田舎バックパッカーの娘・結生の初めての海外は、3歳のときで、2016年のフィリピンへのバックパッカー旅。
【セキュリティの都合上 ぼかしている】
もちろん、3歳であろうと、パスポートは必要。0歳から必要なのだ。
証明写真は、町の写真屋さんかインスタントの証明写真機械で用意するのが一般的だが、カメラとプリンターさえあれば、自分で撮影し印刷することができる。
特に乳幼児は写真屋さんでもなかなか無表情で撮るにはテクニックが必要で、駅やお店の外などでみかける証明写真機で撮ることはさぞ難しいことだろう。
笑ったり、泣いたり、動いたり…子どもの証明写真は難しい。
また、それなりに費用もかかってしまう。
証明写真機では、500円~800円ぐらいが相場。
写真屋さんの撮影費用は、3000円から6000円前後とばらつくが、そこそこの費用が必要となる。
今日は、自宅で証明写真を作るコツを紹介したい。
モデルは田舎バックパッカーの娘。昨年、実際、この撮影方法と証明写真でパスポートを作った。
≪用意するもの≫
① カメラ(デジカメか一眼レフ、素早くシャッターが切れるカメラが望ましい)
② 三脚か台(カメラを固定するもの)
③ 無地、もしくは淡い無地のシーツや板
④ L判の光沢紙
⑤ プリンター
④と⑤に関しては、コンビニなどのお店にある印刷機でプリントしても安価に済む。
≪手順≫
① 無地の板かシーツをピンと張る。ヨレヨレのシーツの場合、影が入り証明写真として認めてもらえないので注意が必要。今回は白い板を用意した。
③ 影写り防止のために、白い板の前にモデルとなる人を少し板から離れて座らせる。
ちなみにこの下の2枚の写真、1枚は不採用だった。違いがわかるだろうか。
【髪の毛結んでる写真 <影がNG> セキュリティの都合上、ぼかしている】
【髪の毛おろしてる写真 <OK> セキュリティの都合上、ぼかしている】
一見上の写真の方が顔の輪郭がはっきり見えてよさそうに見えるが、よく見ると耳の下に影が入ってしまっている。
これくらいの影でも審査を通らなかった。この影を編集で消すのはなかなか難しいので、あらかじめ影が入らないような写真を撮っておくことが重要。
何枚かパターンを変えてとっておくと良い。
③ こんな風に表情が崩れ、横を向いて、焦点が合っていない写真は言うまでもないがNG。
④ 何パターンか撮り終えたら画像編集ソフトで露光量やトーンカーブを調整。
⑤ 解像度は、横幅1800ピクセル程度に設定して保存。1.5MB~2MBぐらいのデータ量であれば、ある程度高画質だろう。最低2MBは欲しいところだが、5MB以上にならないように注意。
⑥ パスポート証明写真の大きさは、横35ミリ×縦45ミリと厳密に決められている。
ここで登場するのがこの便利な正面写真のサイト「IDphotoGenerator」だ。
⑦ このサイトに写真を取り込み、パスポート写真で設定をすると、自動的に横35ミリ×縦45ミリに切り取ってデータを保存してくれる。
念のために、定規で顔の大きさを計り、顔の長さが34±2mmで収まっているか確認するといいだろう。
⑧ 最後は印刷。コンビニや家のプリンターなどでの印刷も可能。写真用の紙をセットするだけでOK。
写真サイズはL判の紙質は光沢ゴールド(プリンターによって呼び名は違うかもしれない)
念のため、何パターンか印刷しておくと良い。
時間と手間はかかるが自分で出来るようになると、この先ちょっとした節約にもなる。何度も撮り直しが出来るのでお気に入りの写真を証明写真として使うことができる。
こうして3歳の娘は無事 フィリピンへ旅したのだった。
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