2010年12月7日(火) – 朝5:00ごろ、テントに「落ちる雨の音」で目が覚めた。
やばい雨だ…
雨が降ると、テントが濡れて、たたむのが大変。
しかも、濡れた分、バックパックが重くなる。それに寒いので、手がかなり冷たくなる。
周辺はまだ真っ暗。結花が目覚めるところを、落ち着かせて寝させた。土砂崩れの心配もあるが…できれば、雨が止むのを待ちたい。
【徳島県 神山町(かみやまちょう)から、山を越えて上勝町(かみかつちょう)へと行く途中。土砂崩れ手前で一泊するぼくら。「どうやら、先へは進めないようだな…」】
山の中にいる招かれざる珍客
結花を寝かせて、しばらく起きていると、外から「はぁ~、はぁ~」と…荒い鼻息が聞こえた。
最初は、ぼくらが足を向けている、坂側の土砂崩れ方面から聞こえてきた。しばらくすると今度は、テントの横4~5メートル先から聞こえてきた。
「何の動物だ?」と思ったが、ぼくはとにかくほんと~に眠かったので、テントの中からテント生地を軽くポンポンとたたき、なんらかの動物を追っ払った。
雨が止むのを待とうとしたが、雨は降り続いた。
ぼくら田舎バックパッカーは、8:00ごろ起きてテントの中の荷物をバックパックに積めて、外に出て、テントを畳む。
テントを拭いても濡れるばかりだったが、バックパックに詰めた。
【徳島県 神山町から、山を越えて上勝町へと行く途中。体力の限界から仕方なく…土砂崩れ手前で一泊するぼくら。朝から、霧のせいで暗く感じるし、雨も降っている。「よし、さっさとテントを片付けよう」左奥には、土砂崩れ注意の看板が倒れていた。】
【徳島県 神山町から、山を越えて上勝町へと行く途中。土砂崩れ手前で一泊するぼくら。「なんだ、この濡れたあとは!?」】
昨日遭遇した土砂崩れの先を見たが、その先に続く道は見えない…土砂崩れがかなり長い距離続いている。
先が見えないどんでもない土砂崩れだ。一度、鎌倉の実家近所で土砂崩れを見たことがあったが、それとは比較にならないほど。
ぼくら田舎バックパッカーは、とりあえず、下ってきた道を引き返すしかなかった。
あたりの霧はかなり深く、夜よりはましだが、先が白くて見えなかった。<続きはこちら>
<前回のストーリー 『day 42.4 徳島県神山町から上勝町への『やばい』山越え…5 『暗闇』で、ぼくらはどん底へと落とされる。夜道の『土砂崩れ』』>
<次回のストーリー 『day 43.1 徳島県神山町から上勝町への『やばい』山越え…7 土砂道を引き返す』>
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