今週、石川県穴水町役場に関する記事を載せた。
田舎バックパッカーの実体験から語った役場に関する記事、どうやら町の人たちも気になるようで、注目しているみたいだ。
ぼくと同じような経験をした町民が多いみたいで、町民と思われる人から、去年書いた記事に対するコメント投稿もあった。
元々、同様のことは話では聞いたことがあったが、まさか、自身が体験することになるとは思ってもいなかった。
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● 穴水町役場 政策調整課 課長の無責任な『報酬』発言と『証拠』 – バックパッカーが語る地方自治体のあるある?! その1 |
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● ● 穴水町役場 政策調整課の無責任な『報酬』発言 – バックパッカーが語る地方自治体のあるある?! その2 |
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● 穴水町役場 政策調整課の全面謝罪とその次は… – バックパッカーが実体験から語る地方自治体のあるある?! その3 |
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● 地方役場の現実 穴水町役場と『言った言わない』のゴタゴタ議論 ~ 納得いかないなら辞めてもらっていいですよ!発言 ~ |
会う人たちからは「証拠があったのは、本当にラッキーでしたね」と言われる。
確かにそのとおりだ。自身の録音データがなければ、「言った・言わない」のゴタゴタ口論となって、平行線で終わっていただろう。
それにしても、証拠がなければ、「そんなこと言っていない」と突っぱねる役場課のトップの対応もいかがなものかと思ってしまう。
結局は「町民の意見なんて気にしてないんじゃない?」とも疑ってしまう。
町内を代表する安定した就職先と思われる役場がこうであれば、「田舎には仕事がない」と思われても仕方がない。
町外/県外の就職先に目が向いてしまう…というより、他で就職したほうが良いと思うべきだろう。
現状の役場であれば、子どもを持つ親の立場から意見すると、初めての就職先として、穴水町役場を選択肢に入れてほしくない。
ぼくが語ったことは、仕事以前の問題点だと思っている。役場に入ってしまうと、「社会人としての常識が崩れる...」ような気がしてならない。
町を代表する役場がこうであれば、町の将来は危ない…と言いたいところだが、そう考えるのも、いかにも役場に身を委ねているかのようで、逆に癪に障る人も多いかと思う。
まぁ、結局、この町は民間主導でなければ、何事も進まない町で、ぶつぶつと「穴水町役場はダメだ」と話すよりも、民間が何事も行ったほうが早いのだ。
田舎暮らしと“町”との関係
今や地方創生を聞いたことがない人たちは沢山いることだろう。
そんな社会的背景からも、田舎に人が移住すると、その移住者になにかと声がかかる。
町役場も、移住定住の呼び込みに力を入れようとしている。
政府からも補助金がおりやすいことだろう。
東京や都会では『会社生活』が中心で、市役所などの行政機関との関わりは住民票を受け取りにいったり、住所変更するぐらいのときぐらいで、ほとんど関わりを持たない。
しかし、このような地方との社会的背景からも、田舎に移住すると、移住者はこれまで関わりがなかった町役場のような行政機関とのつながりを持ち始める。
上の記事内でも述べたとおり、移住後、仲良くしている町内出身の人が、町役場の職員と親族だったり、あれこれ“紹介”から、役場だけでなく、“町”と“つながり”をもつ。
町内で“つながり”が深くなることは大変ありがたいことだし、嬉しいこと。
だけど、そこで、こんな莫大の投資があるプロジェクトに対して、『無責任』なことを言ったり、行動があるってのはよろしくない。
町からの補助金関連でも…
田舎移住後、田舎現地で起業するために、役場からの補助金なども視野に入れているようであれば、移住前に、『役場の現実』をしっかりと把握してから、話しを聞いたり、念のため、二重・三重の確認をしたほうが良いだろう。
でなければ、移住後に、なにかと「それ聞いてないよ」「話しが違うよ」という事態が起きたり、「言った・言わない」で起業に遅れをとることも発生する。そんな事例は町内外でも聞いたことがある。
なにはともあれ、田舎移住、田舎暮らしでは、なにかと町役場などの行政機関と関わりが発生するので、本来こんなことは言いたくないが…今回の教訓から、役場とは用心深く関わりたいところ。
今回の件が、田舎暮らしの一つの参考になると良いなぁと思っている。
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