Work in Inaka / Countryside - 田舎/地方で仕事

福島でU-18東北選抜 対 東南アジア選抜の国際親善試合「JapaFunCup<ジャパファンカップ>」開催

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
ジャパファンカップ サッカー 福島 国際親善試合 リトグリ

先日、国際交流基金と日本サッカー協会が、2019年6月22日 14:00からキックオフ予定のU-18東北選抜 対 U-18東南アジア選抜「ASIAN ELEVEN」のサッカー国際親善試合「JapaFunCup<ジャパファンカップ>」に関する共同記者会見を開催した。

開催予定場所は福島県の「Jヴィレッジスタジアム」。

能登から羽田空港へと飛び、会見場所の「日本サッカーミュージアム」へ向かった。

能登空港 羽田空港

この親善試合は、日本と東南アジアの交流のために、国際交流基金アジアセンターが主催、日本サッカー協会が共催して実現となった。

国際交流基金アジアセンターは2013年12月に東京で開催された「日・ASEAN特別首脳会議」で合意され、国際交流基金が2014年に設立した組織。

国際交流基金 安藤理事長

国際交流基金の安藤理事長

現在、ASEANと日本との間で、日本語の学習支援、芸術文化の双方向の交流事業を柱に、様々な取り組みを行っている。

芸術文化では、演劇、映画、音楽、美術など様々な活動を通した交流がある。

今回は「スポーツ」分野での取り組み。



サッカー交流事業分野では、国際交流基金アジアセンター、JFA、Jリーグが2014年に3社協定を締結。

これまで、日本からアジア各地へと、延べ166人の指導者を派遣、東南アジアにいる3,150人の選手を指導してきた。

アジアセンターの5年間の活動を総括して、今年「響き合うアジア2019」を発足。これまでの成果発表の一環として、今回の親善試合を企画した。

5年の継続した活動により、「絆」「信頼関係」などが築けたことから、今年の試合開催となったそうだ。

福島 親善試合 JapaFunCup ジャパファンカップ ユニフォーム 増田セバスチャン

今回の国際親善試合「JapaFunCup<ジャパファンカップ>」は、「響あうアジア2019」の主要事業の一つだが、別で「東京では6月や7月に、バンコク、ジャカルタ、ハノイなどでは今年後半に別事業を実施する予定」と国際交流基金の安藤裕康(あんどう ひろやす)理事長は話した。

JFA 田嶋辛三 会長

日本サッカー協会の田嶋辛三(たしま こうぞう)会長は、「アジア内にライバルを増やしたい。現在、ASEAN10か国で14名の日本出身サッカー指導者が活動している。ASEANは、経済やスポーツ面でも急成長中。人口はEUよりも多い6億5千万人。FIFAもASEANのポテンシャルに注目していて、多くの国がユース育成に取り組んでいる」と話した。

東南アジア11か国から選抜され、結成したチーム「ASIAN ELEVEN」の代表監督には、ジュビロ磐田や清水エスパルスで活躍した元Jリーガーの古賀琢磨さんが就任。

古賀さんはJリーガー引退後、シンガポール、東ティモール、ミャンマーの三か国でユース世代の選手にサッカーの指導を行ってきた。

今年はU-15ミャンマー代表監督に任命され、9月開催のアジア選手権にも参加する予定だ。

福島 親善試合 JapaFunCup ジャパファンカップ

古賀監督が紹介した注目選手。攻撃的ミッドフィルダー タイ出身の最年少プロサッカー チョンブリFCのチャナロング選手、マレーシア出身のボランチ/守備的ミッドフィルダーのハリス選手。

東ティモール含めASEAN各11か国のサッカー連盟にポジションを指定して、代表2名の選出を依頼、合計22名の選手を選抜した。選抜選手は試合約1週間前に福島に入り、調整を行う予定だ。

今回、福島県の「Jヴィレッジスタジアム」で6月22日に開催する「JapaFunCup」は「ASIAN ELEVEN」のデビュー戦。

7月にはベトナム・ハノイでも試合を予定している。

Jリーガー ミャンマー 監督 古賀琢磨

東北日本代表チームには、東日本大震災以来、JFA復興特任コーチを務める手倉森浩(てぐらもり ひろし)さんが監督に就く。



「Jヴィレッジ」は2018年に再スタートを切り、4月20日から全面再開。サッカー以外でも、コンサートや展示会など多目的用途の施設となった。

福島 親善試合 JapaFunCup ジャパファンカップ ユニフォーム 増田セバスチャン

「ASIAN ELEVEN」のユニフォームデザインを担当した増田セバスチャンさん。

今回の試合に関わる予算は数千万円で、国際交流基金が100%負担する。

国際交流基金の安藤理事長は「支持を得られれば、来年の実施も予定したい。まずは成功にむけて頑張る」と述べた。

ジャパファンカップ サッカー 福島 国際親善試合 リトグリ

会見では、「JapaFunCup」のテーマソング「Little Glee Monster(リトルグリーモンスター(リトグリ))」の「I Believe」が発表され、リトグリがサプライズ登場、会見ステージで歌を披露した。

リトグリは、2014年にデビューし、2017年から2年連続で、NHK紅白歌合戦に出場。2019年1月にリリースし、「JapaFunCup<ジャパファンカップ>」のテーマソング「I Believe」を収録したアルバム「FLAVA」は、オリコンウィークリーチャートで1位を獲得した。

福島 サッカー リトグリ

試合当日、リトグリは、「I Believe」を生ライブで歌うことになっている。

ちなみに、リトグリ メンバーのかれんさんは古賀監督の娘さんだそうだ。

リトグリが「I Believe」を歌っている写真は次のページに載せている。※動画は完成次第 載せる予定。(続きはこちら

国際交流基金アジアセンター  2019 活動 スケジュール

国際交流基金アジアセンター 主催の「響きあうアジア2019」 今後のスケジュール

また、国際交流基金アジアセンターは、スポーツだけでなく、芸術分野でも活動を展開している。

今年2月から3月の間には、東北エリアで、「宿ル」をテーマに、主に舞踊を中心とした「三陸国際芸術祭 2019」も開催した。

国際交流基金アジアセンター 三陸国際芸術祭 2019

国際交流基金アジアセンター 三陸国際芸術祭 2019

 
ブログ村ランキング参加中!クリックをお願いします!
Please click below icon for a blog ranking
にほんブログ村 ライフスタイルブログへ
こちらクリックを!

 

シェアハウス, コワーキングスペース, ワークスペース, バンライフ・ステーション, 住める駐車場, 能登, 穴水町, 車中泊 お知らせ:『田舎バックパッカーハウス』をオープン!日本初の“住める駐車場”
能登半島にある小さな田舎町<石川県穴水町川尻>にシェアハウスとオフィス、コワーキングスペース、そして、住める駐車場・長期間滞在可能な車中泊スポット「バンライフ・ステーション」も!
Sales of oyster in Iwaguruma Anamizu Ishikawa Noto 能登 牡蠣 穴水町 岩車 直販 【お知らせ】牡蠣<かき>販売のサポート開始!
水揚げ直後の牡蠣<かき>があなたの手元に最速翌日届く!能登半島の“奥” 石川県穴水町岩車の牡蠣<かき>を購入!鮮度抜群なので、牡蠣ならではの臭みなし!

IKU - INAKA Backpacker

投稿者の記事一覧

1979年1月生まれ、東京生まれ鎌倉と米オレゴン育ち。鎌倉の中学校卒業後、オレゴン州の高校と大学を卒業。現在、石川県鳳珠郡穴水町岩車在住。ソニーやPR会社で広報業務に約10年間携わり、2010年10月、ライフスタイルの選択肢を増やすべく、日本の田舎/地方を中心に、テント・寝袋・自炊道具などを担いだバックパッカー旅を開始。以後2年半にわたり旅を続ける。「テント」ベースから、2012年5月以降は「バン」ベースのバックパッカーになりバンライフ開始。2013年5月、人口約100人の限界集落 能登半島・石川県穴水町岩車に移住。現在は、「田舎への旅」と「田舎でのライフスタイル」の二つを軸に、田舎旅やライフスタイルの情報発信、都市部の人たちが能登の暮らしを体感できる「“ざっくばらん”な田舎ライフスタイル体験」の提供を行なうほか、東京のスタートアップ/ベンチャー企業、移住先・能登や静岡県の中小企業の広報サポート、地域活性プロジェクトサポートにもリモートワークで従事。また、ブログやウェブ制作、写真、執筆活動なども行なっている。移住先で自宅がある岩車の隣の地区 穴水町川尻では、シェアハウス・サテライトオフィスなど多目的・多機能の「田舎バックパッカーハウス」、そこに併設する“住める駐車場”であり長期滞在可能な車中泊スポット「バンライフ・ステーション」も運営。現在、東京の“バンライフ”のCarstay(カーステイ)で広報責任者として関わりつつも、静岡県島田市で幻のきのこ“はなびらたけ”「ホホホタケ」を生産する大井川電機製作所、石川県輪島市では国産漆だけでアート作品をつくる“芯漆(しんしつ)”の山崖松花堂などの広報を担当する。移住先・石川県穴水町岩車で育てられた牡蠣の販売もサポートする。

関連記事

  1. 日経ビジネス 西雄大 穴水町 岩車 長崎公雄 広報 中川生馬 Kimio Nagasaki Iwaguruma Anamizu PR 田舎で仕事『広報』: 国内最大のビジネス誌 農家の取材で岩車へ
  2. Quora QAサイト CEO 取材 アダム・ディアンジェロ Adam D’Angelo Facebook CTO interview 【田舎で仕事 – ライター】機械学習活用した新たなQ…
  3. 日経 5月5日 カーステイ テルモ ダブルな嬉しさと必然的な偶然!?元上司が転職した会社の記事が隣に…
  4. 2017年9月4日 朝日新聞 Globe Asahi newspaper globe 田舎で仕事『広報』:全国紙「朝日新聞 The GLOBE」にSi…
  5. 能登 穴水町 岩車 夕焼け 海辺の綺麗な村 田んぼ Ishikawa Anamizu Iwaguruma beautiful Village by a port and ocean rice field 旅のIT活用: 海外・国内 旅、便利な旅券情報サイトまとめ &#…
  6. ガイアの夜明け カーステイ メロウ キャンピングカー 医療機関 支援 【田舎・地方で仕事 – 広報】来週6月16日放送の『…
  7. 【田舎で仕事 – 取材コーディネート】人生100年時…
  8. ウミネコパーラー 石川県 穴水町 看護師 足立秀幸 土倉菜々香 かき氷 カフェ スコーン Anamizu Shaved Ice Kakigori cafe 【田舎で仕事『広報』】辺鄙なスポットのかき氷屋が多くのメディアに…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

CAPTCHA


VANLIFE特集 バン・車に暮らすとは?

VANLIFE Feature article バンライフ 特集 車上生活 車中生活

Pickup Post

日振島 漁師 day 55 愛媛県 日振島 笠岡彰さんの養殖現場を見学 – その1 ~ 養殖と天然の違いは?まずは出荷作業の現場へ ~ スザーンロス day 70.5 輪島塗と独自の技法でデザイン“Power of Wood(木の力)”を感じられる作品をつくるスザーン・ロスさん ともさん 車中泊 キャンピングカー 【メディア掲載】車中泊ユーチューバー“ともさん”チャンネルに「田舎バックパッカーハウス」とハイエース“動く拠点” “動くオフィス” 【田舎で仕事】 ITベンチャー『広報』で初の日経産業新聞1面 asahi van life 朝日新聞 バンライフ 【メディア掲載】朝日新聞にCarstayと『バンライフ・ステーション』で登場『気軽に車生活楽しもう』

日本初の住める駐車場・車中泊スポット「バンライフ・ステーション」併設型 シェアハウス in 能登・石川県穴水町

能登・石川県穴水町岩車の牡蠣<かき>販売サポート中!

Selling Oyster from Noto Anamizu Iwaguruma Ishikawa 能登 穴水町 岩車 牡蠣販売
能登半島地震, 石川県穴水町,能登半島 雪,能登 3月 雪,石川県 3月 雪, 穴水町 3月 雪
  1. 田舎バックパッカーハウス 罹災証明書,穴水町 罹災証明書, 罹災証明 参考,石川県 罹災証明書
  2. NHK 中川生馬, NHK Carstay, NHK キャンピングカー, 能登半島地震 キャンピングカー, 能登半島地震 カーステイ
  3. 動く美容室,動く美容サロン,カーステイ,ヘアーモス,石川県輪島市,美容室,美容トラック,キャンピングカー

車中泊スポットを探す!

vanlife RV station バンライフ 車中泊 車旅

Pickup Post

  1. 鎌倉 樹ガーデン 穴場 カフェ
  2. 旅の背景 理由 田舎旅 バックパッカー backpacker background in Japan
  3. 中津川

ランキング

人気の投稿とページ

【令和6年能登半島地震】石川県穴水町でオープン中のお店一覧と営業時間情報など(3月22日現在)
一般人のテレビ出演、どれぐらいお金をもらえるのか?
【カーステイ車中泊スポットレビュー】500円で車中泊 都会の24時間オープンお風呂カフェ
漁師直送!水揚げ直後の能登牡蠣<のとかき>最速翌日お届け!石川県穴水町岩車産の牡蠣 注文・販売!ペイペイにも対応!
【令和6年能登半島地震】石川県穴水町の「田舎バックパッカーハウス」罹災証明書を入手 結果は?解体・撤去までの流れ
デルのノートパソコン 購入半年で三度目の修理、デルの最悪なサポート対応を暴露
【動くオフィスでITレビュー】車中ワーケーション、ハンドルにハマるSurface GOが最強“車内”タブレットPC
【田舎旅】今夜は『道の駅 やたて峠』車中泊 “茶色”の温泉350円
day 70.3 予想外の日本滞在約20年 「ペンキ塗りは得意、3ヶ月で輪島塗をマスターできると思った」と漆芸作家スザーン・ロスさん
【写真で見る】能登・石川県穴水町の とある一軒の田舎/地方の空家 ~ なぜ 田舎の人は空家を貸したくないのか? ~
PAGE TOP