2011年2月5日(土) – ぼくら田舎バックパッカーは今日の午後、宇久島(うくじま)から小値賀(おぢか)に着いた。両島とも、五島列島の島々である。
小値賀についたぼくらは、交番の隣にある公園でテント泊をしようと、警察官の野田公樹さんに許可をとろうとした。
しかし…もろもろの事情から…
なんと!交番の駐車場の一角でテントを張ることになった。(詳しい事情は前回の話しを…こちら)
夕方、カラオケ「メロディー」の岩永弘子さんと出会った。
「唐揚げを差し入れてくれるって言っていたけど来てくれるかな~。いろいろ話したいよね」と待っていたが、中々来ない。ご飯を食べ終わってしまった。
21:00ごろ、テントで寝始めると、外でクルマのドアが閉まる音が聞こえ…
テントを開けると、弘子さんだった!
「やっと、お店が落ち着いたのよー」と、弘子さんが、唐揚げを持ってきてくれた。
唐揚げの美味しそうな匂いがする。2つ透明なプラスチック容器に唐揚げが5つ、サイドの銀紙にはキャベツが。おー!実に美味しそうな唐揚げの匂いだ~。
交番でテントを張ることが珍しいのか…記念に写真を撮られた。
まぁ…“普通”…そんなことをする夫婦いないな。確かに、写真を撮りたくなる…
弘子さんは、MIXIやブログをもっているので、そこに掲載するつもりなのだろう。
今日は既に夕飯を食べてしまったので、唐揚げを袋に入れ、明日、食べることにした。
そして、その後、警察官の野田さんが、ぼくらに“混ぜご飯の素”の差し入れをしてくれた。
野田さんは、ぼくらを不審人物的な扱いをするどころか、駐車場にテントを張らせてくれ、ご飯の差し入れまでしてくれたのだ。
まさに…“犬のおまわりさん”のように優しかった。
この夜、外が賑やで、数人が大声で叫びながら、歩いていた。
「なんだ~、なんだ~」と思いつつも、交番の駐車場で寝る自分。実は…この賑やかな人たちの一人と翌朝出会うことになる。
今日、夕方に小値賀に着いたが…役場で美保さん、カラオケ屋の弘子さん、交番の野田さん…と既に3人との新たな“深そうな”出会いがあった。
小値賀…この島でも、現地に根付いた田舎/地方のライフスタイルを体感できそうだ。
明日からが楽しみだなぁ~…と、交番で深い眠りに入るぼくらバックパッカー夫婦だった。(続きはこちら)
<前回のストーリー 『day 86.3 “交番”で緊迫した“テント泊”交渉…成立なるか!? 五島列島の小値賀(おぢか)で』>
<次回のストーリー 『day 87 「車を貸しちょげるから、島を回ってきたら!」と小値賀・森クリーニングの“銀一さん” ~ 交番でのテント泊により、“信用”ブランドを築いた田舎バックパッカーのぼくら ~』>
【表紙の写真: 五島列島 小値賀・駐在所の駐車場でテントを張ったぼくらに、カラオケ「メロディ」の岩永弘子さんが差し入れの唐揚げを持ってきてくれた】
【お知らせ】牡蠣<かき>販売のサポート開始! 水揚げ直後の牡蠣<かき>があなたの手元に最速翌日届く!能登半島の“奥” 石川県穴水町岩車の牡蠣<かき>を購入!鮮度抜群なので、牡蠣ならではの臭みなし!ぜひぜひ、ご注文くださいね!^^ |
【お知らせ】『田舎バックパッカーハウス』をオープン!日本初の“住める駐車場” 能登半島にある小さな田舎町<石川県穴水町川尻>にシェアハウスとオフィス、コワーキングスペース、そして、住める駐車場・長期間滞在可能な車中泊スポット「バンライフ・ステーション」も! |
この記事へのコメントはありません。