能登・穴水町岩車(石川県) – 前からちょこちょこと伝えているが、ぼくは、“田舎旅する”広報マンとして、ここ奥能登の田舎の遠隔地やバックパッカーの旅先から、東京などのベンチャー企業の広報をサポートしているわけで…
ここ数日は大阪の情報セキュリティ専門の会社のプレスリリース作成に取り掛かっている。
広報の仕事はリリース作成と配信だけではない
リリース作成…数日から約1週間は作成に集中したいところだが…中々時間が取れない。
いきなりだが…
プレスリリースの書き方が重要なのは言うまでもない。が、作成して配信するだけでは、効果ある広報活動にはつながらない。
ただ単にプレスリリース配信サービスを活用して、情報発信すればよいと思っている企業や個人事業主が多いが、広報はそんな甘いものでは成り立たないし、楽ではない。
プレスリリース配信サービスの代表的な例はベクトル社が運営しているPR TIMESだが、そこから配信されたリリースは見ないという記者も少なくはない。
個人的には、リリースがそのまま自動的にメディアのリリース専用サイトに転載されることから、客観性にかけていたり、記者は「もう既に沢山掲載されている」と考え…独自の視点で記事を書く気が失せてしまうのではないかと思う。
ただ「載らないより載せたほうが良い」という視点もあるだろう。なので、PR TIMESの活用は工夫して気を付けて活用したほうが良いだろう。
広報の仕事の目標は…“メディアに掲載してもらうこと”、そして、それが最終的に売り上げなどにつながれば尚良いわけだ。
日々、メディア/記者の手元には何百ものリリースが届く。驚きのニュース/ネタだったらともかくとして、「書き方に工夫をこなし作成する+配信をする」だけでは、メディアは取り上げてくれないし、配信先も編集部へ送信すれば良いってものではない。
“メッセージの打ち出し方”と“リリースを活用したアプローチ/活動の仕方・手法”が重要なのだ。
「驚きのニュース/ネタだったらともかくとして…」と書いたが、いわゆる“小さなニュース”をいかにどう取り上げてもらうか…を考え動くことが広報の重要な役割なのだ。
広報マンにとって、リリースは“あくまでも広報の一つのツール”でしかない。
ぼくは能登の遠隔地や、時には旅先にいるわけだが…実際行っている広報の仕事/活動はもちろんのこと、リリースの作成だけではない。
「田舎で広報の仕事?!」
そもそも、田舎/地方のほうでは…役場が発行する「広報誌が“広報のすべて”」だと思っている人がほとんど。『広報』を理解している人と出会ったことはない。
そんな背景もあり…「田舎で広報の仕事?!」の観点から考えると、広報の仕事を田舎で行うことは大変難しい。そして、広報は“現場が重要視される仕事”でもある。同じ業界にいる広報マンにとっては「おまえ、どうやって田舎で広報の仕事を請け負ってんだ?」と思われている。
って…ここまでリリースについて語り始めておいてアレだが、今は広報について詳しく語っている時間はないのだった…
近々…ってもう来週だが…これまでとは少し違った場所へのバックパッカー旅が待ち構えている。
最近はもろもろばたばたしていて、久々の旅となるわけだが…今回は驚きのスポットとなる。
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