Akita - 秋田県

【田舎旅】今夜は『道の駅 やたて峠』車中泊 “茶色”の温泉350円

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道の駅 やたて峠 roadside station yatate toge hill akita odate

9月30日(土)から東北エリアにいる。

結花と結生を青森へ送り、ぼくは青森へのクルマ旅の途中、気になったスポットへと再び戻る。

5~6日後には結生をピックアップして、能登への旅を楽しみながら戻るので、「戻る」と言っても、さすがにそんな遠くへと戻るつもりはない。

秋田北部へと再度もどり、国道7号線沿いを田舎旅をする。

 

道の駅 やたて峠

さて、昨日から活用しているのが秋田県大館市の『道の駅 やたて峠』。天気がよくないので、あまり動く気にならないところ…

敷地内にある旅館『大館矢立ハイツ』も道の駅となっていて、そこの温泉や食堂などを活用することができる。

道の駅 やたて峠 roadside station yatate toge hill akita odate

東北への旅、「道の駅 やたて峠」は“落ち着いて”仕事もできるお薦めの車中泊スポット。

この時期だからだろうか、クルマ旅人も少ない。

道の駅 やたて峠 roadside station yatate toge hill akita odate

1日目の夜、日曜日だからか、19:00前後まで駐車場は混み合った。

だが、その夜、見かけたのは、岡山県から「道の駅 やたて峠」まで約1週間ぐらいでたどり着いたと話していた自転車旅人と、一台のバンのみ。

静かな車中泊スポットだった。

この岡山からの旅人、どうやら毎日100キロ近く走り、テントは持たず、基本、マンガ喫茶メインで寝泊まりしているそうだ。

この日、時計はすでに21:00を回っていたが、青森市へ走ろうとスタンバっていた。町へでて、マンガ喫茶を探したいようだった。

昨晩は、以下にも書いているが、矢立ハイツ内食堂で枝豆をおすそ分けしてくれたおじさんのワゴン車と、他数台のみの静かな車中泊スポットとなった。

「道の駅 やたて峠」は落ち着ける場所だけではない。

「道の駅 やたて峠」内にある「大館矢立ハイツ」には温泉や食堂もあるので、旅人にとっては嬉しい道の駅となっている。

「道の駅 やたて峠」の温泉入浴代金は350円、朝は温泉付きで、バイキングの朝食セットを900円で楽しむことができる。

道の駅 やたて峠 roadside station yatate toge hill akita odate

朝からスカッとしたいときは、温泉もついてくる朝食セットがお薦めだ。

「道の駅 やたて峠」の温泉に入ったのは、日曜19:30頃。

週末で日曜日という背景からか、約20人前後で、温泉内は混雑していた。

シャワーで体を洗うところには、温泉利用者が持ち込むお風呂セットが置いたままとなっていて、そこには若干、座りにくい状態となっていた。

まぁ、だが、温泉利用者の共有スペースだ。気にせず、座ればいいことだろう。

温泉は、鉄分が多い泉質で、水は濃い茶色。肌や体の痛みをとる効果があるそうだ。

実際、温泉に入ってみると、その効果がわかる。


能登から青森まで、約1.5日で約830キロ近く運転し、その疲れで、右の背筋の一部がポコッと腫れて痛んでいたが、その痛みもとれた。

「道の駅 やたて峠」の食堂では、秋田県の郷土料理「比内地鶏(ひないじどり)きりたんぽ鍋」も食べられる。きりたんぽ鍋は1000円で、こちらもお手頃価格。

鍋は醤油ベース。正直、比内地鶏の味は「普通の鶏?!」という印象だが、その鶏の出汁がきいて、美味しい鍋料理だ!

道の駅 やたて峠 きりたんぽ鍋 roadside station yatate toge hill akita odate

きりたんぽ(切蒲英)は、粳米を竹輪のように杉の棒に巻いて、その巻き付けたもち米を焼いたもの。

きりたんぽは、秋田県の郷土料理。

これからは「鍋」の季節に入るので、鍋の美味しい具材の一つになる。

今週末、大館市は『本場大館きりたんぽ祭り2017』を開催し、きりたんぽを大々的にPRする。

いま、その「本場大館きりたんぽ祭り2017」へ行こうか、迷っているところなんだよね…

道の駅 やたて峠 roadside station yatate toge hill akita odate

「きりたんぽ」を食べた後は、コーヒーを飲みながら“ちょい”仕事モード。

最近、ほとんどの道の駅には、Wi-Fiが完備されているので、言うまでもないが、「道の駅 やたて峠」にも、もちろんWi-Fiが飛んでいる。

「道の駅 やたて峠」の駐車場には、道の駅Wi-Fi、矢立ハイツ内には、フレッツのWi-Fiに接続することが可能。

1時間ごとに再接続する必要があるが、問題なく接続することができる。

道の駅 やたて峠 roadside station yatate toge hill akita odate

矢立ハイツに出入りするお客さんは親切で良い感じ。

温泉に入っているとき、一人のお兄さんが親切に地元情報を教えてくれたり、夜、コーヒーを飲みながら、仕事をしていると、おじさんが「頼みすぎてしまいました。食べてもらえませんか?」と、一皿余った枝豆をおすそ分けしてくれた。

道の駅 やたて峠 roadside station yatate toge hill akita odate

翌朝、おじさんと「道の駅 やたて峠」の駐車場で出会った。彼もここで車中泊をしていたそうだ。

「東北でなにを?」と聞いてみると、城巡りをしているそうだ。

旅にはいろいろな目的があるもんだね。

追加情報だが、面白いことに「道の駅 やたて峠」には「ドローン禁止」と書かれている。

最近、ドローンを飛ばす人が増えているのだろうか。このサインを見るのは初めて。

おそらく、ホテル施設や露天風呂が、すぐ近くにあるからだろう。

道の駅 やたて峠 roadside station yatate toge hill akita odate

最後に…

矢立ハイツのスタッフはそこまでフレンドリーではなく、薄暗い印象だった。

支払時、スーツ姿のスタッフの男性に、こちらから「ご馳走様でした」と伝えたが、彼からは「ありがとうございました」の一言もなかった

また、支払いはクレジットカードで済ましたのだが、その場合、領収書を発行してくれない

これは初めての経験。仕事の都合上もあり、何度かお願いしたのだが、特に大した理由なく、断られた。その点、個人事業主、ビジネスマンは気を付けたほうが良いだろう。

「道の駅 やたて峠」は、全体的な中身は良かったのだが… 最後のその点に関しては『残念…惜しいなぁ…』と感じてしまった。

明日、天気が回復しそうなので、次へと進もう…

普通の雰囲気の旅館の食堂。料理は美味しかった。

道の駅 やたて峠 roadside station yatate toge hill akita odate【きりたんぽ鍋には比内地鶏も入っている】

道の駅 やたて峠 roadside station yatate toge hill akita odate【道の駅に併設されている旅館「矢立ハイツ」】

道の駅 やたて峠 roadside station yatate toge hill akita odate【道の駅/矢立ハイツ内の入り口付近には、お土産コーナーやソファ、テレビが設置されていて、ここでくつろぐことも可能だ】

道の駅 やたて峠 roadside station yatate toge hill akita odate

道の駅 やたて峠 roadside station yatate toge hill akita odate【秋田杉で作られたこういったお弁当箱なども販売している。ちと高いが、自然な木の器は好きだなぁ】

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夜、クルマへと戻り、発泡酒ならではの“薄さ”に“薄い”ホップを感じた「サッポロ 麦と東北ホップ The gold 薫る夏」で1日を終えた。

“薄い”とは言うが、この発泡酒は美味しいよ。夏限定だったようで、すでに製造は終了している。

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1979年1月生まれ、東京生まれ鎌倉と米オレゴン育ち。鎌倉の中学校卒業後、オレゴン州の高校と大学を卒業。現在、石川県鳳珠郡穴水町岩車在住。ソニーやPR会社で広報業務に約10年間携わり、2010年10月、ライフスタイルの選択肢を増やすべく、日本の田舎/地方を中心に、テント・寝袋・自炊道具などを担いだバックパッカー旅を開始。以後2年半にわたり旅を続ける。「テント」ベースから、2012年5月以降は「バン」ベースのバックパッカーになりバンライフ開始。2013年5月、人口約100人の限界集落 能登半島・石川県穴水町岩車に移住。現在は、「田舎への旅」と「田舎でのライフスタイル」の二つを軸に、田舎旅やライフスタイルの情報発信、都市部の人たちが能登の暮らしを体感できる「“ざっくばらん”な田舎ライフスタイル体験」の提供を行なうほか、東京のスタートアップ/ベンチャー企業、移住先・能登や静岡県の中小企業の広報サポート、地域活性プロジェクトサポートにもリモートワークで従事。また、ブログやウェブ制作、写真、執筆活動なども行なっている。移住先で自宅がある岩車の隣の地区 穴水町川尻では、シェアハウス・サテライトオフィスなど多目的・多機能の「田舎バックパッカーハウス」、そこに併設する“住める駐車場”であり長期滞在可能な車中泊スポット「バンライフ・ステーション」も運営。現在、東京の“バンライフ”のCarstay(カーステイ)で広報責任者として関わりつつも、静岡県島田市で幻のきのこ“はなびらたけ”「ホホホタケ」を生産する大井川電機製作所、石川県輪島市では国産漆だけでアート作品をつくる“芯漆(しんしつ)”の山崖松花堂などの広報を担当する。移住先・石川県穴水町岩車で育てられた牡蠣の販売もサポートする。

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