能登・穴水町岩車(石川県) – この日午前中、ここ穴水町岩車へ…国内最大のビジネス誌『日経ビジネス』の記者・西雄大(にし たけひろ)さんと、カメラマンの菅野勝男さんが岩車へとやってきた。
西さんは日経BP社のIT関連誌「日経情報ストラテジー(休刊)」や「日経コンピュータ」の編集部、親会社の日本経済新聞社への出向を経て、2013年1月から「日経ビジネス」編集部で活躍している若手エース記者。
西さんとぼくは、2003年ごろから、記者と企業の広報担当として、仕事上、やり取りをしている。
今回、広報サポートを行ったのは、ぼくと同じ農山漁村・岩車に住む長崎公雄(ながさき きみお)さんだ。
日経ビジネスの取材テーマは“ざっくり”だが、「大企業から農家に転職、50歳前後から始める儲かる農業の道」だ。
日経ビジネスの前は、北陸三県のブロック紙・北陸中日新聞の記者を紹介。
それが取材へとつながり、記事として大きく取り上げられた。
長崎公雄さんは55歳のとき、北國銀行を早期退職し、岩車にUターン、農家に転職。
現在、カボチャ・ニンニク・大根などの農作物を育てて、市場で販売している。
石川県内最大手地方銀行から農家に 能登岩車の33枚の田んぼをカボチャ畑に転換 ~ “ノルマ”は“能登の里山”の赤土で甘~い2万個のカボチャと1千万円 ~ |
ぼくは能登の田舎の遠隔地で、個人事業主/フリーランスの広報マンとして、東京、大阪、石川、徳島、アメリカの企業や個人の広報をサポートしてきた。
広報の役割は、報道関係者への“情報の売り込み”で、「営業」色が強い職種。
商品やサービスなどが、どのようにすればメディアに取り上げられるかを考え、それをメディアとつなげる。
新聞社、出版社、テレビ局、オンラインメディアなどが多い東京に自身の拠点を置いたほうがベストなのだろうが、約15年近く構築してきた広報スキルをベースに、フルにテクノロジーも活用してなんとか田舎で事業を展開している。
クライアント(お客さん)からは、「自身のサービスを新聞、雑誌、テレビ、オンラインなどのメディアに、純粋な報道として、取り上げてもらいたい。どうしたら良いのか?」といった相談・依頼を受け、細かいヒヤリングを行う。
そして、メディアに取り上げられそうなネタを発掘・加工し、メディアにアプローチを行う。
自社の商品やサービス、取り組みがメディアに、取り上げられ、報道されることで、うまくいけば、売り上げや信頼性の向上へとつながるわけだ。
もちろんのこと、そこには細かい作業・活動が発生するわけだが、ざっくり、そういった活動が基本的な広報の仕事である。
取材後、日経ビジネスの西さん、カメラマンの菅野さんと、ぼくは穴水町の“昔ながら”のカフェ兼食堂「フリースタイル」で美味しいカレーを食べて、2人は小松空港方面へと向かった。
もう少し滞在してくれれば嬉しかったが、つい先日、西さんの子どもが産まれたばかりなので、奥さんの実家へと急ぎ足で帰っていった。
それにしても、今日の岩車の大根畑や漁港からの「能登の里山里海」の眺めは最高だったなぁ。
さて、来週は、短期間ではあるが、久々の東京と鎌倉への“旅”だ。
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