2010年11月18日(木) – 昨日からお世話になった田中政利(たなか まさとし)さんは今日、葬式に出るため四国本土へ行く。
早朝の船で怒和島(ぬわじま)を離れるので、お別れの挨拶をしに、わざわざぼくらの宿泊先まで出向いてくれた。
田中さんに加え、奥さんがご親切に昨日の夕飯の残りや味噌汁を、朝食に食べてねともってきてくれた。
今考えると、もう少し、怒和島に滞在すればよかったかなと振り返る…
田舎バックパッカーが怒和島小学校に訪問
【愛媛県 怒和島 怒和小学校 砂田校長先生】
さて、ぼくらは午前中、怒和小学校に行った。
昨晩、「私に紹介されたと言えば、きっと、小学校を見学させてくれるよ」と、田中さんが言っていた。
校長の砂田孝夫さんに事情を説明し、校内ツアーをしてもらった。
【愛媛県 怒和島に関する「怒和小だより」】
砂田さんは2010年4月に怒和小学校の校長に就任。
怒和島に来るまでは、別の学校で教頭をしながら、理科を教えていたそうだ。怒和小学校には、計6人が在校、1年生と2年生はいない。
【愛媛県 怒和島 「怒和小学校の四季」】
怒和島では、故郷を捨てない教育がされているように思えた。
怒和小学校には畑体験、釣り、料理体験ができる、島や地方ならではの自然を活用した社会科の授業があり、畑の耕し方、農家の暮らし方、魚釣り、これら自然食の調理方法など、自然と向き合った生活スタイルを学校で体験できる。
ぼくが行った鎌倉の小学校にはこのような授業はなかった。
山を探検したり、山中でウルトラマンごっこなどをしたことはあったが、学校の授業の一環として、自然と向き合う場面はなかった。
【愛媛県 怒和島 怒和小学校内の故郷への想いを大切にする「ふるさとコーナー」】
小学生のころ、誰でも、今後の生活スタイルについて理解することは難しいと思うが、故郷を離れ時間が経つにつれて、この体験の良さがわかってくるのだと思う。
【愛媛県 怒和島 怒和小学校 「夢大切に!」北極点単独徒歩 日本人初 到達・河野兵市さんからのメッセージ】
おそらく、ぼく自身、ボーイスカウトの自然の中での経験がなければ、このような冒険をやってみようと思わなかったかもしれない。
こんな冒険や田舎暮らしをしたいと思ったとき、昔学んだ自然での経験が、頭の片隅に置かれていることで、ふっと「あのころに戻ってみよう」という発想が生まれる。 <続きはこちら>
<前回のストーリー 『day 31.7 愛媛県 怒和島 田中さんの家で食べる、飲む ~「故郷を捨てる教育」とは…~』>
<次回のストーリー 『day 32.1 愛媛県 怒和島 学校訪問第3弾: 愛媛県 怒和島 怒和小学校の『集合学習』と『故郷を知る教育』>
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