徳島県勝浦郡上勝町 – 映画「人生、いろどり」ロケ地をバックパッカー×クルマ旅しているところだ。ぼくら田舎バックパッカー夫婦は、晩茶の話しを聞いたあと、「神田茶の里」のエリアにある「もくもくもく」へと向かった。(前回の「神田茶の里」に関するストーリーはこちらから)
「もくもくもく」があるスポットがロケ地の一つなのだ。
「樫原の棚田」方面への上り道に入り。1分前後、クルマを走らせるとすぐに、上勝アート作品の一つで、「上勝アートプロジェクト~里山の彩生~」の一環として2007年に作られた「もくもくもく」(アーティスト: 曽我部昌史さん(建築家))がある。ちなみに、上勝町にはこの他にも、様々なアートオブジェがあるので、それらアートを巡る旅も面白いだろう。
作品の説明には…
「大量の木を束にしてつくった森の中のステージです。ステージ上に集まれば花や星をみながら宴会、ステージ下に入ると穴蔵のような部屋に望遠鏡の穴がたくさん。大量の木を使うことが無駄ではなく、森のためになるっていうことを考えました。そして、地域の方々が全力で関わってくださって、はじめてつくることができるというものです。上勝の一つの奇跡かも」
と書かれている。
【徳島県勝浦郡上勝町 – 映画「人生、いろどり」ロケ地をバックパッカー+クルマ田舎旅。アート作品「もくもくもく」周辺にはフクロウなどの彫刻作品もある】
長さが異なる垂直に立った3,000本の間伐材を活用して、作家と地域住民が共同で制作した。この「もくもくもく」は…「ん~なんだこれは…?!」っと、なんとも言えない作品。
ただ、ユニークで、「なんでここに、この木を何本も切った柱のようなものをくっつけて…これを作ったんだろうか…」「なんでこの名前なんだ…」という疑問が頭を過らせる。
しかも、「もくもくもく」という空に向かって伸びていそうな表現っぽい名前なのに、凹凸が“地面”へと向かっている。
【上勝町のアート作品の一つ「もくもくもく」。徳島県上勝町 映画「人生、いろどり」ロケ地。このうしろあたりに広場や、汲み取り式のトイレがあり、「田野々の棚田」が一望できる絶景スポットがある。「今日はここでテント泊か!?」という気持ちになってしまう。このあたり一帯は晩茶が香る「かおり風景100選」(環境省)の「神田茶の里」でもある】
上勝には、この「もくもくもく」以外にも多くのアート作品がある。「これはなんなんだ…」と考えさせるアート作品ばかり。
「もくもくもく」には、「今夜はここでテント泊か!?」と気をそそらせる、ほどよい広場があり、トイレもある。またここにフクロウなどの木彫りのオブジェが置かれている。
ここが映画「人生、いろどり」ラストシーンに出てきた、江田が家族と一緒に、もみじの木を植えた場所“江田家族の山”だ。
【徳島県上勝町 – 映画「人生、いろどり」ロケ地をバックパッカー+クルマ田舎旅。アート作品「もくもくもく」の広場で舞う。「田野々の棚田」が一望できる絶景スポットがある。こあたり一帯に晩茶の香る「かおり風景100選」(環境省)の「神田茶の里」でもある】
ちなみに、「もくもくもく」への小道を通り過ぎると、小回りを利かせてUターンできるスペースがある。
ぼくらの“動く拠点”であるハイエースワゴンGL(ファミリーワゴンC)でも進める道幅だ。(続きはこちら)
【徳島県上勝町 – かおり風景100選「神田茶(じでんちゃ)の里」。背景は「田野々の棚田(たのののたなだ)」(映画に出てくる江田家族の山へ行く途中)】
【徳島県上勝町 – 映画「人生、いろどり」ロケ地。「田野々の棚田」やアート作品「もくもくもく」へ。ハイエースでも十分走れる山道の道幅。ここが入り口。この先は軽自動車であれば入れるかもしれない】
【徳島県上勝町 – 映画「人生、いろどり」ロケ地をバックパッカー+クルマ田舎旅。神田(じでん)のバス停と併設された場所で神田茶の作業をしていたお母さん。道を教えてくれるだけでなく、晩茶をご馳走してくれ周辺のお薦めスポットも丁寧に教えてくれた】
【葉っぱの町 徳島県上勝町 山と「田野々の棚田」が晩茶の香りを囲む。ここには独特の晩茶の香りがする】
【葉っぱの町 徳島県上勝町をバックパッカー+クルマ(ハイエース)田舎旅。細い田舎道もどんどん上る (背景は「田野々の棚田」、かおり風景100選「神田茶の里」)。しかし、駐車場がない細い道が多いエリアもあるので、時には歩き散策もお薦め】
<次回の「人生、いろどり」ロケ地スポット: 映画「人生、いろどり」ロケ地 “なにかを転がしたくなる”上勝町の「樫原の棚田」へ>
<前回のストーリー: 映画「人生、いろどり」ロケ地 上勝町の「かおり風景100選」の上勝晩茶「神田茶の里」 – 二話目>
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