アメリカ・ユタ州ソルトレイクシティ – さて、今日はビジネス界で世界的に著名教授Gary Hamel(ゲイリー・ハメル)さんの取材に向けた“打ち合わせ”や“準備”、そして実際の取材日でもある。
ぼくのまわりでは知らない人が多いかと思うが、「取材が入るとは思わなかった」と言われるほど、取材設定が難しい著名教授。メールや電話での連絡を経て、ようやく取材へとこぎつけた。
ユタ州ソルトレイクシティでの取材
今回の“旅”は…国内ビジネス誌大手出版社ダイヤモンド社の出版部門の副編集長おとなぎさんとの出張だ。
ダイヤモンド社は、ビジネスマン向けの「週刊ダイヤモンド」や、経営者層向けの「ダイヤモンド・ハーバード・ビジネス・レビュー」、数多くのビジネス関連の書籍を出版している。
英語での取材依頼、現場でのハメルさんの取材、取材原稿のラフ執筆まで、大変嬉しいことにもろもろコーディネート、サポートさせてもらった。
取材などもろもろのコーディネートに関しては約10年広報で培ったスキルが活きるが、ぼくは正直そこまで“ビジネスに精通したバックパッカー”ではないので…
今回のトピック「ビジネス・イノベーション」や「ビジネス・マネジメント2.0」に関しては詳しいわけではない。そうとは言えども、これまでのノウハウから、説明してもらえれば、ざっくりだがピックアップできる。
そこで一番参考になったのは音なぎさんからの事前ブリーフィングだった。実際に語り合うことが一番頭に入ってくる。
ゲイリー・ハメル教授の取材内容を“ざっくり”
ハメルさんの話しの中には、ぼくがオレゴン大学に通っていた時、政治・経済で勉強した哲学者の名前が多々登場した。
かなり“ざっくり”ではあるが、主に語られたトピックは、世界のビジネスは生産性が鈍化していて、新たな革新的な製品が世の中に出ていない、これまで工場など生産性工場や効率化が図られてきたが、マネジメント/組織の進化は全くされていないという点だ。
現在の社会/組織は階級制度にとらわれすぎていて、現場スタッフの声を活かせていない。
よりフラットでスタッフの個性を活かすことができるワークスタイルの現場に転換することで、大きなイノベーションは起きる可能性が高まるわけだ。
CEO(最高経営責任者)はそれに気づいているが、従来どおりの固定概念が強いマネージャータイプの人たちは(極端に言えば)古い考え方で現場にいる若手部下たちの声を押さえつけようとしている。
が、フェイスブック、ツイッター、ブログなどのソーシャルメディアの発展で、少しづつではあるが変化の方向へ向かっているわけだ。
いわゆる個々のクリエイティビティ/創造的意見なくして、組織にイノベーションは起きない。それには、マネジメント/組織の大々的な革新が必要というわけだ。
今回の取材、1時間の予定だったが、なんと…有り難いことに、約3時間も取材時間をいただき、しかも…現時点では公開できないが、もろもろオファーをいただいた。
どんどん動く…やれることから着々と
田舎、旅だけでなく、自分のスキルをフル活用して、やれることからどんどんやって、動いていく。
一つの分野に選択して集中することも良いんだろうけど、このような“体験”から“視野”も拡がっていいなぁっと感じる。一つの“私事”テーマを持ち幅広く動きたい。
取り組んでいることは全てつながっていて…うまくつなげていると自分では思っている。そう自分が思えることが大切なんだと思うし、できると思うことはやってみればよいと思っている。チャレンジしてみないことにはなにも変化はない…なにも起きない。
さて、ゲイリー・ハメルさんの3時間の取材を終え…バックパッカーのぼくは自身の“人生の転機”のスポット オレゴンへと飛ぶ。(続きはこちら(近日中にアップ予定))
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