2011-01 Experiencing Life in Noto - 能登での田舎暮らし体験

day 71.1 石川県穴水町 『ピンチはチャンス』 ~ 家にようやく入れたが…寒過ぎでお湯がでない! ~

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
椿崎 川端さん 移住

2011年1月16日(日) − 新田信明さんの家から椿崎の家まで帰ってきたはいいが…鍵を忘れたことに気が付いたぼくら。

椿崎の管理事務局に電話することにしたが、電話番号を知らない…。

近所の川端美代江さんの家に行き、管理事務所の電話番号を教えてもらい電話をする。

管理事務局の人は、「そうですか!予備の鍵ありますよ。でもこれから除雪作業をするので、約30分後に、事務所に来てください」となった。

椿崎 川端さん

【石川県 穴水町 椿崎 近所の川端さんと記念撮影。『ピンチがチャンスよ!』と川端さん】

しばらく、川端さん宅で、お茶や干し柿をご馳走になり、お話をした。

川端さんは、地域の人たちと交流できる小さな集まりなどを企画して、椿崎の地域を元気づけたり、“つながり”を強化させようと、地域の人たちとともにイベントを実施している。

この前の足湯での交流もその一つ。

ぼくは穴水町での明るい出来事をこのサイトに記録をしているが、穴水町の人口は実際のところ減少している。

去年から今年にかけて、人口が1万人以下になってしまった。

 

ピンチはチャンス

「地域が元気になるように、そこに住む人たちが自発的にアクションをとらなければいけない。地域外の人たちがイベントを企画して助けようとすると、あまり長続きしなくなる。イベント発足者がいなくなると、これまで開催してきたイベントがなくなることもある」という。

川端さんは、この穴水町の人口減少をピンチだと考えるが、一方では「ピンチはチャンス」と話す。

「これを機に能動的に、イベントを企画、情報発信して、自分からアクションを起こすことが重要。人生受け身じゃだめなのよ」と。ぼくらもこれから頑張らなければ!

椿崎 川端さん 移住

【石川県 穴水町 椿崎 近所の川端さんと記念撮影。『ピンチがチャンスよ!』と川端さん】

さて…ぼくらは事務所に行き、鍵を受け取り、家へと戻る。事務所まで片道15分。

家に戻ると、なんと!お湯が出ない。出しっぱなしにしても、お湯が出ない。

「えー!テント泊もしてないのに、お風呂に入れないの?!」。さてどうするか…(続きはこちら

<前回のストーリー 『day 71 石川県 穴水町 雪で寒い中、家から締め出された田舎バックパッカー! ~結花はぶつぶつと…文句と勝ち誇った笑み~ 』>

<次回のストーリー 『day 71.2 石川県 穴水町での“田舎暮らし”最後の晩と「のと鉄道」主催の牡蠣祭り 』>

INAKA-Backpacker | Promote Your Page Too

 
ブログ村ランキング参加中!クリックをお願いします!
Please click below icon for a blog ranking
にほんブログ村 ライフスタイルブログへ
こちらクリックを!

 
●スポンサーリンク

 

IKU - INAKA Backpacker

投稿者の記事一覧

1979年1月生まれ、東京生まれ鎌倉と米オレゴン育ち。鎌倉の中学校卒業後、オレゴン州の高校と大学を卒業。現在、石川県鳳珠郡穴水町岩車在住。ソニーやPR会社で広報業務に約10年間携わり、2010年10月、ライフスタイルの選択肢を増やすべく、日本の田舎/地方を中心に、テント・寝袋・自炊道具などを担いだバックパッカー旅を開始。以後2年半にわたり旅を続ける。「テント」ベースから、2012年5月以降は「バン」ベースのバックパッカーになりバンライフ開始。2013年5月、人口約100人の限界集落 能登半島・石川県穴水町岩車に移住。現在は、「田舎への旅」と「田舎でのライフスタイル」の二つを軸に、田舎旅やライフスタイルの情報発信、都市部の人たちが能登の暮らしを体感できる「“ざっくばらん”な田舎ライフスタイル体験」の提供を行なうほか、東京のスタートアップ/ベンチャー企業、移住先・能登や静岡県の中小企業の広報サポート、地域活性プロジェクトサポートにもリモートワークで従事。また、ブログやウェブ制作、写真、執筆活動なども行なっている。移住先で自宅がある岩車の隣の地区 穴水町川尻では、シェアハウス・サテライトオフィスなど多目的・多機能の「田舎バックパッカーハウス」、そこに併設する“住める駐車場”であり長期滞在可能な車中泊スポット「バンライフ・ステーション」も運営。現在、東京の“バンライフ”のCarstay(カーステイ)で広報責任者として関わりつつも、静岡県島田市で幻のきのこ“はなびらたけ”「ホホホタケ」を生産する大井川電機製作所、石川県輪島市では国産漆だけでアート作品をつくる“芯漆(しんしつ)”の山崖松花堂などの広報を担当する。移住先・石川県穴水町岩車で育てられた牡蠣の販売もサポートする。

関連記事

  1. 巨大生物 日本 九州 石川県穴水町での田舎暮らし“ちょい住み”最終ストーリー ~ 次の…
  2. “でぶ+借金100万円”って大丈夫?!な大堀悟“ぼり”さん 岩車…
  3. “ざっくばらんな”田舎ライフスタイル体験初日 ~ つながりは旅か…
  4. storm in Japan sunken ship wreck 台風21号 船 沈没 穴水町 石川県 能登半島 穴水町の台風21号 岩車では船1隻沈没
  5. 穴水町 岩車 雪 anamizu iwaguruma snow 能登での田舎暮らし:“ほどよい”積雪の農産漁村『穴水町岩車』
  6. 地方 田舎 バーベキュー BBQ in a countryside Noto Anamizu iwaguruma Ishikawa 能登での田舎暮らし: “平和な日曜日”は岩車漁港で……
  7. 『毎日キャンプ』生活ができる田舎暮らし ~ 牡蠣は炭火よりも“枝…
  8. 能登での田舎暮らし:今年1度目の大雪 岩車の積雪は30~40セン…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

CAPTCHA


VANLIFE特集 バン・車に暮らすとは?

VANLIFE Feature article バンライフ 特集 車上生活 車中生活

Pickup Post

【田舎で仕事 ‐ 広報】徳島県上勝町の“葉っぱ”ビジネス『いろどり』の広報サポート ロカフレ 移住者 穴水町 能登 【メディア掲載】『ロカフレ』に登場!来年4月 穴水町移住予定の“ぼり”さんが取材 Huawai Mate 9 旅 ガジェット カメラ 【田舎でITレビュー】田舎/地方で新型スマホ『Huawei Mate9』を“ざっくり”レビュー 高津マコト, 車中泊漫画, 渡り鳥とカタツムリ 【メディア掲載】能登穴水町の長期滞在可能な車中泊スポット「田舎バックパッカーハウス」舞台の漫画「渡り鳥とカタツムリ」 スタートアップビジネスプランコンテスト いしかわ2020 Carstay 宮下晃樹 Carstay代表の宮下晃樹さん、ISICO「スタートアップビジネスプランコンテスト いしかわ2020」へ

日本初の住める駐車場・車中泊スポット「バンライフ・ステーション」併設型 シェアハウス in 能登・石川県穴水町

能登・石川県穴水町岩車の牡蠣<かき>販売サポート中!

Selling Oyster from Noto Anamizu Iwaguruma Ishikawa 能登 穴水町 岩車 牡蠣販売
能登半島地震, 石川県穴水町,能登半島 雪,能登 3月 雪,石川県 3月 雪, 穴水町 3月 雪
  1. 田舎バックパッカーハウス 罹災証明書,穴水町 罹災証明書, 罹災証明 参考,石川県 罹災証明書
  2. NHK 中川生馬, NHK Carstay, NHK キャンピングカー, 能登半島地震 キャンピングカー, 能登半島地震 カーステイ
  3. 動く美容室,動く美容サロン,カーステイ,ヘアーモス,石川県輪島市,美容室,美容トラック,キャンピングカー

車中泊スポットを探す!

vanlife RV station バンライフ 車中泊 車旅

Pickup Post

  1. 鎌倉 樹ガーデン 穴場 カフェ
  2. 旅の背景 理由 田舎旅 バックパッカー backpacker background in Japan
  3. 中津川

ランキング

人気の投稿とページ

一般人のテレビ出演、どれぐらいお金をもらえるのか?
【令和6年能登半島地震】石川県穴水町でオープン中のお店一覧と営業時間情報など(3月22日現在)
漁師直送!水揚げ直後の能登牡蠣<のとかき>最速翌日お届け!石川県穴水町岩車産の牡蠣 注文・販売!ペイペイにも対応!
day 26.8 香川県 伊吹島に三好さんと合田さんが多い歴史的背景
【田舎旅】今夜は『道の駅 やたて峠』車中泊 “茶色”の温泉350円
【令和6年能登半島地震】石川県穴水町の「田舎バックパッカーハウス」罹災証明書を入手 結果は?解体・撤去までの流れ
【能登での田舎暮らし】主婦の財布に優しすぎる 新鮮&格安スーパー『どんたく』対『江ノ島』
【動くオフィスでITレビュー】車中ワーケーション、ハンドルにハマるSurface GOが最強“車内”タブレットPC
day 70.2 漆芸作家Suzanne(スザーン)さんとClive Ross(クライブ・ロス)さんとの出会い ~ 別れるか、日本へ行くかの選択 ~
day 70.3 予想外の日本滞在約20年 「ペンキ塗りは得意、3ヶ月で輪島塗をマスターできると思った」と漆芸作家スザーン・ロスさん
PAGE TOP