今回の『“ざっくばらん”な田舎ライフスタイル体験』では能登空港からまずは珠洲方面へ行った。(前回の話しはこちら)
民宿 食堂「むろや」でランチを終えたKyahさん夫婦とぼくが向かった先は、奥能登や珠洲の一象徴的ともなっている“格好良くてどでかい島”『見附島(みつけじま)』だ。
形が軍艦のようにも見えるので、通称 軍艦島ともよばれている。
この見附島をドローンで撮影。
見附島の海岸には…なんトンものきれーいに並べられた『陶器の破片?!ガラクタ!?』が…!?
って、“ガラクタ”らしきものの正体は…実はアート。
珠洲では今日(2017年9月3日)から、来月10月22日にかけて、『奥能登国際芸術祭2017』が始まる。
見附島で見つけた何百もの陶器の破片の正体は、中国人アーティストのリュウ・ジャンファさんの作品「Drifting Landscape(ドリフティング・ランドスケープ)」だ。
陶器は全て割れているもの。珠洲焼の破片は地元から、他の割れた陶器は中国から持ってきた。
長靴や容器など日用品のように見える真っ白い陶器はリュウ・ジャンファさんが作ったものだそうだ。
それらをいかに見附島周辺に流れ着いたかのように砂浜に置いている。タイトルのとおり、“漂流”する“景観”をイメージしたアートとなっている。
中国と言えば「陶器」、珠洲焼は珠洲の代表的な陶器/アート。陶器などの高温土器の技法は中国から伝わったと言われている。
その陶器での“つながり”や、見附島には中国で仏教を学び、弘法大師 空海が見附島へとやってきた歴史があることから、著名な中国人アーティストが見附島でのアートを担当することになったのだろう。(ざっくりこちら)
アートの現場では、ボランティアでチェコや台湾からのスタッフさんたちが作品づくりを手伝っていた。
別途、近々、旅ストーリーを載せる予定だが、娘との田舎バックパッカー旅では『北アルプス国際芸術祭』のアーティスト 川俣正さんの作品をつくっていたスタッフの人たちと長野県大町で出会った。
その一か月後だったか…奥能登国際芸術祭の一アーティスト さわひらきさんと彼のスタッフと、奥能登先端の海女さん食堂の番匠さんの漁船で、輪島から50キロ沖合にある舳倉島(へぐらじま)へ行ってきたばかり。
● 会場: 石川県珠洲市全域(詳しいアートスポットは以下地図を) ● 参加アーティスト: 11カ国から39組 ● 会期: 2017年9月3日(日)~10月22日(日)までの50日間 ● 総合ディレクター: 北川フラムさん |
● 会場: 石川県珠洲市全域(詳しいアートスポットは以下地図を) ● 参加アーティスト: 11カ国から39組 ● 会期: 2017年9月3日(日)~10月22日(日)までの50日間 閲覧時間は原則9:30~17:00となっているが、外に展示されているものは自由に見ることができるだろう。 ● 総合ディレクター: 北川フラムさん |
東京から珠洲へのアクセスの最短は約1時間で、全日空(ANA)の飛行機で羽田空港から能登空港へと飛ぶ。1カ月前か1週間前ぐらいに予約すれば、1泊宿付き往復航空券 約3万円前後で購入可能だろう。詳しくは以下サイトを。
最安のアクセス方法は夜行バス(こちら)で金沢駅へ。金沢駅東口からは特急バス(時刻表はこちら)で、のと里山空港(能登空港)へ。
能登空港から奥能登/珠洲方面へは自由が利くレンタカーがベスト。タクシーは高額だし、バスは本数が少ないので、のんびりできないだろう。
過ごしやすい秋の季節、時間に余裕がある人は、奥能登のアートや旅スポットをゆっくりクルマ旅しながら巡るのも楽しい。
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っと…話しは『奥能登国際芸術祭2017』にそれた。
ぼくらは、珠洲から穴水町岩車の田舎バックパッカーハウスへ。その後、能登の食材を活かした輪島のフランス料理店へと向かう(続きはこちら)
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