【田舎旅】今夜は『道の駅 やたて峠』車中泊 “茶色”の温泉350円
漁師直送!水揚げ直後の能登牡蠣<のとかき>最速翌日お届け!石川県穴水町岩車産の牡蠣 注文・販売!ペイペイにも対応!
能登半島・石川県穴水町の田舎暮らし体験シェアハウス、長期間 車中泊滞在“バンライフ移住”可能な“住める駐車場”『田舎バックパッカーハウス Station 1』について
【能登の田舎からのつぶやき】石川県穴水町の交番が無くなる?!
day 46.1 徳島県 伊島 稼ぐ若手爽やか漁師たち ~バックパッカーが見て聞いた漁師の魅力~
漆器界最強の『芯漆』
ソフトバンクは田舎/地方でもつながるのか?つながる携帯会社は?
day 76.6 福岡県 小呂島 EXILEのミュージックスクール特待生 島田乾生くん家族とバックパッカー夫婦の夕べ
PAGE TOP