2010年11月20日(土)– さて、これから、猪を探しに地大島へ出かけようと思う。
ぼくら田舎バックパッカーは、地大島に猪が住み着いていると聞いた。
猪は夜行性だが、山中へと入って行けば、昼間でももしかしたら山で遭遇できるかもしれないと思い、地大島で山登りを始めた。
結花はかなり乗り気で「よし、猪探検隊!」と張り切っている。
野生の猪を自分らで見つけて、見てみたい」、「野生の猪を写真に撮りたい」、「猪がどんな生活をしているのか」を見たいという単純な理由から、「猪探検隊」が結成した。
【愛媛県 八幡浜 大島の地大島の山中で…猪を探しに山中へ… 道がどんどん無くなっていく】
【愛媛県 八幡浜 大島の地大島で。猪を探しに山中へ】
イノシシ探検隊結成!
畑の横にある小道から、中に入っていった。畑の横にある道は、畑用に整備されている土の道で、かなり荒れている。
途中から道がなくなり、「こっちから来たから、こっちが海で、あっちは島の裏側か…」と自分の方向感覚を信じて進む。
とは言っても、標高100mもなさそうな場所で、島も小さい。下ればどこかの道に出る。
【愛媛県 八幡浜 大島の地大島で。猪を探しに山中へ。道が掘り起こされている山中】
【愛媛県 八幡浜 大島の地大島で。猪を探しに山中へ。竹やぶが「ミシミシ」とぶつかり合う。この音が、探検と道なき道の雰囲気をつくる】
竹林に入ると、竹が風に揺られてぶつかる音「ミシミシ」が聞こえ、不気味な雰囲気が漂う。
たまに、「あ!何かいる」と振り返ったり、辺りを見回すが、残念ながら何もいない。
道には、どこにでもいる緑と黄色のしま模様のクモが沢山いる。クモには悪いが、枝でどかしながら道なき道を進むぼくら田舎バックパッカー。
【愛媛県 八幡浜 大島の地大島で。猪を探しに山中へ… 道なき道に入ると、この緑と黄色の縞縞模様のクモが沢山出現する】
猪の気配は感じられる。進む道は、獣臭い匂いで充満していて、たまに猪の糞も転がっている。
ぼくらが進む道はかなり荒れていて、猪が通った後も多くある。
ぼくらはお風呂に入っていないとき頭が痒く臭くなる…が、昨日は民宿でお風呂に入れているので、ぼくらの臭いではないことは確か。
猪がどれだけ危険かわからないが、とりあえず探す。
「基本、こっちが威嚇しない限り、獣は襲ってはこない。お互い驚き、離れて行く」と思っている。
【愛媛県 八幡浜 大島の地大島で。猪を探しに山中へ…道は猪に荒らされていて、獣臭い匂いが漂う】
【愛媛県 八幡浜 大島の地大島で。今夜、猪探しへ戻ってくるぞぉ】
【愛媛県 八幡浜 大島の地大島で。猪を見たがる結花】
ぼくら田舎バックパッカーはおそらく頂上と思われるポイントまで行った。これ以上、上へは登れない。
残念ながら、猪は見つからず…。しかし、ここで諦めるわけにはいかないぼくら。
「よし!猪は夜行性だから、また夜にでもここにくるか」と、ぼくらは山を下り、民宿の方向へと戻った。<続きはこちら>
<前回のストーリー 『day 34 愛媛県八幡浜 大島のおばあちゃんと犬の“ミカン”』>
<次回のストーリー 『day 34.2 愛媛県八幡浜 大島で楽しそうに魚釣りを楽しむ90歳の“釣りガール”』>
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