2011年1月28日(金) – 早朝5:30に起きて、福岡県小呂島を出発する準備をした。
今日、ようやく船がでる。待合所で姪浜(めいのはま)への定期船を待っていたが、まだ時間に余裕があるので、港を見に行った。
【福岡県 小呂島 早朝6:00前から漁港は賑やか。魚の分別作業中】
6:00前だというのに、小呂島の漁港は明るく、島中の人がここに集まっていて賑やかな雰囲気だった。
島田さん家族は作業で忙しそうだったが、お礼と挨拶をして、漁港の見学を続けた。(小呂島 到着初日のストーリーはこちら)
小呂島であがった巨大あんこう
【福岡県 小呂島で見た巨大鮟鱇(アンコウ)“噛む力”ってどのくらいなんだ?!痛いのだろうか…。疑問だらけな深海魚である。】
すると、かなり大きく口開け生きている鮟鱇(アンコウ)が荷台で運ばれていた。
「この世の物を全て食いつくす!」と言っているかのような、かなりどでかい鮟鱇だった。
【福岡県 小呂島で見た巨大鮟鱇(アンコウ)を動画で見る】
腕を丸ごとこの口の中に入れられるぞ…。“噛む力”ってどのくらいなんだ?!痛いのだろうか…。疑問だらけな魚である。
小呂島から次なる旅先へ
さて、小呂島を出発する。6:45発の定期船で姪浜港へと戻った。
港から、姪浜駅(めいのはまえき)まで徒歩で戻り、どでかい荷物を担いだまま、電車の中でコーヒーを飲む。
特に行き先は決めてないが…長崎県へと向かった。
佐賀県は…通り過ぎる。
途中で、手袋を失くしたことに気付いたぼくは、乾生くんに連絡をとった。
定期船の待合室で、手袋をベンチの下に落とし、後で拾おうとして、忘れてしまった。
「忙しいのにごめん!申し訳ないけど、着払いで送ってもらえますか?」と乾生くんにお願いした。
乾生くんは笑いながら「わかりました。待合所を見に行って、探してみます」と電話を切った。
しかし、残念ながら、見つからず…寒い中、手袋紛失。
お昼過ぎごろ、佐賀県の久保田駅で降りて、駅にいた工事の作業員さんに、周辺の昼食場所について聞いた。
聞くところによると、駅近くにはないそうだ。タクシー運転手さんにも聞いてみると、約15分先に、定食屋があるとのことだった。
バックパックは、重いので、「こんなもの盗む人いなだろう」と駅の待合所に置いて、歩き始める。
駅を出て、左に曲がり、線路沿いを真っすぐ行き、踏切を越えて、まっすぐ行くと、魚定食の「オルゴール」(佐賀県小城市三日月町金田1154-1、0952-72-7108)に着いた。
1050円の定食と結構高いが、定食の他、バイキングで小魚のフライ、天ぷら、サラダが食べ放題。
野菜不足のような気がしたので、2人でかなりの量のサラダを食べた。
久保田駅に戻り、この先の相知駅(おうちえき)で降りて、しばらく歩く。特に行き先は決まってない。
ふらふらと、犬がぼくらの後をついてきたが、「ダメだよ。ついてきたら~」と、先に進む。
今日のテントを張る場所は!?
「居酒屋駅」という、おもしろい名前の駅がみえてきた。この時点で、ぼくらはいつの間にか、長崎県に入っていた。
「おもしろい駅の名前だなぁ~」と思ったが…JRの駅名ではなく…ただの居酒屋で、長里駅が20~30メートル先にあった。
「なんだ…ただの居酒屋さんかぁ…」
【長崎県 「居酒屋駅」という看板の建物があった。「おもしろい名前の駅だなぁ~」と思ったが、残念ながら、普通の居酒屋さんで駅名ではなかった…】
長里駅は無人駅。JR長崎本線で、長崎駅までは、約1時間。今夜、ぼくらはこの駅の外でテントを張って、寝ることにした。
【これまでのルートを地図で見ると… (Eが小呂島。Hが長里駅)】
中にもテントを張れそうだったが、駅内はかなり煙草臭かったので、中にはテントを張らなかった。
【長崎県 長里駅となりにあるちょっとした“スペース”に…テントを…】
ここで、ご飯を作って、食べ始めた。今日はかなり寒かった…もし雪が降ったら、中に入ることにして、外にテントを張った。
そして、明日…「さて、どこへ行くか」(続きはこちら)
<前回のストーリー 『day 77 福岡県 小呂島で“漁”へ行く田舎バックパッカー ~ 昼過ぎの網“仕掛け”と夜中の網揚げ~』>
<次回のストーリー 『day 79 長崎駅前で1日リラックス ~ 桜町公園でのテント泊 ~』>
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