能登・穴水町岩車(石川県) – 今晩、アメリカ、南アフリカ、フィリピン出身の20代~30代の友だち約10人が、田舎バックパッカーの“バーベキュー畑”へとやってきた。
みんな、石川県で語学指導を行う外国青年招致事業「JETプログラム(The Japan Exchange and Teaching Programme)」をとおして、英語の外国語指導助手(Assistant Language Teacher=ALT)として、石川県に滞在中。
みんなの拠点は様々、フィリピン・マニラ出身のHeidiと、アメリカ・シアトル出身のKiyomiは穴水町や門前にある小・中・高校で、アメリカ・コロラド州出身のJulianと、南アフリカ出身のBrandonは金沢や津幡で、英語教師のアシスタントをしている。
【今回はなかったが、彼は、酔っ払い、気持ちが良くなると、場所問わず、腕立て伏せを始めるそうだ(笑)】
岩車に移住して5年、その間、田舎にいても平均月に1度、海外のあちこちから友だちがやってくる。
今回のバーベキュー、日本人はぼくら家族3人だけ。10人は海外出身。100人前後の限界集落では、滅多に見ない光景である。
田舎にいても、自身の積極的な交流次第でつながりを拡げることができる。また、ソーシャルメディアのテクノロジーを活用すれば、新たな“つながり”も見込める。
クルマ、飛行機、電車のテクノロジーで、これからはドローンなど飛行物体を利活用して、個人が飛んで移動する時代も近い。ここ5年~10年以内に、そんな時代になり、東京だけでなく、その他の都会から能登への飛行時間はどんどん短縮することだろう。
田舎や都会、どこにいようと、ホント変わらない時代だ。
どれだけの人たちが、田舎を拠点にすることに対して“大きなメリット”に気づき、田舎に住みつくか… そして、小さな村々を維持することができるか。
要するに、人がいなければ… “メンテする人”がいなければ、空き家含め地域がどんどん廃れていくばかり… 人がいれば元気づくってわけだ。
それにしても、これまでの経験、スキル、つながりがあるからこそ、こうして、みんながやってきてくれる。感謝だなぁ。
嬉しいのは、娘・結生が、赤ちゃんのころから、あらゆる文化出身の人たちと交流ができていること。
これから、世界のグローバル化は進み、異文化交流はさらに増加する。
英語ができるから“スゴイ”ではなく、『英語ができることで、なにができるのか?』を考えるべきだろう。
世界中、あらゆる人たちの“考え方”を取り込むことができ、自身の視野が格段に拡がるわけである。
その手段は、このようにリアルな場、ソーシャルメディア上の情報、チャットを介したビデオ電話、ブログなど、さまざま。
言語ができることで、“なにかをするとき”の選択肢は増える。
日本では得られない情報を、海外から得て、現実化に向けた取り組みを図ることもできる。
そんな環境に、小さいころから慣れると、大人になっても、異文化に対する抵抗や戸惑いがなくなることだろう。
今後も、田舎にいつつ、海外との“ざっくばらん”な交流を、どんどんと深めていきたいところだ。
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