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“自分に集中” 中毒的なSNSから離れる – 米・司法試験一発合格した人物から感じたこと

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ソニーピクチャーズ 中山雅貴 弁護士 sony pictures entertainment masaki nakayama lawyer

能登・穴水町岩車(石川県) – 先日書いた、鹿渡島定置での見学の続きのストーリーで…今回そこへの“ちょい”旅で感じたことだ。(そのときの話しはこちら

ある時、SNS(ソーシャル・ネットワーク・サービス)/ソーシャルメディアを切ってみるのは、デトックス効果あってオススメ。本当に大切な事、より見えてくると思う

そう話すのは、大企業にフルタイム勤務しつつも、全米一難しいと言われている司法試験を受けて一発合格した家族持ちの中山雅貴さん。

言うまでもないが、試験は完全英語で、テクニカルな言葉だらけ。中山さんは20歳にパスポートを取得、英語とのふれあいは、そこからだ。

中山雅貴さんはアメリカのグローバル本社ソニー・ピクチャーズ・エンタテインメントにフルタイムで勤務しつつも、アメリカの弁護士/法律家の養成を目的とした学校「ロースクール(法科大学院)」に通い、つい最近、全米一難しいと言われているカリフォルニア州の司法試験を受け一発合格した。

次の目標は来年2月のハワイ州の司法試験合格。そのために、今月からその道へ、突っ走るために勉強を始めた。

今回、お互いあまり話せなかったし、ぼくは中山さんのことをそこまで知っているわけでもないが、中山さんと能登で再会し、思ったことをここに綴っておく。ちなみに、グループ会社ではあるが、中山さんはぼくの元仕事仲間の一人。

ここまで読むと、多くの人が、「すごい!ソニーで、しかも弁護士じゃん!」と思うことだろう。もちろん、言うまでもないが、司法試験に合格したことはスゴイことだ。素直にそう思うが、ぼくが本当にスゴイと思ったことは他にある。

それに向けてとにかく“まっしぐら”になるという中山さんの姿勢だ。

試験合格というゴールに向けて、可能な限り、その道のりで、自分にとって、時間がとられて、“妨げ”になるものを最小限に抑え、とにかく集中しようとする本気度だ。

人生において重要でないことをしばらく後回し。自身の夢一本に短期間、徹底的に打ち込む。ものすごく極端に、少しネガティブな言い方で言えば、周囲の「雑音」をかき消し、そのゴールのことだけに集中する。

中山さんはソニーでフルタイム勤務、奥さんや子どももいる。ファミリーマターであらゆる行事もあることだろうし、周囲のことで手一杯になる。どの時間に、自分は時間を割きたいのか…バランスをとることは重要だ。

フェイスブックなどのソーシャルメディア/SNSから離れ自身に集中

そこで、今回、「とにかく徹底的に集中するため」に、取り入れたことは、ハワイ州での司法試験が終了するまで、フェイスブック、メッセンジャー、ライン、ワッツアップなどのソーシャルメディア/SNSから、離れること。

司法試験に向けて、可能な限り、勉強に集中するために、それが終わるまで、ソーシャルメディアを休止状態にする。

既に中山さんはスマートフォンからアプリを全て削除し、アカウントを休止状態にしている。

今や「え~、フェイスブックに載せてたじゃん!見てないの?!」と周囲が言うほどの時代。「フェイスブックやラインから離れることなんてできるわけない。そんなこと絶対できないよ」と思い、ソーシャルメディア『中毒』になってる人も多いことだろう。

また、「それってみんなを無視するってことでしょ。ちょい失礼じゃん?」と思う人もいることだろう。

が、それで失ってしまう関係というのは、元々そう大した関係ではなかったにも値するのではないだろうか。

本当の友だちや身近な人たちなら理解できる姿勢だろう。

 

日本文化に合っているソーシャルメディア

フェイスブックというのは、日本の社会に合致したソーシャルメディアだろう。

日本は、必要以上に「他人の目を気にする」文化だ。「みんなに合わせる」「みんなも、あれこれしているから、私もあれこれする。間違ってないよね」と、周りに合わせる行動をとるのが特徴的。

日本の教育から、そうなることは仕方がない。あらゆる意見や考え方があるのにも関わらず、先生から教わることが絶対的な文化だ。それが染みついている。

そんな文化背景を考えると、人の日々あらゆる行動や意見が集中的に載っているフェイスブックは、日本人にとって、またとない情報コミュニティサイトとなる。

その文化にあったソーシャルメディアは…「中毒」になりがちだろう。

「いいね!」はどれだけ獲得できたのか、どれだけの閲覧者がいるのか、フォロワーはどれだけいるのか、あの人は今日なにをやっているのだろうか、この人のこの投稿にはコメントしたり、「いいね!」しないとね…など…

仕事の最中、友人と遊んでいるときも、フェイスブックから通知が届くと、どうしても見てしまう…人も多いことだろう。

だが、数か月やそれ以上でも、フェイスブックを放っておいても、人の出来事というのは大幅に変わらない。

要するに、日々起きている細かいことまで、注意を払っていても仕方がないわけだ。「中毒」になっている人は、閲覧にも時間が取られる。

そう思いつつも、他人の動向を気にしてしまうのが、日本文化で、あらゆる“噂”事を気にしてしまうわけだ。

本当に親しい人、つながりたい人であれば、メールや電話などで、連絡をとることだろう。

 

やりすぎは禁物…バランスは重要

情報の発信・拡散、フォロワーの拡大、自身の動向などを簡単に投稿できる表現の場、ダイレクトで誰とでも連絡を取れる場としては素晴らしいが、「閲覧のしすぎ」「気にしすぎ」は禁物だ。

素晴らしい点に関しては全く否定もしないし、素晴らしいメディアだと思っていて、ぼくも活用している。人間だ。自身に関する嬉しいこと・楽しいこと・残念なことなど、シェア/共有したい気持ちは重々わかる。

だが、バランスを考えなければ、気づいていないうちに、そこに割いている時間の割合は莫大なものとなり、ときには「時間の無駄」となってしまう。

短いのか…長い人生になるのか人それぞれだが、日々、人のゴシップねたに時間をかけるよりも、自分が行いたいことに対して、より多くの時間を割くと、自身のゴールにより迅速に近づけることだろう。

なにかに向かって「本気で集中する」ということは、ソーシャルメディアから離れることだけではない。

ソーシャルメディアはあくまでもその一例だ。その他、「必要でないこと」は沢山あるはずだ。

みんなも今一度、
自分は本当にこの夢に向かって本気で走っているのだろうか?
知らないうちに、無駄な時間(や費用)が、その他のことに費やされていないだろうか?
と、考えてみてはどうだろうか?

ぼくも自身に対して「今向かっているゴールに対して本気になっているのか…」を問い詰めて、もろもろ考え始めなければいけない時期なのかもしれない…

ソニーピクチャーズ 弁護士 中山雅貴 sony pictures masaki nakayama

いちどに道路ぜんぶのことを考えてはいかん、わかるかな?

つぎの一歩のことだけ、つぎのひと呼吸のことだけ、つぎのひとはきのことだけを考えるんだ。
いつも ただつぎのことだけをな。

するとたのしくなってくる。これがだいじなんだな、たのしければ、仕事がうまくはかどる。
こういうふうにやらにゃだめなんだ。

ひょっと気がついたときには、一歩一歩すすんできた道路がぜんぶおわっとる。
どうやってやりとげたかは、じぶんでもわからんし、息もきれてない。これがだいじなんだ。

道路掃除夫ベッポの言葉 ミヒャエル・エンデ「モモ」より

【中山雅貴さんがフェイスブック上に載せた最後の写真】

ソニーピクチャーズ 中山雅貴 弁護士 sony pictures entertainment masaki nakayama lawyer

 

 

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1979年1月生まれ、東京生まれ鎌倉と米オレゴン育ち。鎌倉の中学校卒業後、オレゴン州の高校と大学を卒業。現在、石川県鳳珠郡穴水町岩車在住。ソニーやPR会社で広報業務に約10年間携わり、2010年10月、ライフスタイルの選択肢を増やすべく、日本の田舎/地方を中心に、テント・寝袋・自炊道具などを担いだバックパッカー旅を開始。以後2年半にわたり旅を続ける。「テント」ベースから、2012年5月以降は「バン」ベースのバックパッカーになりバンライフ開始。2013年5月、人口約100人の限界集落 能登半島・石川県穴水町岩車に移住。現在は、「田舎への旅」と「田舎でのライフスタイル」の二つを軸に、田舎旅やライフスタイルの情報発信、都市部の人たちが能登の暮らしを体感できる「“ざっくばらん”な田舎ライフスタイル体験」の提供を行なうほか、東京のスタートアップ/ベンチャー企業、移住先・能登や静岡県の中小企業の広報サポート、地域活性プロジェクトサポートにもリモートワークで従事。また、ブログやウェブ制作、写真、執筆活動なども行なっている。移住先で自宅がある岩車の隣の地区 穴水町川尻では、シェアハウス・サテライトオフィスなど多目的・多機能の「田舎バックパッカーハウス」、そこに併設する“住める駐車場”であり長期滞在可能な車中泊スポット「バンライフ・ステーション」も運営。現在、東京の“バンライフ”のCarstay(カーステイ)にフルタイム広報として関わりつつも、モノのレンタルや借り放題事業を行う「flarii(フラリー)」、“遊び”を取り入れ人間関係“つながり”をリモートで構築する「バヅクリ」、静岡県島田市で幻のきのこ“はなびらたけ”「ホホホタケ」を生産する大井川電機製作所、石川県輪島市では国産漆だけでアート作品をつくる“芯漆(しんしつ)”の山崖松花堂などの広報を担当する。移住先・岩車で育てらた牡蠣の販売サポートも思っている。

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