2011年4月1日(金) – 時間は10:40。この時間から、太陽に照る中、“この黒いやつ”との数時間の会話が始まった。
このままだとぼくも道連れで…黒く…日焼けしそうな予感だ。
彼の名は二階堂隆夫。
「二階堂さんかぁ…」中々、格好良い名前じゃないか…
「ぼくは今、鹿児島の長島からここにきたのさ。これから、ここ(天草)をぐるっとまわって、長崎、福岡に行って、帰ろうかな」と、二階堂さんはぼくらに地図を見せながら伝える。
フェリーにクルマを積んでここまできたようだ。昨日、ぼくらが「やすらぎの湯」へ行ったあと、調べていたあのフェリーだ。
「旅 何日目ですか?」と結花が尋ねる。
「わからない」と二階堂さんは即答。
この二階堂さんだが…ぼくらと同じように“わからない”ぐらいの期間 旅をしているそうで、なにか気が合いそうで、“楽しそうな旅”をしていそうだ。
「釣りを兼ねているんで… クルマでずっと天草の東海岸沿いを上に行こうと思っているんだよね」と二階堂さん。
「ここで中学生が1キロぐらいのミズイカを釣ってましたよ」と昨晩の出来事を話す。
それを聞いた二階堂さんは「一匹釣れれば、その日のおかずになるから、良いんだよね」
なにやら…会話にキレがあるというか…回答が短くてシンプルだ。
この人…釣りしながら長旅をする…強者的な旅人だ。
「ご飯は3合までの炊ける釜を持ってる。見せてあげようか?」と二階堂さんのクルマに向かうぼくら。
いきなり… “釜”を見せてもらえる関係になってしまったぼくら田舎バックパッカーと、クルマ旅人の二階堂さんだ。
旅人同士、お互いどんな旅をしているか気になる。
これは…長い付き合いになりそうだ。(続きはこちら)
<前回のストーリー『day 99 熊本県天草市牛深で…気になる“黒い旅人”との出会い』>
<次回のストーリー『day 99.2 北海道からのミステリアスな旅人のお薦めスポットは北海道の“ラオス”…!?』>
結花のブログはこちら
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