2011年2月9日(水) – ぼくら田舎バックパッカー夫婦はこれから、野生の鹿400頭の鹿と別れ、定期船で小値賀島(おぢか)へ戻る。船の出発は45分後。
野崎島の自然学塾村(がくじゅくそん)から、定期船が出港する港方面へと戻り、菊池幸紹(きくち ゆきつぐ)さんの船(ヨット)へと戻った。
野崎島に到着したときのエピソードで、菊池さんを紹介したが、菊池さんはヨットを“動く拠点”とする海の旅人“船遊人”だ。(その内容はこちらから)
菊池さんは、外に設置されたサテライトを介して、テレビを見ている。このヨットはやっぱり家だ…
住民登録一人&野生の鹿400頭の五島列島 野崎島で出会った船旅ライフスタイルを送る菊池幸紹(きくち ゆきつぐ)さん。人生…本当にいろいろな生き方があるね。野崎島にはUNESCO(ユネスコ)世界文化遺産の暫定リストに登録されている「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」を構成する教会群の一建物「旧・野首教会」がある |
ちなみに菊地さんの船(ヨット)の大きさは、横幅約5メートル、縦幅約23メートル。
船には250リットルの水を保管することができる。
冷蔵庫には、牛肉、鶏肉、豚肉、野菜など、船内にある“リビング”には、大型ストーブと、すぐに着火できるアウトドア用の小型ストーブも装備している。まだ2月で少し寒い。
五島列島 野崎島で出会ったヨットを“動く拠点”とする海の旅人・菊池幸紹(きくち ゆきつぐ)さんの船。船の外には、カジキ鮪(マグロ)から鯵(アジ)まで、釣る魚の種類によって、使い分けている5本以上の釣り竿が、セットされている。船で“豚骨ラーメン”をご馳走になった!…のだが… |
コンパクトなのに、なんでも装備している船だ。まさに“動く船の家”である。
この旅スタイル…いや、“旅だけ”ではない。
船旅とライフスタイルが混ざった“新たな生き方”のベースだ。
さぁ、小値賀行きの船の時間まであと45分弱…あまり時間がないので、港で定期船の出発を待つことに。
しかし…
菊池さんがこの微妙~なタイミングで、「お腹すいてない?」と声をかけてくれた。 (大変ありがたいことで…)正直お腹が空いているのだが、作る+食べる時間を含めると…
「ん~…微妙なタイミングだ…」
そんなこんなで…船の上で…豚骨ラーメンをご馳走になった。ヨットで食べる豚骨ラーメン!食べる雰囲気が違うと、これがまた美味しくなるわけだ。
「熱い!!」けど美味い!! これが美味しかったのだが、小値賀へと戻る定期船の時間が迫っていて、焦って早く食べたので、舌を火傷(やけど)してしまった。
お土産のスルメイカと鯵をいただいた。
野生の鹿400頭が住む五島列島 野崎島。人間がいなくて、鹿たちはのんびり優雅に暮らせそうだね |
今度どこで会えるかわからないが、連絡先を交換して、お別れした。
菊池さんの船旅の経験上、甑島列島(こしきじまれっとう)、西表島(いりおもてじま)、室戸岬(むろとみさき)も自然が豊かで良いらしい。ちなみに、西表島には、日本最南端の温泉があるそうだ。
菊池さんの“ロマンは船…船旅…船旅ライフスタイル”だ。
ぶうさんのロマンは島だったなぁ~
“ロマンか…”
さて、これから、とりあえず、小値賀島へ戻る。戻るは良いが、今日はどこに泊まろうか…久しぶりのテント泊か…?!(続きはこちら)
<前回のエピソード 『day 90.3 五島列島 世界遺産 暫定リストに登録されている無人・野崎島の“ちょっとした”歴史について』>
<次回のエピソード 『day 90.5 バックパッカー田舎旅 in 五島列島 「中川くん、飲みんしゃい」「おれ恥ずかしか!」小値賀には最高の夫婦がいる…と思う夕べ』>
ブログ村ランキング参加中!クリックをお願いします!
Please click below icon for a blog ranking
こちらクリックを!
この記事へのコメントはありません。