能登・穴水町岩車(石川県) – 昨日の台風はすごかった… 能登半島のほうは暴風がメイン。(昨晩の暴風状況はこちら)
一時、暴風による揺れで、大袈裟ではあるが、「お願いだから(自宅の)1階と3階を分裂させないでね」と思ってしまった。
台風上陸前、徳島県のつまものの“葉っぱ”で有名な上勝町(かみかつちょう)の友人が、町内にある勝浦川の氾濫状態の様子を動画で送ってくれた。
今回の台風21号、能登にも上陸。他人事ではない。
そんな事前のメッセージから、能登のほうも、雨がひどくなるかと思いきや、雨は大したことがない。
しかし、風がとんでもなかった。風速最大35メートル。「そんな暴風、滅多に感じられない!」と、なんでも体感したいぼくは5~10分ほど外へ出たわけだが…
自宅がある岩車の村は海岸沿い。風と海水が、飛んでくる、飛んでくる… 50メートル手前まで行ってみたが、水しぶきで顔が痛い!
昨晩 載せた空き家の商店「宮谷内酒店」の2階に設置されていた看板は地面に落ちていた。
外観の状態から、この空き家は岩車で一番劣化が激しい。今後、どうなることやら…取り壊すならそろそろ。
昨晩、一隻の船が上下左右に大きく揺れていて、「こりゃ、早朝まずいことになるんじゃないかなぁ」と思っていたわけだが、朝、漁港へ行くと、船が無い!
みんな、「どこかへ行ってしまった!飛ばされたわ!」と、風で船は漂流したかのようなことを言っていたが、沈没しているではないか!
一部船には瓦礫(がれき)がのり、それを下ろしている。
水揚げした牡蠣を保管している漁港エリアにも瓦礫が漂着。
一部、船はあげていたが、横たわってしまったので、6~7人の力で海へと滑らせた。
岩車にある住吉神社敷地内にある木の枝が折れて、民家の玄関へと吹き飛ばされていた。もう少しで、窓やドアに激突。
灯油タンク用の小さな囲い小屋は飛ばされていた。
風が吹いた方向へ稲は斜めに倒れている。これだと、稲刈り機で刈りにくいのかな…
一時的な停電もあった。一部の家では朝まで停電が続いていたようだ。
能登半島の小さな村 穴水町岩車の被害は、大阪などと比べると、そう大した事なかったのかもしれない。
これから冬の牡蠣の時期に入る能登・穴水町。冬の「穴水ならでは」の特産物『牡蠣』の状態が心配である。
現在、“動く拠点”ハイエースは、窓ガラスが割れている状態。そして、“動く拠点”の上にはソーラーパネルを積んでいる。
割れているガラスにはテープを貼っているが、外に出していたら、昨日の風で、突き破られて、雨水や海水、ゴミが入り込んでいたことだろう。
キャリアに積んでいるソーラーパネルもどうなっていたことか。
「災害時、“動く拠点”があればなんとかなる!」とは思うものの、あれだけの暴風だと、こういったキャンピングカーも大惨事になる。
海沿いの漁村、普段は景色が良いが、こういった天気に見舞われると、大変なことになると感じた夜だった。
穴水町の中居湾沿いの道路249号線の木々。元々 木は道路に倒れ掛かっていたが、今回の台風21号でより道路地面に近づいた。
自然が多い田舎、台風21号の影響で、これら“自然”が、どんな状態になっているのか確認が必要そうだ。
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