2010年12月6日(月) – 朝7:30に起床。植物は霜だらけ…
【徳島県 神山での朝。氷点下。霜が降りる。かなり寒かった…】
11:30ごろ、ぼくら田舎バックパッカーは道の駅「温泉の里;神山」を出発した。
神山町からどこへ
歩いて10分行くと、中学校の寮があった。エメラルドに透き通った、鮎喰川(あくいがわ)が流れている。
このあたりで会ったおじさんによると、中学校には、120人ぐらいの生徒がいるそうだ。
ついでに、おじさんに、これからぼくらが向かっている方向への道を聞いた。
【徳島県 神山町 道の駅「温泉の里 神山」を出発】
【徳島県 神山町を流れる鮎喰川(あくいがわ)】
ぼくらが行こうと思っているところは、徳島県東海岸沿いにある阿南の東に浮かぶ伊島。
現在、神山町(かみやまちょう)の中津にいる。
そこから南にある上勝町(かみかつちょう)へ行き、そこから東へと向かい、海岸沿いにある阿南(あなん)方面へと行きたい。
神山から最初に、東へと向かい、南へと下る滑らかな国道コースもあるが、普通の道路で、あまり“おもしろさ”を感じられない。
神山町から上勝町へ山越えするぞ
“おもしろさ”はないが、地図上、神山町から垂直に南(上勝町)へ行くと、“山越え”をしなければならないことがわかる…
しかし、そもそも、この山に“道”があるのかが、ぼくらが持っていた、地図からはよみとることができない。
このおじさんに聞いてみると、上勝町まで行ける「山越え」の道はあるらしい。
おじさんは、「とりあえず、わかりにくい道の最初のポイントまで乗せてやる」と、ぼくらを車で送ってくれた。
分岐点に着いたのは、ちょうど12:00ごろだった。
おじさんは、歩けば、「3~6時間ぐらいかかるかもなぁ…」と言っていた。
そして、「わかりにくい道が、この先に2つほどある。最初を左に行き、次を右だ。
決して、スーパー林道には行くなよと、ぼくらに言い残して帰って行った。
どうやら「剣山スーパー林道(つるぎさんすーぱーりんどう)」は、とんでもなく、長い林道らしい。
【徳島県 神山町 親切なおじさんがぼくらを途中の分岐点まで乗せてくれた】
【徳島県 神山町 「この謎の『剣山スーパー林道』一体どんな林道なんだ…どれだけ『スーパー』なのかを探りたい】
【徳島県 神山町 紅葉の季節】
山を登っている途中、峠を探している人と出会った。時刻は12:45。
彼は、地元教育委員会がつくった本「神山の峠」(というタイトルだったと思う)を持っていたが、「その本は間違えだらけで、この本を信用して、峠を探そうとしても、全然見つからないんだよね」と、笑いながらも困った表情でぼくらに話す。
【徳島県神山町 峠のおじさんの車、「どっちに曲がったら良いのか、迷う道が2つある。気をつけるんだぞ…」「頂上は標高1000メートルはある。氷点下になり、朝晩は寒いぞ」】
そして、ぼくらが上勝町へと、山を越えて歩いていることを伝えた。
すると、おじさんは…
「わかりにくい道があるから気をつけな。途中、屋根付きの休憩所 柴小屋がある。そこに着かなかったら、間違ったと思った方がいい。
まず、最初のわかりづらい道を左へ、次を右に行きなさい。あと、標高がどんどん高くなる。
上まで行くと標高1,000メートルを超え、氷点下になるから寒いぞ」「スーパー林道へは行くな」と、ぼくらに言い残した。
謎の「スーパー林道」って一体何なんだ…
「スーパー」が枕詞につくぐらいだ…きっとすごいんだろうなぁ。この先、標高1,000メートルを越えるのか… 意外と高い山だ…。
夜から朝にかけて、氷点下になるという。が、ぼくらは「その前に、山を越えますから、大丈夫ですよ」と笑いながら先へと進んだ。
【徳島県 神山町から上勝への途中の道。迫力のあるどでかい岩。落ちてこないか不安…】
その後、とにかく上りばかりで、山道は永遠と続いた。途中で見つけた、小さな滝を写真で撮ったりするなど、ぼくらは明るい気持ちで山を進んでいった。<続きはこちら>
<前回のストーリー 『day 41.1 徳島県 神山町での“氷点下テント”』>
<次回のストーリー 『day 42.1 徳島県 神山町から上勝町への『やばい』山越え…2 最初の別れ道。終わらない峠』>
INAKA-Backpacker | Promote Your Page Too
ブログ村ランキング参加中!クリックをお願いします!
Please click below icon for a blog ranking
こちらクリックを!
●スポンサーリンク
この記事へのコメントはありません。