2010-12 Backpacking Shikoku Islands - 四国へのバックパッカー旅

day 43 徳島県 神山町から上勝町への『やばい』山越え6… 山中の『土砂崩れ』前で、見えない生き物の「荒い鼻息」

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土砂崩れ 徳島

2010年12月7日(火) – 朝5:00ごろ、テントに「落ちる雨の音」で目が覚めた。

やばい雨だ…

雨が降ると、テントが濡れて、たたむのが大変。

しかも、濡れた分、バックパックが重くなる。それに寒いので、手がかなり冷たくなる。

周辺はまだ真っ暗。結花が目覚めるところを、落ち着かせて寝させた。土砂崩れの心配もあるが…できれば、雨が止むのを待ちたい。

土砂崩れ 神山町 上勝町

【徳島県 神山町(かみやまちょう)から、山を越えて上勝町(かみかつちょう)へと行く途中。土砂崩れ手前で一泊するぼくら。「どうやら、先へは進めないようだな…」】

 

山の中にいる招かれざる珍客

結花を寝かせて、しばらく起きていると、外から「はぁ~、はぁ~」と…荒い鼻息が聞こえた。

最初は、ぼくらが足を向けている、坂側の土砂崩れ方面から聞こえてきた。しばらくすると今度は、テントの横4~5メートル先から聞こえてきた。

「何の動物だ?」と思ったが、ぼくはとにかくほんと~に眠かったので、テントの中からテント生地を軽くポンポンとたたき、なんらかの動物を追っ払った。

雨が止むのを待とうとしたが、雨は降り続いた。

ぼくら田舎バックパッカーは、8:00ごろ起きてテントの中の荷物をバックパックに積めて、外に出て、テントを畳む。

テントを拭いても濡れるばかりだったが、バックパックに詰めた。

徳島県 神山町 土砂崩れ

【徳島県 神山町から、山を越えて上勝町へと行く途中。体力の限界から仕方なく…土砂崩れ手前で一泊するぼくら。朝から、霧のせいで暗く感じるし、雨も降っている。「よし、さっさとテントを片付けよう」左奥には、土砂崩れ注意の看板が倒れていた。】

土砂崩れ 徳島

【徳島県 神山町から、山を越えて上勝町へと行く途中。土砂崩れ手前で一泊するぼくら。「なんだ、この濡れたあとは!?」】

昨日遭遇した土砂崩れの先を見たが、その先に続く道は見えない…土砂崩れがかなり長い距離続いている。

先が見えないどんでもない土砂崩れだ。一度、鎌倉の実家近所で土砂崩れを見たことがあったが、それとは比較にならないほど。

ぼくら田舎バックパッカーは、とりあえず、下ってきた道を引き返すしかなかった。

あたりの霧はかなり深く、夜よりはましだが、先が白くて見えなかった。<続きはこちら

<前回のストーリー 『day 42.4 徳島県神山町から上勝町への『やばい』山越え…5 『暗闇』で、ぼくらはどん底へと落とされる。夜道の『土砂崩れ』』

<次回のストーリー 『day 43.1 徳島県神山町から上勝町への『やばい』山越え…7 土砂道を引き返す』>

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1979年1月生まれ、東京生まれ鎌倉と米オレゴン育ち。鎌倉の中学校卒業後、オレゴン州の高校と大学を卒業。現在、石川県鳳珠郡穴水町岩車在住。ソニーやPR会社で広報業務に約10年間携わり、2010年10月、ライフスタイルの選択肢を増やすべく、日本の田舎/地方を中心に、テント・寝袋・自炊道具などを担いだバックパッカー旅を開始。以後2年半にわたり旅を続ける。「テント」ベースから、2012年5月以降は「バン」ベースのバックパッカーになりバンライフ開始。2013年5月、人口約100人の限界集落 能登半島・石川県穴水町岩車に移住。現在は、「田舎への旅」と「田舎でのライフスタイル」の二つを軸に、田舎旅やライフスタイルの情報発信、都市部の人たちが能登の暮らしを体感できる「“ざっくばらん”な田舎ライフスタイル体験」の提供を行なうほか、東京のスタートアップ/ベンチャー企業、移住先・能登や静岡県の中小企業の広報サポート、地域活性プロジェクトサポートにもリモートワークで従事。また、ブログやウェブ制作、写真、執筆活動なども行なっている。移住先で自宅がある岩車の隣の地区 穴水町川尻では、シェアハウス・サテライトオフィスなど多目的・多機能の「田舎バックパッカーハウス」、そこに併設する“住める駐車場”であり長期滞在可能な車中泊スポット「バンライフ・ステーション」も運営。現在、東京の“バンライフ”のCarstay(カーステイ)で広報責任者として関わりつつも、静岡県島田市で幻のきのこ“はなびらたけ”「ホホホタケ」を生産する大井川電機製作所、石川県輪島市では国産漆だけでアート作品をつくる“芯漆(しんしつ)”の山崖松花堂などの広報を担当する。移住先・石川県穴水町岩車で育てられた牡蠣の販売もサポートする。

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