Kamakura City - 鎌倉市

<都会にある小さな田舎>鎌倉がロケ地のテレビドラマ「続・最後から二番目の恋」放送開始

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いきなりだが、ぼくらバックパッカー夫婦は最近、移住先の能登・穴水町岩車(あなみずまち いわぐるま)(石川県)で、木を伐っている。原木椎茸を育てるためのドングリの木や、近所でいつもお世話になっている新田信明さんが倉庫を増築するとのことで、その材料となる杉の木材を伐っているのだ。

田舎暮らし 山 畑 間伐

田舎暮らし 山 原木 しいたけ能登・穴水町岩車(あなみずまち いわぐるま) – 山で原木椎茸を育てるためのドングリの木や、倉庫増設の材料となる杉木を伐っている。

そして、倉庫の増築で活用できそうにない木材は、“薪”として活用する。今年、ぼくらは家に薪ストーブを入れる予定なのだ。

もろもろ大変だが、“自分たちでなにかを一から作る”ことには楽しさがある。仕事とプライベートが混ざった忙しい“私事(しごと)”…田舎だからこそできることを体感しながら、穴水での暮らしを満喫している。

さて、能登へ移住してから、行く先々で出会う人たちに、「あら~鎌倉は良いところなのに、なんでまた!能登に移住しちゃったの~?!」っと言われることが多い。

ご存知のとおり、ぼくらバックパッカー夫婦は鎌倉出身。“都会にある小さな田舎”っぽい鎌倉は良いところで好きだが、能登・穴水町は人が“穏やか”で“優しく”、海があり山が低いことから360°ぐるっと見渡しても“スペース感”あり、ぼくらが好きな雰囲気の“田舎”だ。

最後から二番目の恋 ロケ地 鎌倉 由比ガ浜 バックパッカー 田舎旅

そんなこんなで、移住した能登でも“鎌倉”の話しは絶えない。まぁ、出身地だから当たり前だろう。そんな“鎌倉ネタ”だが、今夜から鎌倉がテレビドラマのロケ地(舞台)として、またしても大きく取り上げられる。

2012年に放送されたフジテレビのドラマ「最後から二番目の恋」が今夜(22:00から23:09) 戻ってくる。小泉今日子さんと中井貴一さん主演の『大人の青春』を描く物語だ。主に、極楽寺、由比ヶ浜、鎌倉市役所が主なロケ地だ。

最後から二番目の恋 長倉和平 中井貴一「最後から二番目の恋」で鎌倉市観光推進課長・長倉和平(中井貴一さん)が住む坂の下の家

最後から二番目の恋 鎌倉 極楽寺 バックパッカー頻繁に「最後から二番目の恋」で登場する鎌倉 江ノ電の極楽寺駅

最後から二番目の恋 鎌倉 極楽寺 バックパッカー鎌倉 江ノ電の極楽寺駅に行くと…「最後から二番目の恋」出演者のサインがあった。

この「最後から二番目の恋」ロケ地の鎌倉は2013年6月、「物的証拠が不十分」のため、武家政権が日本で初めて成立した「武家の古都・鎌倉」として世界遺産登録されなかった。これと同時期に、日本政府により、ユネスコ(国際連合教育科学文化機関)に世界遺産申請された富士山は文化財群とともに「富士山-信仰の対象と芸術の源泉」として、世界文化遺産に登録されたのだ。

最後から二番目の恋 鎌倉 極楽寺 坂の下 バックパッカー極楽寺駅から鎌倉市観光推進課長・長倉和平(中井貴一さん)が住む坂ノ下の家への途中(極楽寺の切通し)にある成就院(じょうじゅいん)からの眺め。坂ノ下の家へは、長谷駅のほうが近いかと思うのだが…

「物的証拠が不十分」とは簡単に言うと、「武家の古都・鎌倉」を表す寺院などの建造物は再建築されたという事実がある。 例えば「大蔵御所」の跡地には現在学校や家などが建ってしまっている。

鎌倉は確かに「武家の古都」ではあるが、鎌倉を世界遺産として登録してしまうと、その他世界各地が「物的証拠がなくても世界遺産に登録できる!」と考え、今後の世界遺産登録が容易になってしまうのかもしれない。それを考えると歴史的建造物の“跡地”ばかりしか残っていない鎌倉は簡単に世界遺産として認めることは難しいのだろう。

鎌倉 由比ガ浜 バックパッカー 田舎旅

実際の鎌倉とドラマ「最後から二番目の恋」は連動していたかのように、鎌倉を世界遺産に推奨し、鎌倉市観光推進課長・長倉和平(中井貴一さん)が世界遺産登録に向けて、頑張っていた。多くのひとたちが「世界遺産登録間違いなし!」と思っていただろうが、残念ながら、世界遺産の登録はされずに終わった。

最後から二番目の恋 鎌倉 御霊神社 バックパッカー 田舎旅「最後から二番目の恋」で頻繁に登場する長倉家近くの坂の下の御霊神社(ごりょうじんじゃ)

しかしながら、世界遺産として登録されなくても、東京から近い“都会にある小さな田舎”や“東の京都”としてもイメージされ、鎌倉幕府の歴史的背景から鎌倉の人気は絶えることはないだろう。成田や羽田空港から近い歴史的建造物が多い鎌倉だ。海外からの観光客数も多く、今後も大きな変化は見られないのではないだろうか。

最後から二番目の恋 鎌倉 由比ガ浜 バックパッカー 田舎旅「最後から二番目の恋」で頻繁に登場する由比ヶ浜の海岸

うちにはテレビがないので、どうやってこの番組を観るか模索中だが、鎌倉をロケ地として活用して、今回も面白おかしいドラマになることを期待したい。

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1979年1月生まれ、東京生まれ鎌倉と米オレゴン育ち。鎌倉の中学校卒業後、オレゴン州の高校と大学を卒業。現在、石川県鳳珠郡穴水町岩車在住。ソニーやPR会社で広報業務に約10年間携わり、2010年10月、ライフスタイルの選択肢を増やすべく、日本の田舎/地方を中心に、テント・寝袋・自炊道具などを担いだバックパッカー旅を開始。以後2年半にわたり旅を続ける。「テント」ベースから、2012年5月以降は「バン」ベースのバックパッカーになりバンライフ開始。2013年5月、人口約100人の限界集落 能登半島・石川県穴水町岩車に移住。現在は、「田舎への旅」と「田舎でのライフスタイル」の二つを軸に、田舎旅やライフスタイルの情報発信、都市部の人たちが能登の暮らしを体感できる「“ざっくばらん”な田舎ライフスタイル体験」の提供を行なうほか、東京のスタートアップ/ベンチャー企業、移住先・能登や静岡県の中小企業の広報サポート、地域活性プロジェクトサポートにもリモートワークで従事。また、ブログやウェブ制作、写真、執筆活動なども行なっている。移住先で自宅がある岩車の隣の地区 穴水町川尻では、シェアハウス・サテライトオフィスなど多目的・多機能の「田舎バックパッカーハウス」、そこに併設する“住める駐車場”であり長期滞在可能な車中泊スポット「バンライフ・ステーション」も運営。現在、東京の“バンライフ”のCarstay(カーステイ)で広報責任者として関わりつつも、静岡県島田市で幻のきのこ“はなびらたけ”「ホホホタケ」を生産する大井川電機製作所、石川県輪島市では国産漆だけでアート作品をつくる“芯漆(しんしつ)”の山崖松花堂などの広報を担当する。移住先・石川県穴水町岩車で育てられた牡蠣の販売もサポートする。

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