山梨県北杜市 – そんなこんなで、ぼくら田舎バックパッカーファミリーは、「道の駅 今井 恵みの里」を朝7:30頃出発。(前回のストーリーはこちら)
去年は海外へのバックパッカー私事(しごと)旅だったり、デスクで集中することが多かった。嬉しいことに、約2ヶ月半は海外にいたのではないだろうか。“動く拠点”ハイエース・ファミリーワゴンCの活用を控えていたが、やっぱり、クルマを拠点にした旅っていいなぁ、と感じる。毎朝、違った風景を見ながら起きる...毎日が新鮮、新たなスタートって感じで良い。
さて、この日は起きると、積もると言うほどでもない量だが、雪が降っていた。いそいそとトイレを済ませて、出発する。
まずは、約1時間強、クルマを走らせ、国道20号線にある山梨県北杜市(ほくとし)「道の駅 はくしゅう」で、水を汲み、ここで一休み。「道の駅 はくしゅう」は人気ある車中泊スポットだ。
ここでしばしば、ぼくらバックパッカーファミリーのようにクルマ旅をしている旅人たちとの会話を楽しむ。
ぼくらの“動く拠点”ハイエース・ファミリーワゴンCの隣には、これからウィスキーの白州の工場の裏あたりで、“崖”の下にクッションを敷いて“岩登り”「ボルダリング」をするハイエースのクルマ旅夫婦がお湯を沸かしている。週末になると、東京から、遥々、北杜やその他ボルダリングスポットに行っているそうだ。今日は、サントリー白州蒸溜所の裏あたりの山でボルダリングをするそうだ。
軽自動車がベースのインディ727で旅をしているお母さんと息子さんは道の駅を散策しながらぼくらと同じようなクルマ旅人と交流している。
中にはマイクロバスがベースのキャンピングカーで、犬も連れて旅をしている夫婦もいる。このサイズまでいくと、これはまさに家だ。都会の月額10万円ぐらいするアパートに匹敵するサイズと言っても過言ではないだろう。いや、アパートに“動く”が追加されるので、それ以上の価値になることだろう。
ぼくらだったら確実にここに住める。
「道の駅 はくしゅう」では、美味しい水を汲めるし、道の駅の隣には飲み物、肉・魚・野菜、お惣菜、ビール・お酒、ジュースなどを販売しているスーパー「SELVA(セルバ) – 白州エブリ店」もある。価格も普通のスーパーと同じぐらいで「高くもなく、安くもなく」という感じだ。都会と比較すると、野菜は新鮮で安価だ。
【一日の終わりには...お酒で終わらせたい人にもお薦め。地元のワインもスーパーにある】
ここから約10分弱、クルマで走れば温泉もある。実に便利な道の駅だ。
ちなみに、「道の駅 はくしゅう」から約10キロ弱北へ行くと「道の駅 信州蔦木宿(しんしゅう つたきじゅく)」(長野県諏訪郡)がある。ここの道の駅には温泉とキャンプ場が併設されていて、キャンプ場のそばには綺麗な川が流れている。ここもお薦めの道の駅。
それにしても、今年は雪が少ないなぁと感じる。いつもだったら、このあたりから見える山はもう少し雪で覆われている。
その後、富士五湖である河口湖、山中湖を経由して、鎌倉に到着。この季節、河口湖への峠は凍結していることがあるので要注意。
こうして能登から鎌倉への“ちょい”クルマ旅の片道が終了したのだった。
能登への帰りは、どのルートで行こうかなぁ。クルマ、飛行機、列車、バスなど、最近のテクノロジーのお陰で、都会と田舎への行き来は本当に便利になった。選択肢が豊富で、あっという間だ。
【いつもは結花が美味しい料理をしてくれるが、今回は「道の駅 はくしゅう」で久々の惣菜】
【「道の駅 はくしゅう」の触れ合いコーナーで惣菜を食べるバックパッカーファミリー】
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