さて、ぼくは最近“葉っぱ”ビジネスで知られる徳島県上勝町にいることが多い。ここで言う“葉っぱ”とは、主に料理を彩る“つまもの”として使われているものだ。
…っと、「上勝の話題か?」と…思わせつつも、今日は上勝の隣 神山町の情報。
神山では先日、「全国4K祭り」が開催された。いわゆる“超”綺麗な映像のお祭りだ。
9月27日(金)に開催されたイベントで、既に知っている人たち多くいるかもしれないが、ネット上では未だに、その時のニュースが配信されている。(参考までに、この内容の一番下のほうにニュースを張り付けておこう)
徳島県 佐那河内村 大河原高原 4Kカメラ 一見普通の一眼カメラっぽいが…その画質はすごい! 4K Camera! It looks like just a regular SLR. View from Sanagochi son, Tokushima Pref. |
4Kとは「フルハイビジョン」の画質よりも4倍も綺麗なテレビ。イメージがわかない人もいるかと思うが…今持っているテレビで「一本一本の髪の毛が見える!」と思ったら、この4Kテレビでは、薄~い 毛「穴」から細かいしわまで、葉っぱで言えば細かい“葉脈”まで!ものすごく精細に見えるわけだ。
「そこまで綺麗な映像は必要なの?!」はともかく…
神山では、“今流行りの最先端テクノロジー”、“イベント”、“田舎の素晴らしい自然環境”をうまく掛け合わせて、“神山の取り組み”を全国へ発信している。
徳島県 佐那河内村 大河原高原からの星空 Gazing at the stars at night at Ogawara Kogen (Plateau) Sanagochi son, Tokushima Pref. |
先週、マチのコトバ徳島の打ち合わせで、神山へ行く機会があったのだが、“たまたま”イベント当日の映像の全てを制作した4Kカメラマンの石井 友規さんと出会い、当日流れた映像を見させてもらった。“綺麗”だけでは表現しきれないほど…!
これから、“超”綺麗な映像(動画や静止画)をネットにのせて、世界へ“田舎”の良さを発信できる時代になってくる。都会のビルなどを撮影するよりも、自然豊かで伝統文化が残る田舎を4Kで撮影したほうがコンテンツとしては魅力的だ。
徳島県 佐那河内村の大河原高原からの夜景 Beautiful night view from Ogawara Kogen (Plateau) Sanagochi son, Tokushima Pref. |
上勝のいろどりでも活用されているインターネットの基盤。ネットは、着々と田舎に普及してきた。ネットで、ライフスタイルは激変している。ぼく自身もそうだが、ネット上で仕事をすることができるため、ライフスタイルの拠点を、都会から田舎へ移る人も多くなってきているのだ。
ぼくは能登へ拠点を移したが、現地の人と密に連携して、これから田舎へ移住したい人たちのために、“受け皿”の体制構築もしていきたいと思う。
全国の“田舎”が現代の大きな活躍の舞台として、取り上げられるようになってきている。
田舎がメイン舞台として取り上げられる楽しみな時代になりそうな予感がする。
徳島県 佐那河内村 大河原高原 眺めは素晴らしく、夏は涼しいほうだが、正直なところ夜は風車の音がすごい Great views from Ogawara Kogen (Plateau) Sanagochi son, Tokushima Pref. but noise of wind powers is too loud |
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※以下、時事通信社からのニュース
高画質テレビ規格でイベント=徳島県神山町〔地域〕
徳島県神山町で、フルハイビジョンを越えるテレビの高画質規格である「4K」「8K」について業界関係者らが情報交換する「全国4K祭」が開催された。7月に町に進出した映像データの編集や配信を手掛ける「プラットイーズ」などが主催し、関西や首都圏で番組制作などに携わる放送関係者やメーカーの技術者ら定員100人を越える120人が参加した。
冒頭、総務省の鈴木信也衛星・放送課長は「東京オリンピックが開催される2020年には、全国各地で、競技場で観戦する客と同じように、4Kや8K放送でオリンピックの感動を共有できる環境を作りたい」とあいさつ。その後、プラットイーズが町で取り組んでいる4K放送の実証実験の状況が報告されたほか、4Kと8Kの将来像や課題について情報交換が行われた。
徳島県のケーブルテレビ普及率は88.9%で全国1位。プラットイーズの隅田徹会長によると、大容量の高速通信が可能な光ファイバー網が各戸までつながっており「西日本最強といえるネット環境で実験に最適」という。
共同主催者の月刊誌「ニューメディア」発行人の天野昭さんは「ITは東京が中心である必要はない。神山町みたいに創造的なアイデアが集まれば、どこからでも発信できる時代が来ている」と話した。(2013/10/09)
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