2010年11月15日(月) – この日は、一日中だらだらと寝ていた。興居島の天気は良く、久しぶりによく寝てしまった。
実は今朝、朝食を食べて、また寝てしまったのだ。
【興居島 相子ヶ浜海水浴場】
ようやく起きて、ぼくら田舎バックパッカーは商店へと行った。
(銭湯や温泉がないことは知っていたが)商店の店員さんたちに、どこかでシャワーを浴びることができないか聞いた。
すると、「栄子さんに聞けば、近くの公民館を開けてくれるかもしれないわよ」と栄子さんに電話してくれた。
この噂の「栄子さん…」、そういえば昨日、海水浴場までぼくらを乗せてくれた弘正寺の住職も「栄子さんが…」と話していた。
何かと、興居島住民の口から、「栄子さん」が出てくる。栄子さんって一体誰なんだ?
商店の人に聞いてみると、「栄子さん」は、ぼくらがテントを張っている山田商店のオーナーだということがわかった。
島の世界では、みんながみんなを知っていて、すぐにつながる。
連絡をとってくれた店員さんが、栄子さんのところまで車で送ってくれた。
【興居島 テントを張った相子ヶ浜海水浴場の山田商店。机に置いてあるのはぼくらのバックパック】
果たして今日はシャワーを浴びれるのか…
公民館には、シャワーがある。栄子さんがそこを開けてくれれば、ぼくらはシャワーを浴びることができる。
車で公民館に到着。そして、栄子さんが公民館にやってきた。足が悪いのか、少しびっこを引いて歩いている。
彼女の名前は、山田栄子さん。「昨日、タイから帰ってきたのよ。あなたたちちょうど良かったわね」と栄子さん。
16歳のころから毎年、相子ヶ浜海水浴場の山田商店に遊びに来ている子が、山田さん夫妻をタイ旅行に招待してくれたそうだ。
この彼は現在、45歳。食材の輸出入をしている会社の重役をしていて、タイにいるそうだ。
さて、公民館のシャワーだが…、
栄子さんは、公民館に来てくれたがドアの鍵を持っていない。違う人がもっているのだ。
栄子さんが「うちにいらっしゃい」と家まで連れてってくれた。すると、「ここでシャワーを浴びていいよ」と、栄子さん宅のシャワーを使わせてもらった。
シャワーを浴びさせてもらい、しばらくすると娘さんが帰ってきた。
興居島や栄子さん家族の仕事についてなど、しばらく山田栄子さん、栄子さんの旦那の享(すすむ)さん、娘の広恵さんとの会話を楽しんだ。<続きはこちら>
<前回のストーリー『day 28.3 愛媛県 興居島 「さぁ、ビールだ」 ~スクーターを貸してくれた萩野さんとの出会い~』>
<次回のストーリー『day 29.1 愛媛県 興居島ミカン ~農家の工夫。農家の後継者不足、日本の農作物は無くなるのか…~』>
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