2018年3月29日付の北陸中日新聞に、能登・穴水町岩車(石川県)へと移住する大堀悟(おおぼり さとる)さん、通称 ぼりさんに関する記事が大きく載った。ぼりさんは2018年4月23日に岩車に移住する予定だ。
記事は3月末で穴水町を後にする武藤周吉記者によるもの。武藤記者は4月から中日新聞の名古屋本社勤務となるそうだ。ぼりさんの移住に関する内容は武藤記者が書いた記事に詳しく書かれているので、ぜひ、読んでほしい。(このブログ一番下にある画像参照)
“ずうずうしく”…ぼくも移住サポーターとして記事内に、沢山登場させてもらっている。が、これはぼくだけでなく、岩車地区の人たちの支えがあり、相乗効果が働き合い実現したこと。
ぼりさんの田舎/地方移住の一歩に、ほんの少しだけでも、役に立てればと、ぼりさんと岩車の世話人たちとの橋渡し役を演じさせてもらった。
ぼくが移住したときは、移住前から、穴水町の議会議員で岩車在住の新田信明さんに移住の世話役になっていただいた。今回は、移住者のぼくが、新たな移住者のぼりさんの“きっかけ”/起点とならせてもらい、移住をサポート。
「田舎バックパッカーのなにがきっかけなんだ?!」って点は、ぼくが語っても客観性がなく、ちょい恥ずかしいので… 以下記事やぼりさんのツイッターをみていただきたい。
今回の移住は、『現地人が ⇒ 移住者をサポート ⇒ 現地に慣れた移住者+現地人が ⇒ 新たな移住者をサポート』『移住者が、新たな移住者を呼び込む』という“現場”型のサイクル。
今後… いや常に… なにごともそうかと思うが、田舎/地方の盛り上がりには“現場型”が必要不可欠なんだろうなぁ。
移住セミナーも重要なんだろうけど、今や極端に言えば、情報収集やセミナーはネットでもできる情報化社会。
「ホントに田舎へ来たい!田舎に住みたい!」、“とにかく”自分の目で見ようと、“現場に足を運ぶ志をもった人”、“やってくる人”たちと交流し、彼ら・彼女らの「現実的な居場所」の提案をしたりして、呼び込むことが重要なんだろうなぁと感じる。これについては別途、改めて、語ってみたいと思う。
最終的に強い想い・志をもって田舎移住するのは、外から来る人「外者」。「強い想いをもった人」は、大切な仲間として、迎えてサポート、移住後は、小さな村内、みんなで今後の暮らしを楽しんでいければいいなぁと思う。
そのサイクルだなぁ。
ぼりさんは自身のツイッターに今回の移住の大まかな流れについて、以下のように綴っている。
今回、能登地方での物件契約にこぎつけるまでの間、かれこれ半年以上前からお世話になってたのが"田舎バックパッカー"の生馬(いくま)さん @iku203 で。
この方がいたから移住先を穴水町に決めました。
※写真左が生馬さん
(右は本日取材してくださった中日新聞の武藤さん) pic.twitter.com/7UF1qfpmCC— ぼりさん (@borilog) 2018年3月24日
移住の最大の“きっかけ”に慣れたことは嬉しい+それを面向かって言われ、久々になんか照れた。Thank you for coming over to Noto. In April, Bori san will be moving to a countryside village Iwaguruma of Anamizu Town where I live currently! Hopefully, he could rent "that" empty house! https://t.co/RiceRpuuEN
— Ikuma Nakagawa, 中川生馬 (@iku203) 2018年2月20日
ぼりさんは昨年、田舎移住に関する取材で穴水町へきて、UターンやIターン移住者を取材。その当時から、既に移住を予定していたそうで、ぼくのブログを見てくれていたそうだ。
その後、9月下旬の岩車のキリコ祭りに参加、地域の人たちとも触れ合い、自身で地域を体感して、独自で岩車を“探って”いた。
キリコ祭り後、まずはフェイスブック・メッセンジャーの映像/ビデオ電話を介して、遠隔地から岩車の空き家を見学。
2月下旬、ぼりさんは千葉での短期間集中型のフリーランス向けの講座で多忙な期間ではあったが、1日半で岩車を弾丸訪問し、今後は自分の目で空き家見学。
そして、つい先週末(3月下旬)、夜行バスをフル活用し、半日の弾丸で岩車に来て、2軒の空き家オーナーと賃貸交渉・契約し、移住に対する強い意志/“やる気”を地域に見せていた。
岩車の空き家紹介では、区長の岩崎哲好さん、地区在住の議会議員・新田信明さんが、サポートをしてくれた。
今後、ぼりさんは、岩車で田舎フリーランス養成講座を展開、短期滞在型のシェアハウスのオープンを予定している。
ぼりさんは4月23日(月)、岩車に移住する。今後が展開が楽しみだ。
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