2010年12月14日(火) – ぼくらは高知県の沖の島・母島(もしま)の港に到着し、現在、母島と沖の島のもう一つの町 弘瀬(ひろせ)の中間地点にある白岩岬公園にいて、ここに今日テントを張って一泊できないか探っている。
しかし、沖の島の12月はとにかく、強い季節風で…ぼくらの重い荷物を入れたテントでさえ、飛ばされそうになる勢い。
まぁ、さすがに30キロと10キロ級の荷物をテントに入れれば、飛ばされることはないが…ちょっと大げさに言ってみた。
さて、ここ白岩岬公園にテントを張ることを予定しているが、まだ時刻は16:00。
これからどうする?
キャンプ場に荷物を置いて弘瀬へ歩こうとしたが、「弘瀬にもテントを張る場所があるかもしれないなぁ…」と思ったので、重いバックパックを担いで、隣町 弘瀬の様子を見たり、テントを張れそうな場所を探しに行くことにした。
弘瀬までは、ヒッチハイクをして、おじさんの軽トラックの後ろに乗せてもらった。
「ヒッチハイクをして」というか、車が後ろから来るところを「あー、車来たよ!止まってくれないかなぁ」と「びみょーに困った顔」をして、振り向いたら、車を止めてくれたのだ。
島の人たちは優しいし親切だ。おじさんは、ぼくらを弘瀬の定期船発着所の休憩室前まで乗せてくれた。
テントを張れそうな広場が、定期船乗り場の周りにある。定期船乗り場の待合室でも寝られそうな感じだ…
テントを張る場所は、何とかなりそうだ、と思ったぼくらの次のミッションは、お風呂とシャワーだ。
まぁ、とにかく、頭がやたら痒くなってきたので、ぼくは「お金少しでも払ってでも、民家の人にシャワーを借りよう」と思い、まずは民宿などを訪ねることにした。そんな尋ね方は、今回が初めてだった。
そういう言い方にすることで、「ずうずうしさが軽くなるし、いきなり訪問してシャワーを借りるなんて、少し申し訳ない」とぼくは思った。
さすがに率直に
シャワー浴びさせてくれませんか?
と聞くのはストレート過ぎる。
まぁ、そもそも、いくら数百円を払ったとしても「民家の人に、シャワー貸してなんて聞かないだろ」と思う人が大半だと思うが…
まず、ぼくらを弘瀬まで乗せてくれた軽トラックのおじさんにも聞いたが、「ちょっと家汚ねえからよー」と断られた。
次は、民宿に行って、聞いてみよう。
OKしてくれるだろうか。(続きはこちら)
【表紙の写真: 高知県 沖の島 弘瀬の定期船待合所となりにある広場。風が強いが、今夜はここでテントかな…】
<前回のストーリー 『day 50.1 高知県沖の島 欠航ぎりぎり…船内で立っていられない…転覆しそうな風速18メートル弱の定期船の最悪な揺れ具合… ~なんとか沖の島に到着~』>
<次回のストーリー 『day 50.3 高知県 沖の島で入浴交渉中?!ぼくらの救世主『市原商店』』>
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